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2007年11月13日 (火)

ノムチン、汁がけ素麺

ノムチンというのはタイ人が好きな麺料理だ。日本で言えば駅の
立ち食い蕎麦みたいなものかな?
ちょっと腹が減るとノムチンを食べる。忙しくて飯を食っていられ
ない時はノムチンをさらさらっと食べる。そんな感じかな?
ノムチンを食べられる場所はあちこちにある。
タイ人にとってノムチンの位置づけはなんとなく想像できると思う。
味は店によっていろいろだ。旨い店もあるし、そうでない店もある。
好みの味の店もあるし、ちょっと考えちゃう店もある。
多種多様な味がある。麺は日本の素麺と同じ。麺の味とかコシ
の強さなんてあまり気にしない。
ノムチンを食べ続けているタイ人は麺にこだわりをもっているかも
しれないな。ヌチャナートはこの素麺は旨くないけど、あの素麺は
歯ごたえがいいなんて言っている。とりあえずは麺の味は同じと
しておこう。この素麺にかける汁によって旨さと好みが変わる。

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蒸した鯵の身を指で取っていた。何をするのかと見ていると香草
と一緒に鯵を臼で叩き潰している。叩き潰した香草入りの鯵を煮始
めた。ココナツクリームを入れて味見をしている。
「あら、美味しいわよ。味見してよ」
無理やり味見をさせられた。ちょっと魚の臭いがあるが、良い味が
でている。それからまた何かを加えてぐつぐつ煮ている。
「美味しいから味見しなさいよ」
タイで食べるのと同じ味がする。
「これはタイの味だね」
「そうよ」
毎日、毎食タイ料理を食べていると、あんまりタイ料理という気
がしてこない。普通の料理、普通の味と感じる。味噌汁、沢庵で
飯を食う感覚と同じになる。でも今日のノムチンにかける汁の味
は違う。タイの屋台で食べる味を彷彿とさせた。
なんだか懐かしい味のような気がする。素麺を器にいれて、この
汁をぶっかける。屋台の店では上品に静かに汁をかけるなんて
ことはやらない、いきなりぶっ掛ける感じだ。
この汁の上にミントの葉、長ネギなどの野菜を載せる。
全体をかき混ぜる。素麺に汁をたっぷりからませて食べる。
最初のうちはちょっと辛くて美味しいと思って食べる。
ちょっと辛い汁と一緒に素麺がつるつるっと喉を通り抜ける。
そのうちにだんだん辛くなって汗が噴出してくる。
汗を拭きながらノムチンを食べる。素麺は食い終わったがまだ
汁が残っている。残った汁に素麺を入れる。
そうすると麺も汁も一緒に空っぽになった。今日はタイ料理を
食ったような気がした。いつも食っているのはタイ料理ではない
のか?確かにタイ料理だ。でもウチに定着した味だからタイ料理
ではなくてウチの料理だ。今日のノムチンはタイの人々、タイの
暮らしを感じさせる味だから別格だ。

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2007/11/12

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