しらす干しをタイ人が
しらす干しを中華鍋で炒っている。この玩具のように小さな中華鍋
は100円ショップで買ったものだ。俺はこんな鍋は使えないと思って
いた。ヌチャナートはこれを見て
「あら、いいわね。買いましょうよ!」と言う。
どうせすぐに捨てることになると思ったのに、ヌチャナートはこれを
使いこなしている。なにしろ鍋が小さいので、絶対に料理を作り
すぎることがない。料理が少ないから食べすぎを防ぎダイエット
にもなる。食べ残すことがないから食材が無駄にならない。
小さいから鍋を洗うのも簡単だ。
ダイソー賛歌みたいになってしまったが、俺はダイソーの回し者
ではない。
しらす干しの話に戻さなくてはいけない。
しらす干しを炒りながらヌチャナートは言う。
「これってサミイが好きな料理よ」
多分、以前はしらす干しでなくて小女子を使ったあの料理だろう。
しらす干しを唐辛子と一緒に炒って味付けをする。そうすると酒
のつまみになる。辛味があって酒にはぴったりだ。
出来上がりをすぐに食べるより、ちょっと置いておく方が旨くなる。
皿に盛って暫くすると、しらす干しの水分が更に飛んで身が
カリカリする。もう少し長めに炒ったら同じ効果がでるのかも
しれない。
小女子よりもしらす干しの方が骨が柔らかいので食べやすい。
しらす干しを大根おろしの上に乗せて醤油をかけて食べるのも
旨い。これはご飯のおかずであって、酒の肴にはならない。
酒と一緒にしらす干しを食べるなら、絶対にこっちに軍配が
あがる。インドネシアにも同じような料理があるから、これは
東南アジア一帯に共通な料理かもしれない。
しらす干しをタイ人が調理するとこんな料理になる。
2007/10/11
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