« 2007年7月29日 - 2007年8月4日 | トップページ | 2007年8月12日 - 2007年8月18日 »

2007年8月11日 (土)

ソムタムと朝顔

P1020093pct13 ヌチャナートはソムタムを作り始めた。いちおう俺にソムタムを食べるか聞く。
俺は断った。
「食べないのね。自分用のソムタムを作るわ」嬉しそうに笑う。
本当のタイの味を作れるからだ。
カニを発酵させたもの、公魚を発酵させたものを取り出してくる。
この臭いがひどい。俺が納豆を食うと、ヌチャナートが
「よくそんな臭い物を食べるわね!」と厭きれるが、俺もこのカニや公魚の臭いにあきれてしまう。
この味と臭いがないと、美味しいソムタムにならない。
茹でておいた冷麦にソムタムを混ぜる。
真っ赤な色はいうまでもなく唐辛子だ。それにトマトが入っているので、余計 辛そうに見える。
今日はタイの唐辛子が切れたので、日本の唐辛子を使っている。
日本の唐辛子は赤みが強いが辛味がない。
辛味を求めて多めに唐辛子を使う。
「ああ、辛い。いい辛味だわ!」と言いながらヌチャナートはソムタムを食べている。
タイ人が辛さでヒィーヒィー言うのだから、日本人の口の中は火事になる。P1020094pct13

今日はソムタムの他に朝顔をだした。
最近は朝顔を空芯菜という名前で売っている。
初めて空芯菜を食べた時、Fried Morning Gloryとして食べたのでこの野菜は「朝顔」として俺の頭に焼き付いている。
簡単で美味しい空芯菜の食べ方を日本人は知らないだろう。
これ以上、簡単なものはない。
洗ってそのまま、食卓にだすだけだ。
空芯菜を指でくるくると巻いて食べやすい大きさにする。
いとも簡単にヌチャナートは朝顔を
ヌチャナートは空芯菜をソムタムと一緒に食べている。俺は唐辛子とニンニク、レモンのソースにつけて食べる。
「朝顔は生でも食べられるのだ。これはサラダと言っていいか?」
意外と美味いから、是非、お試しを。
レタスなどと一緒に混ぜて好みのドレッシングをかけても美味しいはずだ。

2007/8/11

クチコミblogラ ンキング TREview

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月10日 (金)

鶏肉とキャベツの牡蠣油炒め

P1020081pct13 腹がへった。ヌーに何か作ってくれと頼んだら鶏肉をキャベツと一緒に炒め始めた。
牡蠣油で味付けをしていた。これは中華料理屋でも出す料理だ。
ニンニクと唐辛子を潰したものをちょっと加えながら食べるのがタイ風な食べ方だ。
ちょっと甘味がある汁をご飯にかけると、これまた美味い。
この料理だったなら、嫌いだ、食べられないという人はまずいない。
宗教的理由、アレルギーの人を除いて、誰でも食べられると思う。
俺は唐辛子を使って食べたが、辛い物が苦手な人は、このまま食べればいい。

俺はこれを食べながら考えた。
牡蠣油のことを英語ではオイスターソースという。牡蠣はオイスターだ。
牡蠣つまりオイスターから作ったソースだからオイスターソースというのは分かる。
これを漢字で書くと牡蠣油となる。漢字の「油」と英語のソースが対応する。
俺達には油と書くと、機械につける油や灯りに使う油を思ってしまう。
脂肉に熱をかけて出てくるものも油だ。
牡蠣油はどうみても油なんてはいっていない。それなのに油と書くのはなんだかおかしな感じだ。
醤油も油なんてつかってないのに油と言う字を使う。
英語で醤油のことをソイソースという。醤油の原料は大豆だからソイソースなんだな。
そうすると漢字の「油」は油脂という意味の他に「旨味がある汁」という意味がありそうだと推定がつく。

2007・8・10

クチコミblogランキング TREview

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 9日 (木)

レモングラスも唐辛子も

今まで元気だったレモングラスが元気を失った。
暑さと日照りでやられたのかとも思ったが、レモングラスは熱帯で育つ植物なので夏の暑さでやられるはずがない。
先日、ヌチャナートがレモングラスの葉を切り取って使っていた。
葉を失ったので根が伸びるまで元気がない。このまま待っていれば元気を取り戻すのかなと思っていた。
しかし元気になる様子はない。葉がだんだん枯れていく。

同じ植木鉢にある、唐辛子も元気がない。此方はまだ苗程度の大きさだから暑さにやられた可能性はある。
朝は元気なのに、昼になると元気がなくなる。水を与える時間帯も変えてみた。
それでも元気がない。

ヌチャナートが植木鉢の土をひっくり返していた。
「昆虫を探しているのよ」
俺達日本人の農作業とヌチャナートの農作業ではやり方が違う。
そんなに土を穿り返したなら根がやられてしまう。
心配しながらヌチャナートがやることを見ていた。
「虫がいたわよ」
大きな蛆虫のような幼虫が土のなかからでてきた。
いったいこの幼虫は何処からきたのだろうか?
一匹だけだと思ったら三匹もでてきた。先日も三匹ほど捕まえたから少なくとも六匹はこの植木鉢にいたのだ。
気持ちのいい姿ではないので、じっくり観察する気にならない。
この辺を飛び回るカナブンの幼虫ではないだろうか?
いずれにしてもうちの大事な野菜を食う「にっくき奴」だ。P1010995pct13

レモングラスも唐辛子も根を食いちぎられていた。
その時、俺はふと疑問に思った。
唐辛子の実は辛い。葉も辛味がある。それじゃ、根には辛味成分がないのだろうか?
葉が辛いのだから茎も根も辛いような気がする。
あの幼虫は辛い根も食べていたことになるな。
他に食い物がなくて空腹に耐えかねて辛い根まで食べていたのだろうか??

2007/8/8

クチコミblogランキング TREview

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 8日 (水)

プラケム 鯵の塩焼き

P1010992pct13 鯵が安かった。「買わなくちゃ損」とばかりにヌチャナートは鯵を買った。
買わなくても損はしないけど、主婦は損すると感じるようだ。
幾ら安いからと言っても、食べないで捨てるようだったなら、高い買い物になる。
鯵のたたきでも作ろうかと思ったが、ヌチャナートは「刺身は食べたくないわ」と言う。

帰宅するとすぐにヌチャナートは鯵の調理にかかった。
たたきや刺身にするのは俺の仕事だが、タイ料理だからヌチャナートが担当する。
調理と言っても簡単だ。大量の塩に鯵を漬けるだけだ。
こうして常温に保管しておく。大量の塩が入っているのでこのままでも腐らない。
魚から水がでてきて、濃い塩水になる。魚は自分からでてきた水で作った塩水のなかに漬かる。
魚は静かに発酵して生の鯵にはない旨味を作り出す。
この塩漬け魚をプラケムと呼んでいる。塩水も強い旨味があるので、料理に使う。

昨日、塩漬けしたばかりの鯵を焼いて食べた。
十分に塩がいきわたっている。
この写真を見れば日本人の調理ではないとすぐにわかる。
まず頭を落としている。鯵や鰯のような小型の魚の場合、日本人は頭を落とさない。
魚の目が開いているのを気味悪がる西洋人は魚の頭を落とすかもしれない。
落とした頭も捨てるようなことはしない。頭は別の料理に使う。
ケチというのか、環境に配慮しているというのか、タイ人は食材を無駄にしない。

熱を通りやすくするためと、塩を浸みこみ易くするために、胴に切り込みを入れるのは日本人もタイ人も同じだ。
日本人は切り込みを胴を輪切りにする方向にいれる。
タイ人は胴に沿って切り込みを入れる。

焼くと塩の塊が皮に噴出してくる。ここを餅米と一緒に食べると美味い。
かりっとした皮の触感と、魚のうまみ、塩味で申し分のない美味さができあがる。
魚をあまり好まない俺が美味いというのだから、焼き魚が好きな人だったなら、「もう一度、食いたい」と言い出すと思う。
今日は普通のご飯だ。他にもおかずがあるので、塩っぱい皮の部分は遠慮した。
遠慮しないと塩分の取りすぎになる。美味さの誘惑に勝てず、やっぱりちょっとだけ塩っぱい皮の部分を味見した。
昨日、漬け込んだばかりなので発酵臭はない。

ちょっと塩を振って一晩置いてから焼いた鯵に醤油をたらして食べるのも美味い。
今日の鯵は塩味が十分についているのでナンプラをかけると塩っぱくなりすぎる。
生の唐辛子と一緒に食べると、違った旨味がでてくる。

2007/8/8

クチコミblogランキング TREview

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 7日 (火)

人畜共用

このイカはサダムのために買ってきたものだ。猫にイカを食べさせると腰を抜かすというのは迷信か?
ウチのサダムはイカが大好きだ。毎日、イカを食べているけど、腰なんか抜かしていない。
もう既に抜けているのか??他の猫と同じように歩くから腰は抜けていない。
イカを煮たり焼いたりすると、もうじっとしていない。傍にきてイカが貰えるのを待っている。
時には流し台に飛び乗ってイカを見ている。
サダムは猫舌だから熱いものは食べられない。イカが冷えるのを待っている。
イカを貰うと嬉しそうに にこっと笑って食べる。

P1010982pct13 イカが入ったヤムウンセンは美味しい。それに彩りが綺麗なんだ。
この料理も俺が好きな料理だ。
「ヤムウンセンを食べるでしょ?」というので軽く「ウン」と返事をしておいた。
出来上がったヤムウンセンにはサダムのイカが入っている。
ウチの料理は人畜共用だ。
いくらイカが好きでもサダムは唐辛子の辛味がついたヤムウンセンの中のイカは食べない。

2007/8/6

クチコミblogランキング TREview

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 6日 (月)

トムカーガイ

P1010969pct13 飯を何にするか聞かれたが、何が食いたいと言う特別なものはない。
「何でもいいよ」ヌチャナートも考えるのが面倒らしい。
「私もなんでもいいわ」と答える。
これじゃあ、先に進まない。
冷蔵庫に鶏肉があるのを思い出した。鶏肉料理にしよう。
鶏肉料理と言ってもどんな料理があるのかわからない。
料理の名前をちゃんと覚えていないから、こういうことになるのだ。
トムカーガイを思い出した。
「トムカーガイがいいな」
「サミイはタイ人みたいね。トムカーガイが食べたいなんて言うんですもの」
酸味があるけど、ココナッツのこってりした油と合いうまい。
唐辛子の辛味があってまさに夏の料理だ。
熱帯の料理だ。食欲が落ちても酸味と辛さで刺激されて自然に食べてしまう。
タイでは何処でも簡単に手に入る身近な食材だけを使っている。
栄養豊富な健康食品だとタイ人の知恵に感心した。
「これはうまい、これはうまい」と感動しながら一人で食べてしまった。

2007.8.5

クチコミblogランキング TREview

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キャベツと茄子と鰯

P1010974pct13 これはヌチャナートが好きな簡単な料理だ。どのくらい簡単かと言うと材料を蒸し器に入れて蒸すだけだ。
「茄子を食べるでしょ?」と聞くから「食べる」と答えておいた。
茄子のシギ焼ではないが、ちょっと珍しい茄子の料理を作ってくれたことがある。
俺はそれが気に入っていた。その料理が出るのかと思っていた。
出された物はキャベツと一緒に蒸しただけだ。

この赤いナムプリックは鰯を使ったものだ。この鰯は商店街の魚屋で見つけた丸干しだ。
なんだか美味そうなので食いたくなった。鰯の丸干しを焼いて朝飯に食いたくなったのも事実だが、本当のところは
バカ安の値段だったから買う気になったのだ。
「ヌチャナート!この鰯を買おうか?」
「そうね。二つ貰いましょうよ」
買ってきた鰯を冷蔵庫にしまおうとしていたら、ヌチャナートが「鰯をつかうから、出しておいて」という。
鰯を焼いて唐辛子や玉ねぎと一緒に潰したのがこのナムプリックだ。
ナムプリックだけを味見したら、鰯特有の臭みがある。他の味は申し分ない。
「お味はどう?」
「鰯の臭みがあるけど、美味しい味だよ」

冷たいビールを飲みながら食事を始めた。
餅米を手で丸めてナムプリックをつけて食べる。先ほどは気になった鰯の臭いもこうやって餅米と一緒に食べると気にならない。
キャベツの葉でナムプリックを包んで食べる。生キャベツにトンカツソースをかけて食べるのも美味いが、ナムプリックと一緒に蒸し上げたキャベツを食べるのも美味いもんだ。
生キャベツの場合は飽きがくるけど、蒸した物だと飽きがこない。蒸すとキャベツの甘味がますのでナムプリックの辛味と調和するのだろう。

茄子の皮は蒸されて色が変わっているが、身が柔らかになっている。
これもナムプリックと一緒に食べると、いいんだな。

今日の料理は完全にタイだ。タイの普通の家庭の普通の料理だ。
日本で食べると、「夏らしい料理」になる。

2007・8・5

クチコミblogランキング TREview

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ナムヤーとノムチン

ヌチャナートはノムチンと言っている素麺が大好きだ。タイ人なら誰でも好きな食べ物だ。
日本で言えば立ち食い蕎麦みたいなものかな?
何処にでもあり、安くて美味しい。しかも飽きがこない味だ。
蕎麦を皿に盛って、そばつゆをかけたものを想像すればいい。
蕎麦の代わりに素麺を使い、そばつゆの代わりにナムヤーと呼んでいるソースをかける。

日本の立ち食い蕎麦の味を想像してノムチンを食べたらいけない。
ノムチンは完全にタイの味だ。
そばつゆに相当するソースをタイ語で「ナムヤー」と言っている。
直訳すれば「水薬」となる。
タイ人はこのソースを薬と考える。素麺を美味しくさせる薬、旨味を増加させる薬と考えているのだろう。

「ナムヤー」と聞いて俺は日本とのつながりを感じてにやっと笑ってしまった。
蕎麦につき物の、七味唐辛子、葱、その他を関東では「薬味」と言っている。
関西の人は「かやく」「加薬」と言っている。
関東でも関西でも「薬」と考えている。
タイ人と日本人は何処かで共通点がある。
腹を抱えて笑う面白い話ではないけれど、なんとなく、にやっと笑えるでしょ。

2007/8/6

クチコミblogランキング TREview

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年7月29日 - 2007年8月4日 | トップページ | 2007年8月12日 - 2007年8月18日 »