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2007年6月29日 (金)

ポークソティとセロリのスープ

主婦として旦那の好きな食べ物を作ってあげたい。
そうかと言って、いちいち旦那がなにを食べたいか考えるのも面倒だ。
それで旦那に「今日は何を食べたいか?」聞く。
聞かれた俺も考えるのが面倒だ。P1010234pct13
「なんでもいいよ」と答える。冷蔵庫から豚ロースの厚切りだした。
「これでいい」
「うん」
「どうやって食べる?」
「・・・・・」
「あれする?これする?」
本当は料理の名前をタイ語で言ったのだが、なんと言われたのかわからない。
適当に「うん」と答えておいた。「うん」と言っておけば、なにか料理がでてくる。
返事をしなければ夫婦喧嘩になる。、ヌチャナートが怒る。

「スープはどう?」
「欲しいな」
どんな料理がでてくるのかわからない。すべてヌチャナートにお任せだ。
任せておいても大丈夫なのだ。いつも美味しい料理を作ってくれる。

「できたわよ」
食卓を見て驚いた。ポークソティが出ている。
ポークソティはタイでもあるだろうが、そんな料理を見た記憶がない。
豚ロースをタイ風に味付けしてフライパンで炒めたポークソティは絶対にあるはずだ。

今日の豚ロースは塩胡椒で焼き上げた単純な西洋風味付けだ。
肉を皿に盛るのも西洋風だ。ここまでは想定内だからそれほど驚かない。
驚いたのは皿にはナイフと割り箸がのっていることだ。
こんな組み合わせはタイでも見たことがない。

タイの食事はフォークとスプーンで食べる。
麺類がある時は中国風の箸を使う。
ナイフを食事に使うことはない。肉を切り分けるにはスプーンをナイフのように使う。

ヌチャナートはナイフで肉を切り箸で食べればいいと考えたのだろう。
もうおかしくて奇妙な組み合わせを注意する気にもならなかった。
黙って出されたものを食べた。
いい塩加減でおいしく焼けている。
ナイフとフォークで出したなら西洋人はこの料理をごく当たり前の食事として受け入れ
る。

スープは薄いトマトスープをベースにした、セロリが沢山はいったスープだ。
柔らかく煮込んだセロリが好きだ。
スープを入れたボウルにはステンレスのレンゲが入っている。
このレンゲはタイで調味料を買った時についてくるおまけの品だ。

俺は商品よりもおまけを見て買う。
これからの季節、冷たい飲料にくだらないおまけがついていることが多い。
コーラを買おうと店に入り、ジュースにおまけがついていたらジュースを買う。
この調味料も、スプーンのおまけがあるからを買ったというのが正しい。

おまけ付きの調味料で味付けしたこのスープも西洋人が受け入れる味だ。
タイの香草が入っていないのでタイ料理特有な香りがない。
今日の飯は完全に西洋風な味付けになっている。
西洋風にナイフとフォークを皿の両脇に並べ、スープから順番に食事を出せば完全に西洋料理だ。
毎日、タイ料理ばかりでは旦那が気の毒だと思って作ってくれた料理だ。
ごくごくたまに、こんな料理がでることもある。

2007/6/28

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2007年6月28日 (木)

暑くなってきた

毎日、美味いと言いながら魚を食べている。そろそろ飽きがきた。
「魚の開きも飽きがきたね」
「そうね」
甘塩のサバの開きが安かった。
一箱丸ごと買わなくてはいけない。
大量に買っても食べきれない。
どうしようか、迷った。

「大丈夫よ。干しておけばいいのよ。」
ヌチャナートはサバの開きを買った。
家に帰ると、さっそくサバに少し塩を振りかけて塩分を強くして乾かした。
手早く処理をしないと味が落ちる。
こうやって干しておくと、腐らない。
干し網からサバをとっては焼いて食っていた。

開きでも丸干しでもいいから、今度は生の魚から塩干物を作りたくなった。
「今度は、生の魚を干そうよ。」
「そうね。」
ヌチャナートは日本の気候が暑くなり、タイの気候に近づいたので喜んでいる。
「暑くなったので、タイと同じ物を作れるわ。野菜の漬物も出来るわ。」
どんな物ができるのか、楽しみだ。
多分、臭いの強い塩辛のようなものも作るだろう。
食べ物を腐らすことなく、美味しく貯蔵保管するための熱帯の知恵を見せてくれる。

2007/6/27

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2007年6月27日 (水)

サトー 濁り酒

今日はどの酒を買おうか迷っていた。濁り酒があった。
酒と言えばいつも清酒だ。たまには濁り酒もいいだろう。
濁り酒を求めた。
ヌチャナートは俺が手にした濁り酒を冷ややかな目で見ている。P1010160pct13

清酒が偶然に作られるまでは、日本でも濁り酒が主流だった。
現代の日本人にとって、濁り酒というのはちょっと珍しい酒だ。
なぜヌチャナートが冷ややかな目で濁り酒を見るかというと、濁り酒はタイのサトーに似ているからだ。

サトーというのは家庭で餅米を発酵させたどぶろく、濁り酒だ。
タイでは自家消費用に作るサトーは密造酒にならないようだ。
上手に作ればサトーは甘味のある美味しい酒になる。
雑菌が入ると酸味がでてしまう。

醸造所が作った瓶詰めのサトーを買うこともできる。
タイでは酒類はいつでも買えるわけではない。
選挙の前日、仏教関係の日?など酒を販売できない日がある。
一日のうちでも決められた時間帯は酒を買うことができない。
地域によって酒を買える日や時間帯は異なるかもしれない。
こんな物好きな人はいないと思うけど、時間が限られた観光でタイに行き、サトーを買いたいと思ったなら注意が必要だ。
目に付いた時、手に入る時に買ってしまう方がいい。
瓶は重たいから後で買おうなんて思ってはいけない。
買おうと思って、また店に行った時には買えない時間帯に入ってしまうことがある。

俺は濁り酒を飲んだ。清酒にはない美味さがある。
こういう酒もいいもんだ。なんだか飲みすぎてしまうような味だ。
ヌチャナートにも飲ませた。
「うん、サトーよ」
そう言って、ヌチャナートはそれ以上飲もうとしなかった。
濁り酒に対する反応は日本人とタイ人ではこうも違うのだ。

2007/6/26

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ゲンヌア 牛のシチュウ

この料理をヌチャナートはゲンヌアと呼んでいる。牛のシチュウとでも呼ぶのだろうか?
ビーフカレーと呼ぶべきか?ココナッツが入っていないからカレーにはならない???
これも辛い料理だ。白い物はエリンギだ。
こうやって煮るとエリンギは美味い。歯応えがいい。P1010166pct13

ウチの牛肉は噛み心地を何時までも楽しめる固さがある。
どのくらい固いかと言うと、牛肉から味が抜けてもまだ噛み切れない。
ここまで固いと笑ってしまう。
豚肉を牛肉と偽っているのではない、本物の牛肉だということがこの固さから分かる。

調理の前に牛肉の筋をナイフで切っておく工夫をしている。
安い牛肉をこうして美味しく食べている。
こんな牛肉でもこれほどの美味さがでるのだから、柔らかな牛肉を使ったならもっと美味しくなる。

2007/6/26

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2007年6月26日 (火)

タイカレーとエバミルク

タイカレーが食べたくなった。「今晩、タイカレーを作ってくれ」と頼んでおいた。
忘れているかと思ったのに、ちゃんと覚えていてヌチャナートはタイカレーを作ってくれた。
今日のタイカレーはいつもと違ってエバミルクを使っている。P1010125pct13

エバミルクと言うのは牛乳を濃縮させたものだ。濃縮後に砂糖を加えて甘くしたものと砂糖を加えないものがある。
甘くしたものをコンデンスミルクとか加糖練乳と言う。無糖のものをエバミルクとか無糖練乳と言う。
昔はエバミルクをコーヒーに入れるのに使っていた。今、そんなことをする人はいない。
手っ取り早い商品があるからだ。
大手乳製品メーカーからいろいろなブランドで出されている、植物油脂、コーンシロップ、カゼインなどを加工したコーヒーホワイトナーを使うのが普通になっている。

ある時、ヌチャナートが言った。
「日本にはエバミルクはないの?」
エバミルクなんて言葉をヌチャナートは使わなかった。エバミルクや無糖練乳なんていうタイ語を俺も知らない。
俺は言われたことがわからなかった。
「牛乳をどうのこうの・・・・・」とヌチャナートは説明した。
その説明を聞いているうちに、ヌチャナートが何を求めているのか分かってしまうから不思議だ。
「ああ、あるよ。今度、見かけたら買おう。」
スーパーに行ったらヌチャナートが求めていたエバミルクがあった。
「ヌー、ここに来てごらん。探していた牛乳があるよ。」
エバミルクなんていうタイ語を知らないから牛乳という単語で誤魔化した。
日本語しか書いていない缶入りのエバミルクを手にとって、買おうかどうしようかとヌチャナートは迷っている様子だった。
その気持ちはわかる。缶を見ていてもどんな商品か、どんな味なのかわかるわけがない。
俺は黙って缶を取り、篭に入れた。ヌチャナートはエバミルクを台所の何処かに保管していた。

タイカレーを作る段階になって、エバミルクを取り出した。
「エバミルクをどうするんだい?」
「カレーに入れるのよ」
「ココナッツミルクを使わないの?」
「使わないわよ。同じよ。」
1リットル入りの容器に入ったココナッツミルクはあるが、一人前のタイカレーを作るには多すぎる。
そこでエバミルクが登場したのだ。
出来上がった物を見ると、ココナッツミルクを使ったものと見かけは同じだ。
味もそんなに変わらない。感心し、考えながら食べていた。
俺が黙ってタイカレーを食べているのでヌチャナートが心配そうに尋ねた。
「ねえ、どうしたの?不味いの?」
「そんなことないよ。美味しいよ。」
俺が出されたタイカレーをきれいに平らげたのでヌチャナートは安心したように笑った。

2007/6/26

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2007年6月25日 (月)

薬膳:焼そばに酢を

ラザーニアを使ってタイ風焼そばを作ってもらった。
麺はラザーニアだが、味は完全にタイだ。
ヌチャナートも違和感をもたずに、ラザーニアで作ったオリジナル焼そばを食べている。
「ねえ、酢がいる?」 
この焼そばに酢をかけるかどうか聞いているのだ?
酢をかけると味が引き締まる。
唐辛子入りの酢を作ってくれた。
これを焼そばにかけながら食べた。
きっとこの後、すぐにトイレに行きたくなるぞと思っていた。

食後1-2時間に買い物に行った。買い物をしている時、便意を催した。
「おお!!もう効きだした。」
唐辛子入りの酢が腸の動きを活発にしたのだ。
期待していた効果があった。
腹に溜まっていた物を出し終わると、すっきりした。

2007/6/24

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わさびイカ

ヌチャナートはわさびが大好きだ。あの鼻につんとくる感じが好きらしい。
タイ人はわさびを知らない。
わさびをタイに持って行き、ヌチャナートはタイ人にわさびを食べさせる悪戯をやる。
皆な、鼻を押さえる。それを見てヌチャナートは笑う。P1010088pct15

わさびイカというのがあった。
「これはイカとわさびなんだよ。買ってみようか?それに特売だし。」
わさびと聞いてヌチャナートは首を縦にふった。
主婦だから特売と聞いて買う気になったのかもしれない。
わさびイカとはなんなのだ?珍しい品物だ。
柔らかなイカをわさび漬けにしたものだった。
感激する味ではないが、まあ、食える。
日本人はわさび漬けのどろどろとした酒粕は「食べられる物、食べる物」と知っている。
そんなことを知らない人から見たら気持ち悪い食べ物と見るだろう。
ある外人から聞いた話だ。
お土産にわさび漬けを戴いた。彼女はどろどろした酒粕を洗い流すものだと思った。
わさび漬けを洗ったら、何も残らなかったと笑っていた。

魚が好きなヌチャナートはこの味を受け入れると思っていた。
しかし、食べることは食べたが、それほど気に入らなかったようだ。

2007・6・24

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ラザーニアを使って

P1010072pct15 ラザーニアがある。これを食べちまおう。どうやって食べようか?
イタリアのトマトを使ったペーストがある。
これに肉、玉ねぎ、ニンニクや唐辛子を加えた。
唐辛子の辛味がないと食えなくなっているからだ。
茹で上げたラザーニアに作ったソースを塗る。その上にラザーニアをのせてまたソースを塗る。
これを繰り返す。その後、オーブンで焼くのが面倒なのでフライパンに蓋をして焼いた。
うん、これも食える。

P1010077pct15 まだ茹でたラザーニアが残っている。これはパットメーにしよう。
パットメーと言うのはタイの焼そばだ。
ヌチャナートにパットメーを作ってくれと頼む。
イタリアのラザーニアをヌチャナートは知らないはずだ。
ふんどしのように伸びたラザーニアを見ても麺の一種だとしかヌチャナートは感じていない。
ラザーニアを使って焼そばを作ってしまった。
「こんな味になるはずだ」と想像していたようなタイの味が出来上がってきた。
イタリアの材料でタイ料理ができた。

2007/6/24

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ラープに韮

P1010083pct15 ラープが出てきた。これは俺の好物だ。
ヌチャナートは自分用に別のラープを拵えている。
俺のラープは苦くない。
ヌチャナートのラープには胆汁を入れて苦くしてある。
これはいつものことだから驚かない。

ラープと一緒に胡瓜と韮が出た。
驚いたことに胡瓜の皮を剥かないのだ。
タイでは胡瓜は皮を剥いて出す。日本人は皮を剥かない。
日本流に皮を剥かない胡瓜をだしてきたので驚いた。P1010084pct15

驚いたのはこれだけではない。
韮もそのまま出してきた。
「この韮はどうやって食べるんだい?」
「そのまま、食べるのよ」
生の韮を食べるなんて想像していなかった。

2007/6/24

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トムヤムホイ

P1010090pct15 帆立貝があった。これでトムヤムホイを作った。
イカはサダムのために買ったのだが、今日の料理の材料に使わせて貰った。
「サダム、ごめんね」
貝とイカのスープだから生臭いと思った。
「あら、いい味がでているわ。サミイ、味見しなさいよ」
促されてスープを味見した。
なるほどいい味がでている。
タイの香草の香りで生臭みはすっかり消えている。
これは食える。

2007/6/24

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パーティ料理

P1010036pct15今日はタイの友達がウチに来る。
タイ語で自由に話が出来るので、ヌチャナートは張り切って料理を作った。
「タイ人好みの料理を作れるわ。」
タイの田舎で食べる料理を並べた。
日本人の家族と一緒だと、本物のタイ料理を食べることができない。
家族にタイ料理を作る時の臭いが嫌われたり、家族に合わせた料理になってしまう。
ウチの料理はタイで食べるのと同じだ。
「これは田舎料理だよ」「そうね」
わいわいがやがや言いながら、料理を食べてくれた。
沢山の料理を作り、食べたので、どれがどんな味だったか分からなくなった。
写真で味を想像してください。P1010039pct15

2007/6/23

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