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2007年7月21日 (土)

パッカパオヌア

P1010686pct13 腹が減ったと言ったらヌチャナートが料理を作り始めた。
換気扇を回さなかったのだろう、唐辛子が加熱されてくしゃみがでる。
「近所でも、きっとくしゃみをしているよ」
今日は特別に煙が多い。
この料理は俺の好物なんだ。タイ蜜柑の葉っぱも入っている。
これだけの唐辛子を見たら近所の人はそれだけで吃驚するだろう。
唐辛子を見ただけで「辛そう!」と言って手を出さないかもしれない。
この料理は辛いだけではない。香りがいいのだ。
素麺が茹でてあった。パッカパオを素麺で食べろというのか?
パッカパオを素麺で食べてみた。うん、食えないこともない。
ヌチャナートが食卓についた。ヌチャナートは別の料理、魚を使った料理を出してきた。
その料理と素麺を食べていた。俺にはご飯をよそってくれた。
「ああ、辛くて美味しいわ」
ヌチャナートが辛いと言うのだから絶対に辛い。
俺は黙って肉を取りご飯に乗せる。
「これは美味い!」
辛味と香りでご飯をもりもり食べてしまう。
途中で食事を止めることができない。
肉がなくなるまで食事は絶対に止まらない。
もう肉はなくなったが皿に美味い油が残っている。
皿を傾けると油がゆっくり流れて一箇所に集まる。
その油も飲んでしまった。
いい香りと旨味が溶け込んだ油だ。

2007.7.21

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ゲテモノか?蝸牛料理

フランス語で蝸牛のことをエスカルゴと言っている。
テレビで南フランスのエスカルゴ料理を放映している。
「ヌチャナート!見てごらん。」
「ウワアーーー!気持ち悪うーーー!」
ヌチャナートは悲鳴を上げる。
大きな目をした美人が「思ったより、噛み応えがあります。」なんて言っている。
顔の表情から判断して「彼女は美味しいとは思っていない」と俺は見た。
フランスの名物料理だから彼女は食べる。
これがタイ料理だったなら、彼女は絶対に食べない。
同じ蝸牛料理なのに、タイで蝸牛料理を見たら彼女は「ゲテモノ!汚い!気持ち悪りい!」
なんて言うだろうな。
「これは偏見差別だよな」と思いながら、俺は番組を見ていた。
「ヌチャナート、タイにこれがいるかい?」
「居るわよ。雨が降ると出てくるのよ。汚いところにいるわ。」
「タイでは蝸牛を食べるかい?」
「そんなもの食べないわよ!」
フランスの蝸牛料理はゲテモノ料理ではないのかな?
一体、ゲテモノって何なのだろう?
フランスの一流料理店で蝸牛料理が出されるから、蝸牛はゲテモノではない?
屋台だったならゲテモノかな?
蝸牛を陸生の貝と考えれば、蝸牛料理は貝料理に属するのでゲテモノ料理ではないよね。
韓国の犬料理はゲテモノかな?韓国人に言わせれば伝統料理、民族料理と言う。
犬を食うなんて野蛮だと動物愛護家は言う。
動物愛護家は肉や魚を食わない菜食主義者か?
牛、豚、羊を食うのは野蛮ではないのか?鹿、雉はどうなんだ?
日本人が食べる鮫や鯨をタイ人は食べないので、タイ人は鮫や鯨をゲテモノと考える。
世界共通のゲテモノとゲテモノでない食品の境界線はあるのだろうか?
そんなものはないと思う。
偏見によってゲテモノと分類されるだけだと俺は思う。

2007/7/21

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2007年7月20日 (金)

鯛のカマ

ヌチャナートが鯛の兜を買ってきた。この部分はヌチャナートが大好きな部分だ。
兜の身は柔らかくて油がのって美味しい。
これでトムチュートを作って食べる。白身の部分を刺身で食べるのとは違う美味さがある。
今日は兜のカマの部分だけをとって焼いた。
俺の食事を用意するとヌチャナートは他の用事をやっている。
一人でカマを食べていた。
「ありきたりのカマなのでブログに書き込むこともない。写真は不要だ。」
そう思ってカマを食べた。今日のカマはいつもとは違う。
写真を撮っておくべきだったと悔やまれた。
カマってこんなに美味しい部分だったかな?
これは美味いな。どうして他の人々はこの部分を食べないのだろうか?
アラつまり「ゴミの一歩手前」という考えだろうな?
こんな美味い物をゴミとして捨て去るのは勿体無い。
美味いと感じると夢中で食べる。骨の間の身を箸で穿り出して食べる。
取り出した身に赤い唐辛子を乗せる。俺は唐辛子を乗せるのが癖になっている。
辛味がないと物足りないのだ。
綺麗に身を食べるから、皿に残った骨も綺麗だし残骸も小さい。
ヌチャナートが食卓に戻ってきた。もうその時は鯛のカマはない。
俺が一人で全部食べちゃった。
「ヌチャナート、この魚は美味いね。」
ヌチャナートは勝ち誇ったように笑っていた。
「アハハハ・・・。嬉しいわ!」P1010684pct13

ヌチャナートが勝ち誇ったように笑うわけがある。
先日、商店街で蟹を見つけた。体の部分は懐中時計ほどの大きさの蟹だ。
「あの蟹を買いましょうよ。塩漬けにしておくと美味しいのよ」
蟹を買って帰り、すぐに塩漬けにしておいた。
使った蟹はこんな蟹だ。この蟹に塩とナンプラを入れただけだそうだ。
容器に直接入れると、蟹の臭いがついて容器を再利用できなくなるのだろう。
蟹をポリ袋をに入れてから、そのポリ袋を容器に入れていた。

鯛のカマを焼く前に塩漬けした蟹を冷蔵庫から取り出していた。
「サミイ、美味しいわよ!よく出来ているわ。味見してごらんなさいよ!」
塩漬けにした蟹から水がでている。その水をスプーンですくって味見した。
旨味はあるが、生臭い臭いが気になる。魚が好きなヌチャナートは臭いを気にしない。
味だけを見て「美味い」と言っている。

「あの魚の頭ね、・・・」魚の頭と言うのは鯛のカマのことだ。
「・・・・・・・蟹の水を塗って味付けしたのよ」

うーん!参った!道理でいつもと違う味なんだ。
俺が嫌がる蟹の水で味付けした鯛のカマを食べて、俺が「美味い」と言ったので、ヌチャナートは勝ち誇ったように笑うのだ。
ただ単に塩焼きにしたものより一段と強い旨味がでている。
この味が気に入った。
鯛の刺身もうまいが、単純な味だ。この味は複雑で香りが豊かだ。
日本の鯛の兜焼とほぼ同じ味なので日本人にも受け入れられる。

2007/7/19

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2007年7月18日 (水)

タラコ

P1010660pct13 タラコ、イクラ、筋子もヌチャナートは「魚の卵」と呼んでいる。
ヌチャナートが「魚の卵」と言ったら、現物を見ないとどんな魚の卵なのか俺にはわからない。
日本人は魚卵をよく食べるから魚卵の種類ごとに異なる名前をつけている。
タイでは魚の卵は食べないのかな?
タイ人は魚卵を食べないからイッパヒトカラゲに「魚の卵」と言っている可能性がある。
よく食べる鯰でも季節によっては卵を持ったメスがいる。
いちいち卵を取り除くはずがないから、タイ人も魚卵を食べると考えられる。
魚から卵だけを取り出して塩漬けなり乾燥させて食べることはないかもしれない。
一メートルを越す大鯰がいるから、そんな大魚の卵を取り出して加工していると思うが・・・・・。
見たことがないし、気づかなかった。
不思議に思い、ヌチャナートにタイ人は魚卵を食べるかどうか聞いて見た。
「淡水魚の卵には細菌がついているので食べてはいけないって、お医者さんが言ってるわ」
海の魚と違って淡水魚には寄生虫がついていることがよくある。
そのことを言っているのかもしれない。
「魚の卵も食べるわよ。いつも熱をかけてから食べるわ。」
トムチュートのような熱をかける料理に魚卵を使うようだ。

「魚の卵があるわ。安いわよ。買いましょうよ」
見るとタラコだった。安いわけは、身が千切れたくずタラコだからだ。
ウチの場合、タラコを焼くことはない。
生のまま食べるので身がまとまったタラコを買う必要はない。
「このタラコを買えば、絶対にタイ風に加工するぞ!」
そう思ったので、タラコを買った。
家に帰ると案の定、タラコを加工し始めた。
加工と言っても簡単だ。
生の唐辛子を切り、ニンニクの薄切りと一緒にタラコと混ぜただけだ。
こうして瓶に入れておく。
一週間もすると辛し明太子のような香りがついてくる。
唐辛子の辛味とニンニクの辛味が一緒になる。
ニンニクの香りがある分、明太子よりも複雑な香味になっている。
こうやって食べるタラコも美味しい。

2007/7/18

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2007年7月17日 (火)

南瓜のお菓子

P1010639part13 ヌチャナートが小さな南瓜を手にしていた。何だか嬉しそうな顔をしていた。
「これでお菓子を作るわ。甘くて美味しいのよ」
市場や夜店で南瓜をくり抜いたお菓子を売っている。
多分、あのお菓子のことを言っているのだろう。

南瓜のヘタをくり抜いて、南瓜の種を取り出した。
「南瓜の種は捨てるなよ。俺が食べるから」
「あたしがやってあげるわ。種はあっちに置いてね」
スプーンで南瓜の種を取り出しながら命令がでた。
「卵をとって!」
「ハイ!ハイ!」
「砂糖は何処?砂糖を此処にいれて!入れすぎると美味しくないのよ」
俺を手伝いに使いながら、お菓子を作って行く。
卵に砂糖とココナッツを入れて掻き混ぜる。
それを南瓜の窪みに流し込んで蒸しあげる。P1010640pct13

卵が固まり、南瓜が柔らかになったら火からおろす。
こんなお菓子が出来上がった。
これを二つに割るとなんとも可愛らしい姿になる。

南瓜の甘味と、卵の風味が合う。
温かいうちに食べてもよし、食べ残ったものは冷蔵庫に入れて冷やして食べてもよし。
お腹も一杯になる楽しいお菓子だ。

2007/7/16

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オイルサーディン

P1010636pct13 どういうわけかスーパーでオイルサーディンの缶詰を見たら食いたくなった。
オイルサーディンにまつわることを思い出していた。
それほど美味しいとは思わないが、なんとなく食いたくなった。
これをヌチャナートに食べさせてみよう。
金持ちが行くタイのスーパーに行けばこの缶詰はあるかもしれないが、タイの
庶民はこの缶詰を知らないはずだ。
「ヌー、タイにこの缶詰はあるかい?」
「ないわよ」
思った通りだ。多分あるだろうが、ヌチャナートが知らないだけだろう。
「魚でしょ?以前、サミイが食べさせてくれたわ」
そんなこともあったか?忘れている。

オイルサーディンの缶を開けてヌチャナートに見せた。
「これを食べようと思うんだ」
こうやればヌチャナートが缶詰に手を加えてくれるはずだ。
おそらく魚を皿にとり、ニンニクの薄切りと生の唐辛子を散らすだろう。
これだけでもぐーんと美味くなるし、これは日本人の発想にない料理だ。
「これをサラダにする?」
おお、そういう食べ方もあるのだ。タイ風サラダを作ってもらうことにした。
「この油も美味しいのよね」
缶詰の状態を見て油に旨味が移っていると考えたのだ。
「ああ、そうだよ」
「この油も使うわ。いいでしょ?」

俺が想定していた単純なものとは違うタイ料理ができた。
この味は完全にタイの味だ。
これだけでご飯を食べてしまった。
小さな缶詰なので魚は二匹しか入っていない。
野菜も沢山ある。唐辛子やニンニクの刺激で食が進む。
体によさそうな料理だ。

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素晴らしい すごい とても良い 良い

2007/7/16

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2007年7月16日 (月)

塩茹での夕顔

P1010613pct13こんな塩茹でしただけの夕顔を料理と言えるのだろうか?
料理と言えなくとも、ウチで食べているものだ。
これが柔らかで美味しい。
塩の他に市販の顆粒状の鰹出汁を少し加えてある。
夕顔は鰹の旨味を吸い込んだ。
これは和風の料理とも言える。
ウチでは夕顔に赤い生の唐辛子をのせて食べるからタイ料理かな?
塩味や鰹の旨味を吸い込んだ夕顔だけだと、物足りない感じがする。
そこでナンプラにつけた赤唐辛子を加えると味にしまりがでる。
いつも辛い物を食べているので唐辛子がないと、なんとなく淋しくなる。
日本人の家庭では塩味だけの夕顔で十分に美味しいと思うだろう。
「ヌチャナート!食べてごらん。美味しいよ」
「あら、本当ね!」
ヌチャナートも夕顔の美味しさを喜んでいた。
「日本の夕顔は大きいわね」
「・・・・・」
ブラジル人も同じようなことを言っていた。ブラジルにも同じ物があるが、日本の物はブラジルの物より大きい。
「タイにも夕顔はあるけど、こんなに大きくないわ」
「・・・・・」
「こんなちいさいのよ。大きい物が時々あるわ」
「・・・・・」
「大きくなると曲がっちゃうのよ。日本の物は曲がらないで真っ直ぐね。日本の夕顔の方が綺麗ね。」
そんなことを考えたこともなかった。

2007/7/16

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パットマラ 苦瓜の炒め物

P1010618pct13 この料理はパットマラと言うそうだ。ようするに苦瓜の炒め物だ。
苦瓜もヌチャナートの好物だ。どうもタイ人は苦い野菜などを好むようだ。
暑さと苦味に関係があるのかな?
ラープにも胆汁をいれて苦くする。苦いと美味しいという。
これに似た料理は沖縄にもあるはずだ。
苦瓜を薄切りにして豚肉と炒めた。
ナンプラで味付けするからタイ料理かな?
このような料理は飽きが来ない。
ヌチャナートが気にして聞いてきた。
「ねえ、苦い?」
「苦くないよ」
本当はちょっと苦いけど、気になるほどの苦さではない。

2007/7/16

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大きなネム

P1010628pct13 普通のネムは赤肉を使う。今日のネムは豚の横隔膜を使った。
作り方は通常通りだ。肉を切り刻まない。大きなぶつ切りだ。
いつもは親指の先ほどの大きさに肉を包むのだが、今日は拳の大きさに肉を包んだ。
今までやったことがない。
ヌチャナートがやるのだから、間違いはない。横着しているのではない。
このような料理なのだろう。

包んだ肉を常温に置いておくと肉が発酵して酸味がでる。
P1010606pct13 酸味がでたら食べごろだ。
包みを開けて、肉を取り出す。
肉をバラバラにして油で揚げてだす。
ちょっと酸味がある唐揚げ肉が出来上がる。

2007/7/15

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雑草

P1010610pct13 スーパーの駐車場の片隅にこんな雑草があった。
雑草と言うのは我々はこの草を使わない、食べないからだ。
この雑草をヌチャナートが見つけた。
「あら、タイの野菜があるわ!」
「・・・・・?どれ?」
「あれよ」
「ふーん」夏になると見る雑草だ。
「サミイはあの野菜を食べたことがあるわよ」
「・・・・・・」
「お母さんが、取ってきて料理してくれたわ」
タイの母が野原から野菜を摘んできて料理を作ってくれたことがある。
そのことを言っているのかもしれない。
言われて見ると、こんな草をタイで見たことがあるような気がする。
こっちの雑草をヌチャナートはパクホムと呼んでいた。P1010611pct13
その隣に、花が咲いている。
この花はナス科の植物の花だ。
「これも小さな茄子よ」とヌチャナートは言う。
そうかもしれないな。
タイへ行くとヌチャナートはよく教えてくれる。
「この草は食べられるのよ。こっちの草も食べられるわ」
感心しながらヌチャナートの説明を聞く。
「タイでは野菜を買う必要ないわ。あちこちに食べられる物が生えているのよ」
バンコックでも都心を離れれば野草が生えている場所がある。
しかし都市の人口を支えるほど野草はないから、都会ではこんなことは無理だろうな。

終戦直後の食糧難の時代は日本人は野草を食って生きながらえてきた。
今は野草を食べる必要がなくなった。
それと共に食べられる野草の知識が薄れた。
野草には薬効もある。食用可能な野草の知識を広げる必要があるな。

2007/7/15

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