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2007年1月20日 (土)

日本の大根

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今日は大根が安い。何処でも安売りをしている。
俺は大根おろしが大好きだ。ここ二十年ほど前から大根が甘くなり、
水っぽくなった。俺は辛い大根おろしが好きなんで、今の大根の味
に満足していなかった。最近、辛い大根が出てきた。
嬉しい話 だ。

大きな大根を見て、ヌチャナートが笑った。
「日本の大根は大きいわね。タイの大根はこんな細いのよ。
この写真を撮ってタイに送りましょうよ。お母さんは吃驚するわ」

そういえばブラジルから来た日系人も言っていた。
「ブラジルにも日本と同じものがあるが、日本の物はオレンジでも
何でも大きいですね。」
日本の農業も世界の先端を行っているようだ。

こんな大根を見慣れている俺達には珍しくもない大根だ。
ヌチャナートには新鮮な驚きなのだ。
文化の違い、育ちの違いがこの大根で分かった。

2007/1/20

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ゲンカリー

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久し振りにゲンカリーだ。普段はゲンカリーをヌチャナートは作って
くれない。今日は機嫌がいいのか
「ゲンカリーを食べるでしょ?」という。ゲンカリーは俺の好物だ。
ヌチャナートは「ゲンカリーなんて何で食べるの?」と普段は馬鹿
にするのだ。馬鹿にしながら作るゲンカリーだが、これが美味いん
だ。ゲンカリーと言うのは日本人がタイカレーと言っている奴だ。
レトルトパウチのタイカレーがあるが、食ったことがない。
ヌチャナートに頼めば作ってくれるから(機嫌がよければの話しだ
が)、レトルトパウチのタイカレーを食う必要がないからだ。
今日のカレーは辛味が抑えてある。余り辛くない。
多分唐辛子は二本ほどしかいれてないだろう。
ご飯にカレーをかける。ココナッツの香りがいい。
俺にはこの味がタイ料理の原点のような気がするのだ。

カレーの関連記事はここにあります。

タイのカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_5144.html
タイカレーよ    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_5578.html
三色のカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_574d.html
タイカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_e532.html
インドカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_a7ae.html
竹の子入りカレー   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_fd8c.html
インドカレーその後   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_a436.html
みずなのカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_fa26.html
タイカレーが出る   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_89f1.html
タイカレーの地方性   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_596a.html
パパイヤカレー    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_34f4.html

2007/1/19

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2007年1月19日 (金)

シャケのアラで

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毎日、食べても魚だったら飽きないというくらい、ヌチャナートは魚
が大好きだ。魚が好きな人は魚の選び方が上手だ。
「おいしそうなシャケのアラがあったから買ったわ」
シャケの頭の部分は昨日 タイの香草と一緒に煮込んで食べた。
なんという料理なのか名前を聞かなかった。
魚の生臭さは香草に消されている。

生臭みに弱い俺でもこの料理なら大丈夫だ。美味しかった。
今朝はカマの部分を焼いて食べた。薄塩のシャケだ。
熱いご飯に乗せて食べると美味しい。

シャケを食べ終わって、ゴミを捨てようとした。シャケを被っていた
サランラップを見た。品名と値段が書いてある札がついている。
品名は銀鮭甘口と書いてある。
その隣に(チリ産・養殖)と書いてあるじゃないか。
鮭も養殖できるのか?驚いてインターネットで調べると、鮭の養殖は
世界中で研究、実用化されているのだ。特にチリは有名だったのだ。
驚き、不明を恥じた。

東京では鮭をサケと言わず、シャケと呼ぶ。
子供の頃はシャケと言ってたが、大人になってからはサケと呼んだ
りシャケと呼んでいる。塩鮭の場合はシオサケとは言わず、今でも
シオジャケと呼んでいる。子供の頃に呼んでいたように、「シャケ」
と言わないと美味しそうな気がしない。
今はウチではパーサモンと呼んでいる。

昔の塩鮭はとてつもなく塩っぱかった。焼くと塩が白く浮かび上がっ
た。冷蔵庫が普及していない時代だから、食品の保存には塩を利か
せなくてはいけなかった。今は冷蔵保管が当たり前になっているの
で、甘塩になった。昔はシャケは塩っぱい物の代表だった。

死んだオフクロが何度も聞かせた笑い話がある。
先生「海の水はなぜ塩っぱいのでしょうか?」
生徒「ハイ!シャケがいるからです」

笑い話になるくらい、昔のシャケは塩っぱかった。

2007/1/19

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2007年1月18日 (木)

鶏の空揚げ

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冷蔵庫を開けながら、ヌチャナートが言う。
「豚肉、食べるでしょ?」「うん」
「どう料理したい?揚げる?」「うん」
「あら、これ鶏肉よ。鶏肉でもいい?」「うん」
「鶏肉をどうする?揚げる?」「うん」
「粉をつける?」「うん」
俺の返事は「うん」だけだ。

まるで天ぷらのような鶏の揚げ物が出来てきた。
「タレをつけるでしょ?」「うん」
当然、ヌチャナートがタレを作るのだと思っていた。
ヌチャナートはタレを作らない。しかたがないので、昨日の残りの
ナンプラと唐辛子のソースに唐揚げをつけて食べていた。
「甘い、タレがいいでしょ?」「いらない」
甘いタレというのは市販のタレだ。
酢と唐辛子と砂糖の甘くてちょっと辛い赤いタレだ。
このタレは余り好きではないが、ちょっと味見をした。
鶏の唐揚げと合う味だ。でも甘いので好きになれない。
俺が甘いタレを使わないのを見てヌチャナートが聞く。
「マヨネーズがいいそれともケチャップにする?」
「いらない」
アメリカなどでは鶏の唐揚げにケチャップをつける。
こうして食べるのも美味い。
マヨネーズをつけても美味しいかもしれないと思った。
俺はナンプラをかけて、赤い唐辛子を肉の上に乗せて食べ続けた。

2007/1/18

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筍と鶏肉

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普段は日本で売っている筍をヌチャナートは買わない。
筍はヌチャナートの好物なのを知っているので、「買おうか」と言って
も買わない。日本の筍は美味しくないというのが、買わない理由だ。
日本の店で売られている筍は中国などから輸入されたものが大半だ。
ヌチャナートが好きな筍はタイからの輸入品だ。
醗酵させ、酸味がでた筍がお好みだ。

買って来た筍を薄く削ぎながら味見をしている。
「うん、酸味があって美味しい。味見してごらんなさいよ」
味見したけど、タイの筍のような酸味はない。普通に茹でた筍の味
だ。この筍はヌチャナートのお気に入りになった。

筍をフライパンで炒めだした。鶏肉も入れた。
いろいろと味付けをし、唐辛子もごってり入っている。
強い味付けなので白いご飯に乗せると美味しい。
美味しいと言いながら食べていると、辛味がじわじわと出てきた。
やはりこの料理は辛い。とても辛い!ご近所さんにこの料理をお出し
したら、辛くて飛び上がってしまうだろう。

2007・1・18

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ソムタムの道具

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ソムタムはタイ東北部の人々の好物だ。特に女が好きだ。
バンコックに住むタイ人はソムタムは女の食べ物と考えているようだ。
そんなことを知らないから俺はソムタムを食べていた。
俺のテーブルの傍を通る女は俺がソムタムを食べているのを見て
みんな笑っている。
どの女も笑うので、俺もなんだか様子が可笑しいと感じた。
英語が通じる女にこの事を話すと彼女も大笑いしていた。

ソムタムを作るには、青いパパイヤを縦長に持ち、表面をナイフで
ポンポンと叩いて切れ目を入れる。 次ぎに、ナイフでパパイヤを削ぐ。
こうして青いパパイヤの千切りができる。
千切りを作るのに二つの工程がいる。

代々木でやったタイフードフェスティバルでパパイヤの千切りを作る
道具を見た。日本で大根の千切りを作る道具のタイ版と思えばよい。
これは便利だ。今度タイへ行ったらこれを買おうと決めていた。
タイの市場でその道具を探した。やはり、タイの市場にありました。
値段は覚えてないが、高い物ではない。

ヌチャナートが喜ぶと思って買ったのに、ヌチャナートはちっとも喜ば
ない。その理由は
「こうやって作った方が美味しいのよ!」だった。
食というのは本当に保守的だ。便利な道具を使おうとしない。
がっかりしたが、捨てるに捨てられずまだウチにある。

先端のガリガリでココナッツの実の中の果肉を削ぎ落とす。
平らの長い部分で大根、胡瓜の薄切りができる。
波型の部分で千切りを作る。
安っぽいステンレス製品だ。
どの程度、刃が鋭いか使っていないからわからない。
多分、余り良く切れないと思う。
柄もすぐに取れてしまうのではないかな?
タイの製品は安いけど、すぐに壊れる。
かっての日本製品も安かろう悪かろうだった。
今のタイの工業製品はかっての日本製品と同じだ。
やがてタイの製品も優れたものになるだろう。
そうなる日を待っている。

ソムタムの関連記事はここにあります。

ソムタムポンラマイ 果物のソムタム 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_a524.html
インゲンのソムタム   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_806d.html
ソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_a806.html
二人のソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_d616.html
ソムタムの道具    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_fbe8.html
ソムタム祭    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_0b60.html
瓜のソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_baa8.html
ソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_a806.html
熱いソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_cc7b.html
茄子のソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_ccda.html
ソムタムを作る    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_ed2f.html
ソムタムを食べる   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_5e83.html
今日のソムタム    
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_f488.html

2007/1/17

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2007年1月17日 (水)

メキャベツを炒める

ヌチャナートが冷蔵庫を開けて、叫んだ!
「あらいけない!これを食べなくちゃ!安いから買ったのに腐らせたらいけないわよね」
冷蔵庫からメキャベツを取り出した。
「豚肉、あったかしら?」
「冷蔵庫の下の部屋にあるよ」
メキャベツと豚肉を炒めだした。ナンプラとニンニクで味付けをした。
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「あら、美味しいわね」自分で作って、自分で美味しいと言っている。
自画自賛だ。メキャベツも柔らかくなり、軽い苦味がある。
言われたように、確かに美味い味だ。
「タイにもメキャベツはあるかい?」
「あるわよ。でもこんなに大きくないわ。タイのメキャベツは小さいわ」
メキャベツは英語でBrussels sproutだ。名前から判断して原産地は
ベルギーかな?
原産地でなくともベルギー経由で出荷されたか、ベルギー近辺で
栽培されていたのだろう。ベルギーで栽培されていたとなると、寒さ
に強い野菜だろう。ベルギーの野菜が日本で栽培されていても、
それほど不思議には思わない。これがタイでも栽培できると聞くと、
「この野菜ってけっこう気候に順応性があるのだ」と感心する。
 

気候に順応するのは野菜だけではない。バンコックの動物園で
北極熊を見た。北極熊は氷なんかなくとも生きられるのだ。
北極から見ればバンコックはかなり南だ。更にもっともっと南に北極
熊を連れていけば、南極に到達する。まだ誰もこんな実験をやった
ことはないが、北極熊は南極でも生きられる。

メキャベツを食いながら、くだらないことを考えていた。

2007/1/17

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これで三回目

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昨晩作った鶏の蒸し焼きの残りをまた食った。朝食も昨晩の残りだ。
食いきれなかったものを今晩も食うのだ。今晩は、鶏肉を骨から外
して、肉を指で千切る。それに野菜と春雨を加えた。
こうやると、もう昨晩の残りのお菜とはまるで違う味になる。
ヌチャナートはよくやるよ。
同じ材料を違った料理にしてしまう。

ヌチャナートの料理には感心する。
料理が上手だと食品の知識が豊富だろうと想像するがそうでもない。
春雨の原料がなんだかヌチャナートは知らないのだ。
そんな物を知っていてもたいした価値はないし、偉くもないから知ら
なくてもいい。生活に困る事はない。
タイ料理に春雨はよく使う。
春雨を水でふやかしてから、煮立った鍋に入れる。
透明になった春雨はスープの旨味を吸いこんで食べやすくなる。
これはもう残飯整理ではない。昨晩の料理とは全く違う料理になって
いる。独立した立派な料理だ。

2007・1・16

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2007年1月16日 (火)

オップガイペット

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これは昨晩のお菜の残りを温めなおしたものだ。
昨日は、ただ美味しいと言いながら食べただけだった。
この料理の名前を聞いておこう。
「ヌー、この料理の名前はなんというの?」
たぶん、ガイペットと言う言葉は付くだろうと想像した。
「オップガイペットよ」
「えっ!もう一度言ってくれないか?」
ヌチャナートは同じ言葉を繰り返した。
想像していた名前に近い名前だった。
オップというのは蒸すと言う意味だから、この料理を日本語でいうと
「鶏のぴりから蒸し」とでも言うのだろう。
香辛料で味付けした鶏を大きな鍋に入れる。
鍋に蓋をして鳥からでる水分で蒸し上げたものだ。
食べた味からして蒸したものと推定していた。

この辛味はヌチャナートにとっては普通程度らしい。
俺の辛味にたいする感覚は普通の日本人の感覚とは違ってきて
いるはずだ。これはちょっと辛いかな?
飛び上がるからさではない。
普通の日本人が食べたら、ぴりからを通り越して大辛かもしれない。
辛いのは駄目だと言う人でも、この鶏の香りは気にいると思う。
香り高い、鶏の蒸し焼きだ。

2007/1/17

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鴨のくちばし

日本人は鴨を余り食べないが、タイ人は鴨をよく食べる。
鴨をローストして売っている。
日本で見る鶏の丸焼きのようなものだ。
鶏とは違う噛み応えがあって鴨もうまいもんだ。
鴨を売る店が沢山あると評判のよい店とそうでない店がでてくる。

タイの田舎道で車を走らせていた。
タイの自動車には乗客定員なんてあってないようなものだ。
自動車保険では定員が定められているようだが、そんなものは無視しているのか、保険に入っていないかのどちらかだろう???
乗り切れなくなった所が定員だ。
トラックなんて荷台にまで人を乗せる。
四トン車ほどのトラックの荷台を二階建てにして人を運んでいるのを見たことがある。

詰められるだけ乗せた車の中で一人の女が「ここで止めて!」と叫んだ。
鴨をローストしている店の前で車は止まった。
女は車を降りて店の中に入って行った。
包みを持って女は車に戻った。
「美味しいわよ。これ食べる?」
なにやら黒っぽいものをくれた。
「これなあに?」
「鴨のくちばしよ。試してみてよ。」
靴べらのような嘴の中に肉が薄く張り付いている。
その肉を歯でこそぎ取る。
うん、確かに食える味だ。
「この店は評判がいいのよ。美味しいでしょ」
鴨肉はゲテ物とは日本人は考えない。
だが、日本人の発想のなかには嘴のなかの肉まで食おうという発想はない。
「タイ人は鴨の嘴まで食う野蛮な人々だ」と考える人もいるだろうな。
俺はそうは考えない。
タイでは肉食の歴史が長い。
肉食をしている人々は肉のあらゆる所を無駄なく食べる。
肉食の歴史が浅い日本では、肉を無駄にしている。
日本でも肉食の歴史が長くなると、肉のあらゆる部分を食べるようになるはずだ。

2007/1/16

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2007年1月15日 (月)

鶏を丸ごと

ひな鶏を丸ごと買ってきた。
「これは美味しいわよ。あたしが作ってあげる。」
鶏の腹に詰め物をして、焼き上げる。その時、タイの香辛料を使う
のだろうと推定していた。
なにやら沢山の香辛料を混ぜ合わせて
いた。 それを臼で突いている。
俺は自分の家の食事だからこの臼の音を気にしないことにしている。
本当は気にしている。気にしていたら、飯が食えなくなってしまうの
で気にしないことにしている。ご近所には
「いつも音を立ててすみません」と謝っている。
「いいんですよ、生活音ですからしょうがないです。あの音がないと
お料理つくれないのでしょ?」
優しいご近所さんに甘えてポコポコと臼で香辛料を混ぜている。
それが終わったと思ったら、何かを叩き切る音がしている。
「サミイ、見て!」
鍋の中を見た。丸ごと料理するのかと思ったら、鶏を四つ割りにし
ている。
そんなら、わざわざ丸ごと鶏を買う必要ないじゃないか???
鶏肉には先ほど混ぜ合わせた香辛料がまぶしてある。
見ただけで、美味そうだ。
これを煮込んだ。香辛料が沢山入っている
ので家中に香辛料の臭いが立ち込める。
そんな悪い臭いではないが、ご近所に気が引ける。
ウチが料理をしていない時、ご近所からカレー、焼き魚、サトイモの
煮付けなどの臭いがしてくる。日本人の俺には美味しそうな臭いと
感じるが、ヌチャナートには嫌な臭いかもしれない。
出来上がったものは、こんなものだ。見た目も美味そうだ。
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香りがいい。いろいろな香辛料の香りが口の中で広がる。
スプーンで汁と肉を一緒にとり、ご飯の上に乗せる。
汁を吸い込んだご飯と肉を一緒に食べる。
肉だけを食べるより、ご飯に肉を乗せて食べる方が美味しい。
じわじわと辛味が効いてきた。
この料理に大満足!!!

2007/1/15

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薬膳:苦瓜

俺が子供の頃には苦瓜なんて売っていなかった。
ニガウリは沖縄などに行かないと食べられないものだと思っていた。
初めてニガウリを食べた時、その姿から胡瓜の味を想像していた。
どうやってそのニガウリを食べたのか思い出せないが、苦さに驚いた。

ニガウリはヌチャナートの好物でよくニガウリの料理を作る。
ベランダにニガウリを植えて、小さな実が出来るとそれを摘んできてぽりぽり食べる。
ニガウリの葉も料理に使ってしまう。
放っておけば大きく成長するニガウリも、大きくなると食べられちゃうので大きくならない。

タイの旅行案内書を読んでいた。
その中に、ニガウリのスープは解熱剤の効果があると書いてあった。
ヌチャナートにそれが本当かどうか聞いてみた。
ヌチャナートは知らないと言う。
人間は苦瓜の薬効を意識しなくても、体が知っている。
熱があると、無意識のうちに「苦瓜と豚肉の炒め物」が食べたいとか、「苦瓜のトムチュートが食べたい」なんて体が要求する。
人間の体は知らず知らずのうちに、薬になる食物を取り込んでいるのではないかな?
今度、熱っぽい時に、苦瓜の料理を作ってもらおう。
そしてその効果を試してみよう。

ウチでは苦瓜を5センチほどに切る。
芯の種を除いて、そこに肉などを詰める。
詰め物をした苦瓜をスープで煮る。
苦瓜が柔らかになって、美味しいのだ。

薬膳の関連記事はここにあります。

薬膳:ライムジュースと便秘 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_f2f2.html

薬膳:苦瓜   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_ffd9.html

薬膳:赤いスープ   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_bdde.html

薬膳:烏骨鶏   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_56d1.html

薬膳:便秘に効く   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_096e.html

薬膳:トウモロコシと便秘 
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_7b1c.html

薬膳:青い葡萄   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_2c5f.html

薬膳:マンゴー   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_6986.html

薬膳:唐辛子酢   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_b608.html

薬膳:便秘に効く果物   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_a32d.html

薬膳:便秘療法   
http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_6278.html

2007/1/15

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スペアリブの唐揚げ

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スペアリブがあった。ヌチャナートが見つけて
「これはサミイが好きなものでしょ?買いましょうよ。」と言う。
これを油で炒めて砂糖と醤油で甘辛く中華風にしたものも美味い。
前の晩にヌチャナートはスペアリブに塩コショウをしておいた。
それを今朝、油で揚げた。
このような単純な味は飽きがこない。

骨の周りにある肉を前歯でこりこりと噛み取る。
この部分の肉が美味くて好きなんだ。
歯が丈夫なヌチャナートは俺が食べない軟骨部分をとっては食べて
いる。
「ここが美味しいのよ」
その美味しさは俺もわかるけど、最近は噛めなくなっている。
俺がスペアリブをナンプラに漬けると、「もう塩味がついているから、
ナンプラにつけなくても大丈夫よ。唐辛子と一緒に食べなさいよ。」
とヌチャナートが注意する。これもタイ料理なのかな?
このような料理は世界中の何処にでもある。
ナンプラに漬けた唐辛子と一緒に食べるのだから、やはりタイ料理
なんだろうな。

2007/1/15

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2007年1月14日 (日)

豚を炒める

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豚肉を炒めた。フライパンに油を多く入れたのだろう。
唐揚げのような仕上がりだった。
「ご飯の上に肉を乗せるのよ。それにナンプラをかけて小さな唐辛子
と一緒に食べるよの。」
とヌチャナートが食べ方の指導をする。言われたような食べ方をする。
この単純な味がいい。塩加減もちょうどいい。
生の唐辛子の香りがいい。
これだけで幸せな気分になれた。
唐辛子の刺激で汗が出た。
タイ人はいくら唐辛子を食べても汗をかかない。
辛いとも言わない。
唐辛子を食べているキャリヤーが違うから俺と比較は出来ない。

2007/1/14

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レモンを使う

タイ料理にはレモンをよく使う。
日本ではラグビーボールのような形をした黄色いレモンを使ってい
る。この種のレモンが一般的で何時でも手に入るからだ。
タイではスダチのような丸くて青いレモンを使う。
タイのレモンの値段は安いものだ。
俺の目からすると、タイ人はレモンを粗末に扱う。
それを見ると俺はつい「勿体無い」と思ってしまう。
今でこそ、日本でもレモンは安いが、昔はレモンやバナナは高価
だった。レモンは高価という記憶が抜けないため、タイ人がレモン
を粗末に扱うのを見るとなんとなくイライラする。

タイ人は使い切らないレモンを冷蔵庫にもいれず、そのまま放置
している。レモンには蝿もたからない。熱帯の気温の中に放置さ
れたレモンは直ぐに乾燥して萎んでしまう。その萎んだレモンをまた
使うのだ。タイ料理ではレモンの汁だけを使う。
西洋料理のようにレモンを薄切りにして料理のなかにいれること
はない。

ヌチャナートが評価する良いレモンとは汁が沢山でるレモンだ。
皮が厚くて汁が少ないレモンは悪いレモンだ。
ウチではレモンをニンニクなどを入れた笊にいれて常温で保管して
いる。タイ人はレモンの鮮度にこだわらないようだ。
酢の代わりにレモンの汁を使うだけだから、レモンにカビが生えて
腐らないかぎりレモンを使う。レモンの黄色い皮がふにゃふにゃに
なってもなんでもないこととして使ってしまう。

適当な大きさのニンニクを探していた。
ニンニクの球や玉葱を掻き分けていたら、乾燥したレモンが出てきた。
あの黄色いレモンがカビに犯される事なく乾燥して小さくなっている。
殆どピンポン玉の大きさにまで縮んでいる。レモンの皮も硬くなって
いる。こんなものを使えるわけがない。いくらなんでもこのレモンは使
わないだろうと思っていた。これを見たらヌチャナートは
「食べ物を粗末にしてごめんなさい。」
と言ってレモンをゴミ箱に捨てると思った。ヌチャナートは乾燥して
縮んだレモンを何事もないかのように切って汁を絞っていた。

日本人とタイ人の考え方の違いに今更ながら驚いた。

2007/1/13

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サンマの開き

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このサンマは脂が乗った新鮮なものを開いたようだ。
ヌチャナートは「この魚は美味しい」と絶賛している。
「このままで十分、塩っぱいわよ。」
薄塩のタイ料理に慣れているヌチャナートにはこれくらいで塩味は
十分なのだろう。日本人には塩味の他に醤油の香りと旨味がない
と美味しいと感じられない。醤油をサンマの開きにちょっぴりかけた。

サンマの開きを食べながら、タイの干魚のことを思い出していた。
そう言えばタイで魚の開きを見たことがない。
あるかもしれないが、見た記憶がない。
どの乾燥した魚も丸干しだった。
ヌチャナートに聞いてみた。
「タイには魚を切って開いた乾燥品はあるかい?」
「ないわね」
魚を開いて乾燥させれば、速く乾燥できる。
タイのような熱帯の国ではわざわざ開かなくとも簡単に乾燥する
から、魚を開くと言う手間を省いているのかもしれない。
気温が低い日本で魚を素早く乾燥させるには開いた方がいい。
開きは日本の気候が生み出した日本人の知恵だったのだと気づ
いた。日本人がよく行くバンコックにあるスーパーならサンマやアジ
の開きもあるだろう。タイの庶民が行く市場では魚の開きは見かけ
ない。
タイへ行ったら、魚の開きを作ってみよう。
きっとタイ人は驚くだろうな。
「何をやっているの?変なことするね?!」
と言いながら魚の開きをみることだろう。姿、形が気持ちが悪いと
思うかもしれない。
新しい食品として受け入れられるかもしれないな。
食習慣は保守的だから新しい食品はなかなか簡単に受け入れら
れないはずだ。どんな反応がでるか楽しみだな。

2007/1/13

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アスピックみたい

周囲の白い背脂肪を取り除いたロースハムが冷凍庫にまだあった。
蒲鉾のようにプリプリしたこの不味いロースハムをどうやって食べ
ようか考えていた。しなやかな肉に背脂肪が周囲についたロース
ハムを食いたいと思ってもなかなかそのようなロースハムはない。
フライパンで炒めて味付けしても肉が硬くなるだけだ。
旨味の向上にはならない。
今日はロースハムをスープで煮込むことにした。
適当なスープを作り、ハムを入れた。彩りに赤い唐辛子を加えた。
それを暫くぐつぐつと煮込んだ。たったそれだけのことだ。
他の料理を食べているうちに、腹がいっぱいになり、このロースハム
は手付かずのままだった。
ロースハムを容器に入れて冷蔵庫にしまった。

翌日、ロースハムを見た。
スープがロースハムから出てきたゼラチンなどで固まっているでは
ないか。固まったスープを味見すると、良い味だ。
ハムを固まったスープと一緒に食べる。これはいける味だ。
まるでアスピックのようだ。
今度、不味いロースハムに出会ったら、アスピックを作ってみよう。
スープはタイ風の味にしてみるかな?
タイのスープだとうまくスープが固まらないかもしれないな。
きっと面白い味ができるよ。

2007/1/13

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