卵の茹で時間
ヌチャナートが卵を茹でていた。卵を茹でている間ヌチャナートはなにか別のことをやっている。
どうやって茹で加減がわかるのか?
とにかく、適当な時間に戻ってきて卵を取り出す。
そうするとちょうどよい半熟卵が出来上がっている。
「日本の卵は茹でるのに時間がかかるわ。タイの卵はすぐに茹で上がるわ」
そんな馬鹿なはずはない。
タイでは軍鶏の赤い殻の卵が多い。日本は白色レグホン?という鶏の白い殻の卵が多い。
鶏の種類で多少は蛋白質の組成が違うから、茹で上がる時間が異なることも考えられる。
しかし目に見えて顕著な差はないはずだ。
ヌチャナートは経験で日本の卵の茹で時間は長くかかることを知っている。
何が茹で時間の差になっているのか考えた。
タイでは卵を冷蔵庫に保管しない。みんな常温で保管している。
日本でもちょっと前までは卵の常温保管が常識だった。
ウチでは卵を常温保管している。
タイの常温と日本の常温では気温の差が大きい。
夜になって涼しくなったなと思ってもタイでは30度はある。
日本では30度と言えば熱帯夜だ。こんな夜は一年に何度もない。
暖房を施した日本の部屋の温度は28度くらいだ。
冷暖房のない時期は20から25度位なのではないか?もっと低いかもしれない。
タイでは既に温かい卵を茹でるから、日本より茹で時間が短くてすむのではないかな?
鶏の種類によって茹で時間に差はないはずだ。
「タイの卵は日本の卵より温かいから茹で時間が短くてすむのだよ」
こう説明したらヌチャナートも納得したようだ。
2007/9/23
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