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2007年10月20日 (土)

唐辛子ソース付カレイの空揚

カレイが安かった。カレイを見ているうちになんとなくカレイが
食べたくなった。
「ヌチャナート、カレイを買おうか?安いよ。」
魚なら何でも好きだというヌチャナートは反対しなかった。

買い物から帰ると腹が減った。早速、買ったカレイを食べること
にした。
「このカレイを空揚にしてくれよ」
「さーっと揚げる?それとも硬くする?」
硬くすると言うのはカリカリにすることだと推定した。
「硬くしてくれよ」
思ったとおり、ヌチャナートはカレイをカリカリに揚げてくれた。

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この空揚を唐辛子ソースで食べる。
唐辛子がないと食べられなくなっている。
なんにでも唐辛子をつけて食べる。
逆に言うと唐辛子があればなんでも食べられるということかな?
カレイの空揚を酢醤油で食べるのも俺の好物だ。
ナンプラと唐辛子のソースで食べてもうまいもんだよ。
日本の普通の家庭でこんな食べ方するかな?
唐辛子を一切れ食べただけで、それ以上は駄目だろうな?
これは飯のお菜というより酒と一緒の方がうまい。
白い身を箸で取り出す。ナンプラをかけて唐辛子をのせる。
それを食べて、酒をちびりと飲む。
こうすると酒もうまい。
カレイは身の部分もうまいが、カリカリに揚がったひれの部分も
うまい。歯応えがいいんだ。これで酒を飲むと飲みすぎになるな。

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2007/10/20

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パパイヤ入りチキンスープ

パパイヤは日本人にとっては熱帯の甘い果実だ。完熟した物は
果実だが、未熟果は野菜だ。これは未熟の青いパパイヤを使った
スープだ。こんな料理を朝から食う。

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日本人の感覚ではこれは昼食か夕食のおかずだ。普通の感覚
ではこんな物を朝から食えないだろうな。でも鈍感なのか俺は
これを食う。しかも旨いと思いながら食う。
食いだすと旨いから、また食う。飯を食う。スープを食う。
未熟のパパイヤを煮ると夕顔や冬瓜を煮たような感じになる。
「うん、青いパパイヤは野菜だ。果物ではない。」と感じる。
適度な辛味がいい。辛味が刺激となってまた食う。

この他に塩漬け魚を焼いた物がでた。
焼き魚は秋刀魚だ。漬け込んでいるうちに旨味がましている。
生の秋刀魚に塩を振って炭火で焼いたものとは違った旨味が
でている。塩抜きせずに焼いた物だから塩っぱい。
タイの料理は甘塩だ。いつも甘塩のタイ料理ばかり食べている
ので、この秋刀魚を食べると、なんだか日本の料理を食べて
いるようだ。

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2007/10/19

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皮ベルトのようなリンファー

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幅と言い長さと言い皮ベルトのような野菜がある。タイ語でリン
ファーというそうだ。「天の舌」という変わった意味だ。
これは大木から吊り下がっているから、天が舌をだしているように
見えるのだろう。マメ科の植物かな?
今日、タイ食材店で買った物はちょっと古かった。
タイから輸入するものだから、時にはこんなものに出会うことが
ある。これを食べやすい大きさに切って焼く。
唐辛子ペーストと一緒に食べる。分厚い莢も食べられる。
莢を噛むとなかから豆のようなものがつるっとでてくる。
その豆だけを食べていたらヌチャナートに怒られた。
莢も食べられるから全部食べなくちゃいけないそうだ。
ちょっと苦味がある。この苦味がいいらしい。
俺は好きでも嫌いでもない。

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2007/10/19

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ナムプリック

たたきにするとちょうど良い大きさの鯵をヌチャナートが買って
きた。ヌチャナートは刺身が好きだから、鯵のたたきを食べる
ために買ってきたのだと思った。その鯵がなくなっていた。

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「あれっ?鯵はどうした?」
「これに使ったわ」
これというのはナムプリックのことだ。
唐辛子、ニンニクを焼いて鯵と一緒に叩き潰したものだ。
これが辛いけど旨い。炊き立てのご飯にのせて食べる。
もうそれだけでバリバリとご飯を食べてしまう。
肉につけてもいい。魚と一緒に食べてもいい。
日本の食べ物でこれに似た物は舐め味噌かな?
舐め味噌に唐辛子を沢山いれたものと想像すれば大きな間違い
はない。今日は皮ベルトのような野菜と一緒に食べた。

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2007/10/19

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2007年10月19日 (金)

タイの炒り卵

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今朝は秋刀魚の塩漬けを食べるつもりだったのに、ヌチャナート
は卵を調理しはじめた。炒り卵に似た料理だ。
唐辛子と長ネギが入っている。盛り付けた卵を見ると、綺麗な
色合いになっている。
卵の黄色と唐辛子の赤が対照的な色になり、料理を魅力的に
している。たしかにこの料理は辛い。
脂の少ない料理だと、唐辛子の辛味を強く感じる。
温かい料理だと、その辛味は余計に強く感じる。
赤い唐辛子を避けて食べた。それでも辛い。

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2007/10/18

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キャベツと豚の背脂肪

豚の背脂肪があった。こんなものはスーパーでは売っていない。
これを買い求めた。背脂肪に熱をかけ、油が抜けた身はかりっと
していて香りがあって実にうまい。
家中にラードの臭いがした。ヌチャナートが背脂肪を中華鍋で
温めている。油が徐々に鍋に溜まりだした。
もう少ししたら、油が抜けた背脂肪の身を食べられるなと期待
していた。

「今日は野菜を食べなくちゃいけないわ。野菜が沢山あるのよ。」
キャベツや他の野菜を大きな鍋で煮込んでいた。
「明日の朝はらくよ。このお鍋を温めるだけですもの」
そんなことを言いながら楽しそうに料理を作っている。
「ねえ、サミイ!美味しいから味見してごらんなさいよ。油をとった
豚の背脂肪を入れたのよ。」
味見をしたが、ラードの味が強くて旨いとは思えない。
「油の味が強すぎるよ」
「そう?美味しいわよ」
ヌチャナートは美味しいと言い張っていた。

朝食に昨晩作ったキャベツ他の野菜の煮込みがでてきた。
昨晩のことがあるから、余り期待しないで食べた。
昨日とは味が違う。昨晩とはうって変わって旨くなっている。
ひつこいラードの臭いもなくなっている。
あの油は何処へ行ったのだろう?
豚の背脂肪があった。それを摘んで食べる。
背脂肪は柔らかに煮えている。スープをたっぷりと吸い込んで
いる。油が抜けた背脂肪を煮るとこんな味になるのだ。
日本人はこんな料理を作らない。
豚の背脂肪はちょっと麩を食べる感触に似ている。

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俺はこれを食いながら、似たような料理を食べたことを思い出し
ていた。記憶が凄く曖昧だ。今では高級食材の鯨の油肉だか
皮肉を使った料理だったかなあ?
油がたっぷり浮いた鍋から熱々の野菜を取り出して、ふーふー
やりながら食べたような記憶だ。その時の味に今日の料理は
似ている。これは俺の記憶違いかもしれない。
でもこの味はいつか何処かで食べた味に似ている。

この料理を食いながら終戦直後の食糧難の時代にこの料理が
あれば、栄養失調を大幅に減らせたはずだと考えていた。

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2007/10/16

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パパイヤ入りチキンスープ

パパイヤは日本人にとっては熱帯の甘い果実だ。完熟した物は
果実だが、未熟果は野菜だ。
未熟の青いパパイヤを使ったスープだ。
こんな料理を朝から食う。日本人の感覚ではこれは昼食か夕食
のおかずだ。普通の感覚ではこんな物を朝から食えないだろう
な。でも鈍感なのか俺はこれを食う。しかも旨いと思いながら
食う。食いだすと旨いから、また食う。飯を食う。スープを食う。
未熟のパパイヤを煮ると夕顔や冬瓜を煮たような感じになる。
「うん、これは野菜だ。果物ではない。」と感じる。
適度な辛味がいい。辛味が刺激となってまた食う。

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この他に塩漬け魚を焼いた物がでた。
焼き魚は秋刀魚だ。漬け込んでいるうちに旨味がましている。
生の秋刀魚に塩を振って炭火で焼いたものとは違った旨味が
でている。塩抜きせずに焼いた物だから塩っぱい。
タイの料理は甘塩だ。いつも甘塩のタイ料理ばかり食べている
ので、この秋刀魚を食べると、なんだか日本の料理を食べて
いるようだ。

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2007/10/19

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酢入りスープ、ポッカポカ

こんな見出しの記事が今朝の読売新聞にあった。
”あー、あのスープだな”と感じた。
「ハーブでエスニック風」と書いてある。ますますあのスープのこと
だと確信した。
ところでエスニックっていうけど、何処の国のことだ?
まあ、いいや。そんなこと。記事を読み進めた。
「酢入りのスープは身体を温め、これからの時期にぴったりです。
熱い汁物に酢を入れるとむせそう、と思いがちで
すが、加熱
することでツンとした部分はなくなります。」なんて書いてある。
アサリのエスニックスープという記事だ。
材料はアサリ、竹の子、椎茸、生姜、赤唐辛子、レモングラス。
これを煮込む。砂糖、ナンプラ、米酢を加える。
こんなスープならいつも俺ん家で食べている。俺にとっては珍しく
もない料理だ。新聞の家庭欄で30センチ四方の記事になってい
る。料理記事としては大きい記事だ。
これでタイ料理が日本に定着して市民権をもつようになるな。
本当に美味しいタイ料理が沢山ある。このスープもその一つだ。

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2007/10/19

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2007年10月18日 (木)

ラープ、タイ風牛肉たたき

昨日からラープが食べたかった。今日は食べるぞ!
ヌチャナートに頼んでラープを作って貰った。ラープは肉に熱を
さっと通してナンプラ、唐辛子、ニンニクなどと混ぜ合わせる単純
な料理だ。タイ風牛肉たたきと言えばわかりやすい。ちょっと味見
をしてレモンを加える。今日のラープには細い泥葱を加えた。
ちょっとラープを口に入れる。
「辛れぇー!」と感じると同時に旨味が口に広がる。
ヌチャナートは俺が辛いと言うのを笑いながら見ている。
「そんなの辛くないわよ。普通よ。」
冷笑されてもいい、旨ぇー物はウメェー。ご飯と一緒にラープを
食べる。
「餅米だといいのにね。あたし餅米なら毎日食べてもいいわ」
そうだヌチャナートの言う通りだ。
ラープはタイ東北の料理だから、やはり餅米と一緒に食べると
もっと美味しい。餅米の甘さがラープの辛さを帳消しにしてくれる。

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旨いラープだと思いながら食べているうちに頭から汗が出てきた。
ハンカチで汗をぬぐう。汗を拭いながら飯を食う。
これは滑稽な姿だ。このラープは俺用に作ったから苦い胆汁は
入っていない。日本人の中にもあの苦いラープが好きな人が
いる。俺は駄目だな。
タイ人が普通という辛さは日本では極辛か超辛、地獄の辛さ
かもしれない。

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2007/10/17

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2007年10月17日 (水)

ガイピン、焼鶏

ウチでは食事をする前に儀式がある。その儀式は
「何を食べたい」と言う質問から始まる。
それに対して俺は「なんでもいいよ」と答える。
俺はアレが食べたい、コレがいいというようなこだわりがない。
そうすると、ヌチャナートは冷蔵庫を見て肉や魚の名前をあげる。
本当のことを言うと、俺は何でもいいのだが、「牛」とか「秋刀魚」と
思いついた食材の名前で答える。今日は鶏肉を取り上げた。
「この鶏、どうするの?焼く?煮る?」
「焼く」
毎回、同じことを繰り返しているから儀式みたいなものだ。

ナンプラで味付けした鶏の脂が焦げる臭いがする。旨そうな
臭いだ。鶏が焼上がったらしい。グリルから鶏を出しながら
ヌチャナートが聞く。
「この鶏、どうする?このままでいい?それとも切る?」
「切ってくれる?」
食べやすい大きさに鶏肉を切って出してくれた。

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鶏肉の上にナンプラに入った唐辛子を乗せながら食べる。
日本の焼き鳥屋でこんな食べ方をしたら、他のお客さんは
驚くだろうな。
「タイ人みたいな食べ方をするわね」
ナンプラと唐辛子のタレが小さな器に入っている。
最近、ヌチャナートは「肉をタレにつけて食べてはいけない。
タレを肉にかけて食べろ。」と言い出した。
言われたようにタレをかけながら食べた。肉をタレにつけるとタレが
すぐに傷むらしい。タレを肉にかけて食べれば、余ったタレをまた
使えると言う主婦的発想だ。
そうかなあ???
秘伝のタレを継ぎ足しながら同じタレを30年使っているなんて
焼き鳥屋が
日本にはある。ヌチャナートの言うことは信じがたい
が、ヌチャナートの言う通りに食べた。
食べ終わった皿には鶏の脂とナンプラがついている。
これが旨そうだ。皿を舐めた。やっぱりいい味がある。
それを見て「子供、見たいね」とヌチャナートが笑った。

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2007/10/16

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タイ風卵スープ

「スープいるでしょ?」
「うん」
「なにがいい?でも何もないわね」
「長ネギがあるだろ」
寒くなり始めたが、泥葱がでるにはまだ時期が早い。
でもどういうわけか泥がついたままの長ネギがあった。
冬場に見る泥葱と違い、この泥葱は細い。間引きして泥を落とさ
ないまま出荷したものだろうか?
冬場の甘い泥葱はヌチャナートの好物だ。
「これでXXXXXを作ると美味しいのよ」XXXXXは料理の名前だが
何と言われたのかわからない。

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こんな細かい問題をいちいち気にしていては外人と生活していら
れない。これを聞き直せば、「XXXXXとはあれをこうして、こうやって
・・・・・」と説明してくれる。余計複雑になるから聞き流す。
「この葱を酢と味噌と一緒に食べたいな」葱ヌタのことだ。
葱ヌタをタイ語で何と言うのか分からないから、こんな面倒な表現
をする。(苦笑)
そんな会話をしながら買った泥葱と卵が入ったスープが出来てきた。
細い葱なので柔らかい。それに甘味がある。
この味なら何処の国の人にでも受け入れられる。クセがない。
ナンプラで味付けしたから、タイ風スープだろうな。
パクチーがあればパクチーを浮かせたはずだ。パクチーがあれば
完璧なタイのスープだ。

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2007/10/16

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2007年10月16日 (火)

ムックガイノーマイ竹の子と鶏肉煮込み

何を食べたいかヌチャナートが聞いている。野菜の名前を幾つか
あげる。俺は竹の子を選んだ。この竹の子は姫竹だ。
細くて柔らかい竹の子だ。
竹の子をまな板にのせると、ヌチャナートはすりこ木で竹の子を
叩く。叩かれると竹の子は縦長に細く割れる。
こうすると食べやすくなるのかな?日本の料理の世界ではこんな
ことをやらないと思う。竹の子に鶏肉とたっぷりの唐辛子を加えた。
ぐつぐつ煮込んでいる。これが出来上がりだ。

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ヌチャナートが「辛いわよ」という位に辛い料理だ。
タイ人が辛いという料理は辛い。
最初はそれほど辛いとは思わなかった。旨さに釣られて竹の子を食べていた。
じわじわと辛味が効いて来た。頭から汗がでる。
汗を拭き拭き食事をしている。タオルで汗を拭いてまた食べる。
なんでそんなことまでして辛い料理を食べるのだ?
普通の日本人はこの辺りでもう食べるのを諦めて降参している。
辛い料理が当たり前になっているので、食事中に汗を拭くのが
普通の姿にもなっている。自分で、その姿に笑い出す。
旨いと感じる時、人は無口になる。黙って食べ続ける。
食い終わり満足して言った。
「美味しかったよ。ありがとう」

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2007/10/15

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2007年10月15日 (月)

虫食む人々

今朝の読売新聞に「虫食む人々」という記事があった。
「食む」と書いて「はむ」と読むんだよね。
これは野中健一さんという人が書いた本の紹介記事だ。
「虫食む暮らし」というタイトルでNHKブックスから出しており970円
で買えるそうだ。

俺はこのブログの中でタイ人の昆虫食のことを何件か書いた。
そして昆虫食は貧困から来るのではなく、嗜好なのだと書いた。
野中さんは俺と同じことを言っている。俺は学者でも研究者でもない。
たんなる物好きだ。でも俺の結論と野中さんの結論は同じだ。
タイ人はいろいろな昆虫を食べる。昆虫により味が違い、旨い物
は値段が高い。(俺は旨いとは感じていないから、旨いと言われ
ている物と書くべきだ。)

俺はタイの食生活をヌチャナートに強要されている。タイ料理だけ
を食べて何の違和感も持たない。
食に対して寛大、新しい食生活にすぐに馴染める体質かもしれ
ない。でもタイの昆虫食には偏見をもっているのだろう。
旨くて高価と言われている昆虫を食べるには、気持ち悪さを抑え
て無理して食べなくてはいけない。
「この虫は旨いだろう」とタイ人に言われても、気持ち悪さが先に
たってその旨さが分からない。自分から手を出して昆虫を食べる
ことはない。昆虫を食べる時は、「これから昆虫を食べるぞ!」と
気合を入れてからでないと食べることができない。

日本人が食べる鮫をタイ人はゲテモノと考えて食わない。
タイ人が食べる昆虫を日本人はゲテモノと考える。
ゲテモノって何だろうね?

誰でも偏見をもってはいけないとわかっている。
でも日本人が食品と看做していない昆虫を食べるタイ人を見る
と、日本人はタイ人を蔑視する。
食い物がなくて貧しいから昆虫まで食べていると完全に誤解する
白人のアメリカ人にタイで出会ったことがある。
このアメリカ人の考えは大方の日本人の考え方に一致している。
タイ人は昆虫は旨いから食べている。旨いから昆虫は商品として
取引できる。捕獲も簡単で大量に取れるし貴重な蛋白源だ。
イナゴを食べれば殺虫剤を使わなくてすむから環境にやさしい。
米の収量も増える。

メスのタガメから取るエッセンスは洋梨のような芳香がある。
この香りを使った料理を「タイ王宮料理だ」と言って出されれば
信じて疑わない。そのくらい上品な香りがする。
こうやって考えると昆虫はいいことずくめだ。

頭の中では昆虫食はいいことだと分かっているが、はっきり言って
俺は今、昆虫が旨いとは思っていない。昆虫を食べたいとも思
っていない。食習慣と言うのは極めて保守的で、昆虫のような
新しい食物をなかなか受け入れない。
一日三食タイ料理に切り替えて平気でいられる俺も今までの
食習慣にない昆虫食をなかなか受け入れることが出来ない。

このような本が出版され、昆虫食に対する偏見がなくなれば
嬉しい。飽食の時代と言われ簡単に飛行機に乗れる時代だ。
飛行機が墜落して、山で救助を待つ、無人島に漂着するなどで
飢餓に直面するかもしれない。
そんな時、昆虫を食べることが出来ると知っていれば生存できる。

俺にはタガメや蛆虫など昆虫を食べる機会がある。気持ち悪がら
ずにもっと昆虫を食べてみよう。
そこから何か新しい発見があるような気がする。

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2007/10/14

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2007年10月14日 (日)

糸瓜と鶏のシチュウ

この商店街には他の商店街で見られないものが並ぶ。
青いパパイヤなんてものはここでしか見られない。糸瓜があった。
九州ではヘチマを食べる地域がある。九州では八百屋の店先に
ヘチマが並んでいるだろう。
関東ではヘチマは風呂で使うだけだ。ヘチマを食べるなんて発想
がない。この商店街には外国人が沢山集まるので外国人を相手
にした食材が並んでいる。
いつしかこれがこの商店街の特徴になっていた。

ヘチマも時々並ぶ。スーパーと違って商店街は店の人と話しなが
ら買い物ができる。その面白さ、温かさがいい。スーパーに客を
取られないように値段で勝負をしている。
値段が安い、タイ料理に使える食材が手に入るというだけでなく、
商店街の雰囲気がタイの市場の雰囲気に似ている。
タイにいるような感じになるのでヌチャナートはこの商店街が
お気に入りだ。
魚屋でタイでよく見る蟹を見つけては驚いたり喜んだりしている。

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俺がヘチマを見つけた。
「ヌチャナート、ヘチマを買おう」
関東者の俺はヘチマなんて食べ物ではないと思っていた。
ヘチマが旨いことをヌチャナートから教わった。
ちょっと苦味があるが、ヘチマを煮込むと柔らかになり、口でとろ
ける。

外から腹を減らしてウチに戻ると美味しそうな臭いがしている。
「ヘチマのシチュウを作っておいたわ。サミイは好きでしょ?」
ヌチャナートは俺の好物を覚えている。
煮込んだヘチマは鮮やかな緑色になっている。
「辛くない?」「辛くないよ」
タイ料理を知らない日本人が食べたなら、ピリ辛どころではない
辛さかもしれない。毎日辛い物を食べている俺は辛さに対する耐性
が出来上がっているようだ。レモングラスの香りがするスープだ。
タイの味と香りだ。この味はウチでしか食べられない。
タイレストランではこんな料理はない。家庭料理だからできる味だ。

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2007/10/14

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ナムプリック唐辛子ペースト

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この真っ赤なペーストをナムプリックと言う。これは辛い!
見ただけで辛そうだなと感じる。
辛い物が苦手な人でも、これをちょっと舐めれば旨さがわかる。
それでついつい辛さを忘れて食べてしまう。
「うーっ!辛い!」と言う時は口の中が火事になっている。
水を飲んで火事を消して、また食べる。
病み付きになる唐辛子ペーストだ。

材料は唐辛子、ニンニク、長ネギ、レモン、ナンプラだ。
唐辛子、ニンニク、長ネギは焼いて香りをつける。
これを叩き潰すだけだ。
こんな簡単な料理だが旨味と香りがいい。
餅米を指で丸めてナムプリックをつけて食べると辛さなんか
忘れる。もう夢中になって食べる。
このナムプリックは肉や魚と一緒に食べてもいい。
肉などの脂と唐辛子の辛味があう。
食欲のない時にこれを使うと、もりもり食べてしまう。
ラーメンに入れても旨いと思うよ。

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2007/10/14

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千枚と辛いタイのソース

牛の何番目かの胃袋のことをセンマイという。襞が沢山あり千枚
ほどの襞があるように見えるのでセンマイというのだろう。
新鮮な物を生で食べると旨い。今日のセンマイはちょっと古い。
熱をかけないと危険だ。軽く茹で上げて食べることにした。
辛いタイのソースをつけながら食べる。唐辛子の辛味がいい。
センマイはしこしこしている。噛み心地が楽しい。センマイには
味がない。センマイにつけたソースの味と噛んだ時の弾力を楽し
む料理だ。茹でただけだから料理とも言えない。
適度に熱を通し、硬く小さくならない程度に茹で上げるのがコツかな。

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好みでいろいろなソースを作るといい。
ニンニクと味噌を合わせたソースで食べてもうまい。
肉の味が単純だから飽きがこない食材だ。
時々食べると旨いなと感じる。

2007/10/13

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マンゴーなど果物

ウチではあまり果物を買わない。俺がそれほど果物を食いたいと
思わないからだ。タイにいる時は珍しい熱帯の果物を食べた。
最近は熱帯の果物も珍しく感じないのでそれほど食べない。
昔だったならバナナを喜んで食べた。バナナは高価な貴重品
だった。今ではバナナなんて安っぽい果物だ。腹が減って何かを
食べたい時、スナック菓子を食べるよりバナナを食べた方が良い
と思いバナナを食べることがある程度だ。
タイでは焼いた小さなバナナを味見程度に食べる。

昔の日本では生のパイナップルなんて貧乏人は買えなかった。
第一、買いたくても売っていなかった。
生のパイナップルを買いたければ銀座などの一流果物店に行か
なくてはならなかった。パイナップルなんて今は何処にでもある。
安くなるとパイナップルも食べたいと思わなくなる。

タイのマンゴスチンも旨いな。マンゴスチンは果物の女王?
王でも女王でもどちらでもいい。上品な酸味と甘味は誰でも
気に入る。俺はグアバが好きだ。竜眼も好きだな。
未熟な青くて硬いマンゴーを塩をつけて食べるのは旨いとは
思わなかった。最近は甘味のない硬いマンゴーに塩をつける
と美味しいと感じるようになっている。
甘い果物ではなくてスナックのような感じで食べている。
硬いから何度も噛む。噛むことで空腹感を癒すことができる。
ポテトチップスに比べるとカロリーが遥かに低いのでマンゴーは
いい。

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今日は珍しくウチに果物がある。
すぐに食べなくてはいけないマンゴーが安く売られていた。
早く言えば腐りかけのマンゴーだ。
俺が出会ったイギリスの女はこのような果物を「熟れ過ぎた果物」
と呼んでいた。「腐りかけ」も「熟れ過ぎ」も同じことだ。
でも語感がまるで違う。「熟れ過ぎ」と言った方が遥かに聞こえが
いい。

熟れ過ぎのマンゴーをヌチャナートが求めた。マンゴーは便秘だった
かな、なにかの薬効がある。その薬効を求めて買ったようだ。
そんな時は熟れ過ぎだろうが腐りかけだろうが関係ない。
体調を整えるのだから、なんでもいい。
マンゴーは本当に便秘に効くみたいだ。

森のバターといわれるアボガドは俺が好きな果物だ。
「サミイが好きだから」と言ってヌチャナートが買った。
この薄切りを醤油をつけて食べると旨い。柔らかな果肉を潰して
醤油をかけてかき混ぜる。アイスクリームを食べるようにスプーン
で食べる。
初めてアボガドを食べた時は「何だこの味」と思ったが、食って
いるうちに段々と好きになった。

レモンはタイ料理の必需品だ。これがなかったならタイ料理を
作れない。これだけは欠かさず買っておく果物だ。

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2007/10/13

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ムール貝の蒸し煮

ムール貝があった。これもヌチャナートの好物だ。
「あの貝を買いましょうよ!」
そう言えばムール貝は暫く食っていない。
ヌチャナートは魚介類が本当に好きだ。鮫と鯨以外の魚なら何で
も食べる。鮟鱇なんてお気に入りだ。貝も大好きだ。
日本ではタイにはない大きな貝があるので喜んでいる。

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タイの高級料理店に行けば大きなムール貝を食べられる。
庶民の市場や自動車に積んで売りに来る行商人のムール貝は
小さい。安いから買ったが、身がないのでがっかりした。
今日のムール貝は中くらいの大きさだ。
これを蒸して食べる。ヌチャナートは苦くて辛いソースをつけて
食べている。俺は苦いソースは苦手だから、唐辛子とパクチーを入
れたソースで食べる。せっかく作ってくれたのだから、一つだけ味見
をしようとした。お付き合い程度の気持ちだった。
味に期待をしていなかった。ムール貝を一つ食べた。
「うん、これはウメェーや!」
この貝の旨さに驚いた。
次々と貝を食べた。ヌチャナートは殻を入れる器を俺の傍に移した。

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2007/10/13

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