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2007年8月 4日 (土)

鯛の皮

シャケの皮について書いていたら、思い出したものがある。
昔、住んでいた家の近くに小さなスーパーがあった。
ある日、鯛の皮だけを売っていた。
鯛の皮をまな板に広げる。皮の上にふきんを乗せる。
ふきんの上から熱湯をかける。鯛の皮が縮まる。
皮を細く切ってわさび醤油で食べるとうまい。
鯛の皮なんて普通は売っていない。
魚屋は捨てている鯛の皮だから安い値段をつけていた。
それが売り物になると知ったら、値段を釣り上げた。
なんだか腹が立ったので、鯛の皮を買わなくなった。

ヌチャナートは魚売り場を丹念に見る。
美味しくて安い魚を買って来て、俺達日本人が知らない物を作る。
すぐに食べないものは保存加工する。
保存したものは調味料だったり、素材になる。
「今度、鯛の皮を見たら買ってくれ」とヌチャナートに頼んだ。

2007/8/4

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餅米

P1010965pct13 今日は餅米を炊いた。水を入れ過ぎたようだ。今日の餅米は珍しく不味い。
いつもは餅米が甘くて美味しい。
餅米を指でとって丸める。丸めたものを料理に押し付ける。
あるいは餅米の上におかずを乗せる。
こうやって餅米を食べると、タイ料理を食べていると感じる。
タイ料理は辛くて嫌いという人でもこの餅米と一緒に食べたなら、タイ料理が好きになってしまうかもね。

2007.8.3

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素晴らしい すごい とても良い 良い

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鯛のラープ

P1010964pct13 鯛の身を細かく切った。これを茹でてラープにした。
ベランダでミントを栽培している。
栽培と言うと手入をして大事に育てているように聞こえる。
ミントは適当に水をやっていれば育つ。
育ってくると葉をむしって料理に使う。
ミントの方は慌てて新しい葉をだす。その葉を摘み取って食べるの繰返しだ。
鯛をこのように食べる家庭は少ないだろうな。
こんな鯛の料理なんて知らない家が多くても当然だ。
タイ人で魚が大好きなヌチャナートだから作る料理だろう。

2007/8/3

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シャケの皮とカマ

P1010958pct13 俺が子供の頃、俺より小さな子供が当時、人気があった視聴者参加番組に出演した。
それがラジオだったのかテレビだったのか覚えていない。
そのくらい、古い話だ。

女のアナウンサーが子供に聞いた。
「ボクの好きな食べ物はなあーに?」即座に子供が答えた。
「シャケの皮!」
卵焼きとか甘いお菓子が出てくると思っていたのに、意外な答えが出てきてアナウンサーも会場の客も大笑いした。
俺も笑った。その当時、俺はシャケの皮の部分は余り好きでなかった。
皮の下には油があり、ヌルっとしている。その感触が嫌いだった。必ず赤い身と一緒に皮の部分も食べた。
今、シャケの皮の部分を食べると「油があってうまい」と感じる。
それと、あの子供は「相当なグルメだ」と驚いた。

そんな昔のことを思い出しながらシャケのカマを食べている。
「ここは油があって美味しいのよ」と言って、魚の好きなヌチャナートはシャケのカマをよく買ってくる。
ヌチャナートに付き合って、俺はシャケのカマを食う。あんまり魚は好きでないが、焼き魚なら食べる。
お付き合いで食べているうちに、シャケのカマも美味いと感じるようになった。
塩鮭の切り身も美味いが、カマの部分に比べると切り身は味が単純で、焼きすぎると身がパサパサになり美味くない。
カマの部分は場所によって味が違う。宝探しをするみたいに、身を選ぶのも楽しい。
残った皮を食べる。皮の外側は焦げ目があって香ばしい。内側には油がついている。
「うん、確かに旨味がある。この旨味が分かった、あの子供はたいしたものだ。」
今日は鯛のカマも焼いた。ヌチャナートにとってカマはアラつまり廃棄物の一歩手前の食材ではない。
自分が食べて美味しいと感じ、好きな食材だから買い求めるみたいだ。

2007/8/4

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クンテン

P1010960pct13 海老を買いながら「クンテンを作りましょう」と言っていた。
これがクンテンだ。
でてきたクンテンを見てクンナンプラとどう違うのか分からなかった。
「クンテンとクンナンプラでは何が違うの?」
「クンナンプラはニンニクしか使わないわ」
ああ、なるほど。これにはミントが使ってある。
その違いかな?
海老の甘さとミントの香りが調和する料理だ。
クンテンというのは生海老のサラダと言えばよいかな。
「タイの淡水に住む海老は寄生虫がいるので生で食べられないわ」
そんなことを言いながらヌチャナートは美味しそうに海老を食べていた。

2007/8/3

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2007年8月 3日 (金)

胡瓜と筍

本当に久しぶりにこんな小さな胡瓜を食った。昔は盛夏になると小さな胡瓜がでた。
「もろきゅう」という奴だ。形は小さいが香りが良くて美味い胡瓜だ。
夏の暑い短い期間だけこの「もろきゅう」がでた。
木の箱に綺麗に並べて売っていた。普通の胡瓜よりも値段が高かった。
これを金山時味噌のような甘味のある舐め味噌で食べると美味かった。
このような胡瓜を農家は暫く栽培していない。夏になっても「もろきゅう」は出てこない。
もうあの味を楽しめないのだと諦めていた。P1010908pct13_3

大手の居酒屋チェーンなどで、「もろきゅう」を注文する。
普通の胡瓜を二三箇所で切ってから四つ割りにしたものの脇に普通の味噌を乗せてくる。
今の若い者はこれが「もろきゅう」と思っているのだろう。
本当の「もろきゅう」はこんな胡瓜よりももっと美味しい。
胡瓜のいぼいぼもしっかりしている。
居酒屋チェーンの「もろきゅう」は名前を本物から借りた偽もんなんだぞ!!

昔の「もろきゅう」に似たものを見つけた。
ヌチャナートはそれを塩漬けにしてくれた。塩漬けにすると日本人好みの料理になると覚えたのだ。
塩加減がいい。ちょうどよい漬け上がり時に出してきた。
生の胡瓜の新鮮な香りを保ったまま、塩っけがついて旨味がます。
これをこのまま食べても美味しいが、辛い味噌のようなものをつけながら食べても美味しい。

缶詰の筍をそのまま出してきた。熱が既にかかっているのでこのままでも食べられる。
そのまま食べたのでは味が物足りない。
魚と唐辛子で作った味噌のようなものをつけながら食べる。

2007/8/2

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タイカレーが出た

P1010911pct13 「今日はカレーを作るわ」ヌチャナートが珍しいことを言うなと驚いた。
普段はカレーなんか作らないからだ。「カレーなんて料理ではない。あんなもの食事ではない」という考えらしい。
それなのに、自分からカレーを作るという。おかしいな?どうしたのかな?
「日本のカレーを作ってあげるわ」
「えっ!・・・」
ヌチャナートが言う日本のカレーとは、我々が言う黄色いインドカレーだ。
日本で始めてインドカレーを知ったのだろう。ヌチャナートはインドカレーは日本の料理だと思っている。
どんなカレーができてくるのかわからない。
「いいよ。ヌーのカレーは美味しくないよ」
「大丈夫よ。作れるわ。」
「タイカレーにしてくれよ」
こんなやり取りがあって、タイカレーを作ることになった。
タイカレーがでてくるのは久しぶりだ。
スパイスを油で炒めている。ちょっと刺激臭があるが、楽しみの前の我慢だ。
ココナツを加える。濃厚な味ができつつある。
「辛いの駄目でしょ?」
「いや、タイの普通の辛さにしてくれよ」
「それじゃ、タイの味にするわよ」
「筍をいれる?」
「そうだね。冷蔵庫に筍があるよ」
「日本の筍は美味しくないわ。タイの物じゃなくちゃ駄目よ」
「・・・」
「日本の筍は酸っぱくなるけど、タイの筍は酸っぱくならないわ」
本当かな?まあいいや。ヌチャナートが納得するように作ればいい。
暫く待っているとタイカレーが出てきた。
「唐辛子を入れる?」
「ああ、そうだね。唐辛子は日本の物にしてくれよ。日本の唐辛子は色が綺麗だからね。でも辛くないんだ」
日本の唐辛子を入れた。
もう、それだけでも辛そうだ。
久しぶりに食うタイカレーは美味かった。

2007/8/2

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2007年8月 2日 (木)

ゲンオプファク 鶏と夕顔か冬瓜

P1010897pct13 ヌチャナートがちょこちょこと作った料理だ。
「日本人は油料理が好きね。野菜を食べなくちゃいけないのよ!」
そういいながら作った料理だ。

俺は肉を食いたいが脂肪はイヤだ。
それで鶏肉は胸肉を買うことにしている。
ヌチャナートは「胸肉は美味しくないわ。腿肉を買いましょうよ」と言って油の多い腿肉を買う。
ヌチャナートの言っていることと、やることは同じではない。
俺だって胸肉より腿肉の方が美味しいと思っている。
減量したければ、多少不味くても我慢して胸肉を食べるべきだ。
「よおーし、女房がなんだ。女房なんてコワクネェーぞ!今度は胸肉を買うぞ!」
今は強気だが、ヌチャナートに「駄目よ!こっちにしなさい!」と言われると、気の弱い俺は腿肉を買いそうだな???

今日の料理なんだが、見たとおり簡単な料理だ。
唐辛子の入ったスープに鶏肉と野菜を加えたものだ。
野菜の一つに今日は冬瓜を使った。
「ヌチャナート、今日は冬瓜だけど、夕顔を使っても美味しくできるよね」
「そうよ、夕顔でも美味しいわよ」
やっぱりそうか。夕顔でも美味しく食べられる。
「日本人ように唐辛子を少なめにしておいたわ」
唐辛子を少なめにしたというが、食べ終わると頭から汗が吹き出ている。
毎食後、顔と頭を洗い汗を流さなくてはいけない。
タイ人は辛い料理を食べても汗をかかないのは、どうしてだろう。
俺も汗をかく量は減っていると思うが、それでも辛い物を食べると汗が出る。

なんの疑問もなく俺はこのような料理を毎日、食っている。
考えてみたらこれは鍋料理の一種だ。
日本の家庭では夏に鍋料理なんてやらない。
夏の鍋料理なんて日本人から見ると奇異だ。
熱帯の国タイでは年がら年中、鍋料理をやっている。
「冬、寒い、鍋料理、あったまる」という考え方は熱帯では通じない。

2007/8/2

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2007年8月 1日 (水)

肉じゃが

P1010884pct13 しらたきがあった。これを炒めてナンプラで味付けをする。唐辛子を入れて辛くしたらヌチャナートの好みに合うと思った。
ちょっと食べて「うん、美味しい」と言ったまま、それ以上食べようとしない。
「ふーん、この味はタイ人好みではないのだ。」
次はどんな味付けにしようかと考えていた。
俺が使おうと思っていたもう一袋のしらたきをヌチャナートが見つけた。
「あら、サミイ、これで日本の料理を作ってあげるわ。食べるでしょ?」
「・・・・」
「美味しいわよ」
使おうと思っていた材料を横取りされ、しぶしぶ「うん」と返事をした。

どんな料理を作るのかと思っていたら肉じゃがだった。
味付けも日本の味になっている。
酒の肴で、これをつまみにするのなら塩味はちょうどいい。
飯のおかずではもう少し塩っぱい方がいい。
俺はそのまま食べてみたが、いつも辛い料理ばかりなので、唐辛子のない味は物足りない。
生の唐辛子を取り出して入れた。
この唐辛子は日本の物なので綺麗な赤い色をしているが、辛味が少ない。
それと唐辛子の皮が硬い。
唐辛子評論家みたいになっている自分を笑ってしまった。

2007.8.1

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バナナの蕾

P1010866pct13 先日、ここにバナナの蕾ができているのを見た。俺はヌチャナートに言った。
「どうせ、食べないからこの蕾をもらおうか?」
「いらないわよ。不味いわよ」
この蕾はまだ小さい。これから暑くなってもタイのバナナのように大きくはならないだろう。
外側の皮が紫色になる前に寒さが来て枯れてしまうだろう。
美味しいバナナの蕾と不味い蕾があるなんて俺は知らなかった。
日本人でバナナの蕾が食べられるなんて知っている人は少ない。

2007/7/31

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スペアリブの空揚

P1010856pct13

今日はスペアリブの空揚だ。スペアリブの軟骨部分だ。
これにナンプラと調味料を加えて味付けをして、空揚にしただけだ。
簡単な味付けだが、飽きがこない美味さがある。
骨の周囲についた肉を齧る。それから軟骨を齧るとコリコリする。
この味付けなら世界中の人が食べることができる。
似たような味が何処の国の料理にもあるからだ。
好みによってナムプリックをつけて食べてもいい。
今日の味付けはいつもより濃いので、なにもつけずにこのまま食べた。

2007/7/31

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2007年7月31日 (火)

ノーマイサイガイ 竹の子と手羽先

P1010852pct13 この料理の名前は長いので、聞いたけど最初の部分を忘れた。
材料は竹の子と手羽先だ。
なんで今日はこの料理かというと二つの理由がある。
まずその理由の一つは手羽先が冷凍庫に入りきらないからだ。
手羽先は食うところが少ないのにガラがでかい。
さっさと食わなくてはいけない。
もう一つの理由は半額だったからだ。
半額と札がついた手羽先があった。
ヌチャナートは漢字を読めない。
俺が手羽先のパッケージを手にとって言った。
「ヌチャナート、これを買おうか?」
「いらないわよ!」
「これ半額だよ」
「あら、それなら二つ買いましょう。」
もう完全に主婦の感覚だ。安ければ買い込まなくては損だと思っている。
言わなきゃよかったと思ったけど、もう遅い!!

手羽先は食うところが少ないし、食べにくい。
指で手羽先を摘んで食べる。
コラーゲンが豊富なので指がべとべとになる。
ハンカチで手を拭きながら食べる。
鶏のこの部分って運動量が多いからだろうか、強い旨味がある。
肉も柔らかい。
食べにくい骨と骨の間の肉を綺麗に食べた後の骨を見ると、達成感がある。
くだらないと自分でも思っている。
美味いと思って食べた時は残された骨も綺麗だ。
魚でも同じことが言える。美味いと思った時は皿の上のゴミが少ない。
今日は安い食材で満腹だ。

「食事が終わったら、サダムを外で遊ばせてね」
ヌチャナートは俺に命令する。
食卓を立って「サダム、おいで!」と言うと猫は俺についてくる。
この猫って何故か俺よりもタイ語が分かるんだ。

2007/7/30

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インゲンのソムタム

P1010850pct13 俺がインゲンを買おうとするとヌチャナートが反対する。
ヌチャナートの方が俺より強くなっちゃったから俺はインゲンを買うのを諦める。
これが一回ではない、少なくとも二回は諦めた。
それなのに、それなのにだよヌチャナートは今日インゲンを買ってきた。
俺がインゲンを食べたいと言っていたのを思い出してインゲンを買って来てくれたのだと思った。

「インゲンのソムタムを作るわ。」この料理も美味いんだ。期待していた。
「できたわよ。味見して!」俺は喜んで味見した。
「ウェーーー!生グセェーーー!!!!」凄い生臭みがある。
「あら、カニは食べちゃだめよ。サミイはカニが嫌いでしょ。カニのない所を食べなさいよ。」
俺が吐き出したものを見ると潰されたカニの鋏が入っていた。
今度はインゲンだけを取り出して食べた。やはり生臭い。この料理は俺向きではない。
ヌチャナートは美味しそうに一人でソムタムを食べていた。
俺のためにヌチャナートはインゲンを買ってきたのではない。
自分が食べたいからインゲンを買ってきたのだった。

タイの女はソムタムが好きだ。特にタイ東北部の女はソムタムが好きだ。
俺は女なら誰でもソムタムを好む物と思い込んでいた。
ソムタムを話題にしながら食事を進めていた。
「年をとった女の人はソムタムを食べないわよ」
「えっ!!!???」
これは意外だった。俺が知っている女の子供の名前をあげる。
「あの子達はソムタムが大好きよ」
”ふーん、こんな生臭い物を子供のうちから食べるのか”とちょっと驚いた。
「年をとった女の人は食べないわ」
ソムタムと血液あるいは閉経と関係があるようだ。
こういうことはグルメ本や観光案内書の料理頁には書いてない。
タイの女と一緒に生活していないとこんなことはわからない。

2007/7/30

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2007年7月30日 (月)

オクラ

P1010831pct13 オクラはタイにもあったと思うが、タイで食べた記憶がない。
あまり食べないのかもしれない。
ヌチャナートがこんなオクラ料理をだしてきた。
この味付けは日本の味だ。
「ヌチャナート、これって日本の味だね」
「そうよ」
何処で覚えたのだろうか、醤油と酢を使っていい味をだしている。
「サミイ、好きでしょ?」
「うん」
俺はオクラでタイ料理を作ってくれるものと思って買ったのに。
でも、これは美味いからよしとしよう。
腹が減っているので、ちょっとつまみ食いをしたら、止まらなくなってしまった。

2007/7/29

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蝉を食べる女

地球温暖化の影響なのかわからないが、今年は長梅雨だ。
毎日、雨の日が続く。
涼しいのはいいが、また冷夏ということで米が不作になると困る。
米だけでなくいろいろな生態系に影響がでている。

生態系と言えば「虫を食べる女」とかいう題名の時代物小説があったな。
その題名を読むとなんだか妖怪が出てきそうな感じがする。
昼間は可愛い美女だが、夜になると変身して虫をとって食べる、そんな妖怪小説のような感じだ。
昆虫食なんてタイでは当たり前だ。昆虫はタイ人の嗜好品だ。
ヌチャナートもいろいろな虫を食べている。
日本ではヌチャナートは蝉をとって食べる。日本人は蝉を食べないので蝉は油断して低いところにいる。
「日本の蝉は低いところにいるので、捕まえるのが簡単でいいわ」
なんて喜んでいる。
蝉は飼い猫サダムの玩具にもなる。大きな蝉が床の上でジイジイ鳴きながらバタバタする。
サダムは蝉に前足でちょっかいを出す。蝉がまた激しく鳴くとサダムは驚いてさっと飛び跳ねる。
さんざんサダムが遊んだ後の蝉をヌチャナートが食う。

「今年は虫が鳴かないわね」
「ああ、そうだね」
ヌチャナートに言われて、今年はまだ蝉の鳴声を余り聞いていないことを感じた。
「去年、あたしが食べちゃったかしら?」
そんなことはないと思う。

2007/7/30

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2007年7月29日 (日)

焼うなぎ

うなぎの蒲焼を焼いている臭いは日本人の俺には美味そうな食欲を誘う臭いだ。こんな落語があるよね。

蒲焼屋の前でその臭いを嗅いで飯を食っている男がいる。蒲焼屋の親父が「臭い代を払え」と男に請求した。

男は財布をとりだして振った。チャリンと言う音がした。「俺は臭いを嗅いだだけだから、金の音で払えばいいだろう」

日本人には鰻の蒲焼はちょっと特殊な食い物だ。だから「蒲焼」という特別な名前をつけている。日本人は美味しい食い物に綺麗な名前をつける。蒲焼もその一例だ。

「もみじおろし」というのも綺麗な名前だ。

「竜田揚げ」なんていうのもいい名前だと思う。天ぷら、揚げ物というより美味しそうに聞こえる。

土用の丑の日が近づくとあちこちから蒲焼の臭いがしてくる。

何処かから蒲焼の臭いが漂ってきた。

「あら、なんの臭いかしら?」ヌチャナートが聞く。

「うなぎだよ」

「ああ、焼うなぎね」

「・・・・・・・・」

蒲焼はたしかに鰻を焼いた物だけど、「焼うなぎ」と言われると、美味そうな感じがしない。

この種の料理の場合、タイ語では「焼く」という単語と「材料」の単語を組み合わせる。

日本語の「焼き鳥」「もつ焼き」と同じ発想だ。

蒲焼の場合は「焼く」という単語と「鰻」という単語を組み合わせる。

「焼うなぎ」と言われて、俺は一瞬、何のことだか分からなかった。

何を言っているのか分かった時は「蒲焼」が可哀想になり、笑い出してしまった。

2007/7/29

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ケンタッキーフライドチキン

スーパーに冷凍の揚げ物があった。豚肉を揚げて冷凍保管したものだろう。中国からの輸入品だ。最近 中国の食品の安全性が大きく報じられている。大丈夫かな?

相当ひどい薬品が入っていない限りは大丈夫だという前提で冷凍の揚げ物を買った。

いつもタイ料理ばかりなので、ヌチャナートが居ない時にそっと食おうと思った。ヌチャナートは俺が手にした物を見て言った。

ヌチャナート「KFCを買ったの?」

俺「うん」

豚肉の揚げ物なのに何故KFCと言うのか日本で生活している人にはわからないだろう。

KFCというのはケンタッキーフライドチキンのことだ。タイ人にとってケンタッキーフライドチキンというのは長すぎて覚えられない。言いにくい言葉なのだ。それで店の前にKFCと略号がでている。

その略号でタイ人は呼んでいる。

ヌチャナートは豚肉の揚げ物だろうと鶏の揚げ物だろうと区別をしないのだ。

KFCと言うのはウチだけで通じる言葉かもしれない。

他のタイ人も肉の揚げ物をKFCと言っているのかどうか、確認してみよう。

2007/7/29

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