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2007年10月30日 (火)

祭の焼鳥

タイのお祭りに出かけた。ここでは多くのタイ人に出会える。
ヌチャナートは母国語で自由に話が出来るので嬉しそうだ。
テント村ではタイ料理を売っている。まるでタイの屋台が並んでい
るようだ。明るい昼間は周囲のお馴染みの風景が目に入るので、
ここは日本だと思ってしまう。
暗くなり、テントに灯りがともると、目は明るい場所に神経が集中
する。夜になって見るこの光景はタイだ。タイの屋台と同じだ。

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焼鳥が売れている。もうもうとあがる煙とタイの臭いに客が引き寄
せられていく。タイの音楽と踊りがステージで披露されている。
ステージの前に数人で陣取っているが、ヌチャナート達はステージ
なんて一瞥もしない。タイのビールを飲み、タイの飯を食い、タイ人
とお喋りをしている。
ステージを見ているのは日本人で、タイ人はお喋りに興じている。
日が落ちて寒くなった。長いことビールを飲み続けていた
ヌチャナートがトイレに立ち上がった。ヌチャナートはやっとこれで
帰宅する気になったようだ。
誰かがヌチャナートの鞄に何かを突っ込んだ。
鞄からはやたらとタイ料理の臭いがしている。何が入っているのか
鞄をあけたら焼鳥だった。翌朝これを温めた。グリルで温めたので
焦げ目がついた。

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家庭という落ち着いた場所で食べるとこの焼き鳥は甘過ぎる。
ヌチャナートには不評だ。昼間のお祭騒ぎの中で煙のにおいを
嗅ぎながら食べているぶんには旨い味だ。同じ味でも場所と雰囲
気で旨さが違ってくる。

コロンビア駐在中に飲んだ酒を思い出した奴がいる。
今度、コロンビアに出張する奴に、土産に酒を頼んだ。
「せっかくだが、コロンビアで飲んだ旨さがないな。この酒も日本で
飲むとただの酒だ。やっぱり、かっと照る太陽の下で飲むから旨い
んだよな」と俺にしみじみ語った男がいる。

タイの料理も同じだ。あの暑さの中で食べるからいいのだ。
薄汚い屋台だけど、旨い物を食わせる店がある。
笑顔が可愛い女の子が作ってくれる屋台に行く。二言三言、会話
をして冷たいビールを注文して、料理ができてくるのを待つ。
ールを飲みながら料理を食べる。
あの女の子の料理もタイだから旨い。日本で食ったら旨くないのだろうな。

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2007/10/29

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