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2007年11月 3日 (土)

タイ人のカニサラダ

ヌチャナートがサラダを作ってくれるという。これは珍しいことだ。
タイには青いパパイヤで作る、パパイヤサラダつまりソムタムは
ある。英語で表現すればサラダとなってしまうタイフードは幾つも
あるけど、欧風のサラダは見かけない。
もちろん、欧米料理の店にいけば、日本人が頭の中で描く
サラダがある。今日は日本人が考えるサラダをヌチャナートが
作るというから驚いた。
「野菜は大きいほうがいい、それとも小さく切る?」
レタスを洗いながら聞いてくる。
器にレタスを敷いてカニの身を乗せた。(カニに見せかけた蒲鉾、
カニボコです。ウチではこれが普通なんです。猫のサダムもこれ
がカニだと思っています。)
これで見た目は立派なカニサラダだ。

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欧米人が絶対にやらないことをヌチャナートはやってくれた。
カニの上に生の唐辛子を彩りように乗せてある。
「日本の唐辛子は辛くないから、これでちょうどいいわ」
パプリカや赤ピーマンではない、正真正銘の赤唐辛子だ。
この唐辛子は飾りではない、食べるため、香りのために使って
ある。ドレッシングはナンプラを使っている。
やはり、こういう味にならないとタイ人は美味しいと感じないの
だろう。醤油と紫蘇の香りがするドレッシングが日本人の好みに
合うのと似ている。
イタリアンドレッシングなんて作ってもヌチャナートは「ふん!」と
言っている。日本人が醤油から抜け出せないように、タイ人は
ナンプラから抜け出せない。

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2003/11/2

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ガイピン、タイの焼鳥

冷蔵庫から鶏肉を取り出した。
「これ、どうやって食べる?」「焼鳥にしよう」
鶏肉にナンプラをかけ、こねていた。こうして暫く置いておき、
味が染みるのを待つ。
焼鳥につける唐辛子ソースを作った。焙煎した唐辛子を粉に
したものだ。唐辛子をナンプラでふやかしたと思えばいい。
これで一人前の量だ。いかにタイ人は唐辛子を消費するか
これを見ればわかるでしょ。

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鶏も焼きあがった。焼きあがった鶏をこのように切り分ける。
日本人だったなら、切った後も焼きあがった時の姿に戻しておく。
そんなことは気にしないのがタイ人だ。
食べやすい大きさに切った鶏をバサッと皿に盛り上げる。
これがタイ流なんだな。

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焼鳥を唐辛子ソースにつけて食べる。俺は唐辛子の辛味で汗が
でてくる。タイ人はこんなにも唐辛子を食べても汗をかかない。

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2007/11/2

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2007年11月 2日 (金)

泥葱とハヤトウリのトムナンパーガイ

ハヤトウリを見せて、「これ食べるでしょ?」とヌチャナートが言う。
大好きな野菜なので、喜んで「うん」と答える。
「どう調理する?煮る?・・する?・・・する?」
調理方法を幾つかあげた。俺はそんなことを考えるのは嫌だ。
おまかせが好きだ!

インターネットでも評判がいい、ある有名ラーメン屋で麺は固ゆで
にするか、スープは油こってりが良いか、その他も聞かれた。
店は客の好みに合わせてラーメンを出す積りだろうが、この
やり方は俺の好みに合わない。
こんな面倒な店には二度と足を運んでいない。
俺はラーメンと言ったら黙ってラーメンを出す店が好きだ。
その店の自信作を食わせてくれればいい。旨けりゃまた行く。
不味けりゃ行かない。

ラーメンではなくてウチの料理の話だ。
調理の方法を俺が選ばなくてはいけない。面倒だから一番最初
にあげた煮るを選んだ。
それだけ言えば後はヌチャナートがやってくれる。
スープにとろみをつけるかなんて聞かない。ヌチャナートが好き
なように作る。ヌチャナートが美味しいと思うように作る。
それでいいのだ。

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料理が出来上がった。
ハヤトウリの緑が綺麗だ。ヌチャナートがハヤトウリを食べて
「美味しいわよ」と言う。俺も食べた。ハヤトウリは熱かった。
口の中が火傷しそうだ。ふうふう言いながらハヤトウリを冷やす。
ハヤトウリはトロっととける。やわらかに煮えている。
泥葱は噛むと芯がちょろっと飛び出す。これも甘くておいしい。
子供の頃は泥葱から芯が飛び出るのが嫌だった。
噛もうと思ったのに噛み切れない。それが癪だった。
出てきた芯がぬるぬるする。その感触が気持ち悪かった。
大人になると好みが変わる。子供の頃は嫌いだった泥葱が好き
になっている。

肉は鶏の手羽元だ。手羽元は手で持ってナムプリックをつけて
食べる。簡単な料理だが、いい味がでている。

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2007/11/2

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貧しい食事

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あんまり、腹は減っていない。今日は体を動かしていないので
腹が減らない。ヌチャナートは
「ご飯を食べなくちゃ駄目よ!身体に悪いわ」と言う。
そんなことを言われても、急に腹が減るわけではない。
「お粥を作ってあげましょうか?」
「要らない」冷たく断る。
どんなことをしても俺に飯を食わせる積りだ。
「カオパットを作ろうか?サミイはカオパットが好きでしょ?」
俺は確かにカオパットが好きだ。カオパットはタイの焼き飯だ。
レモンを絞って食べる焼き飯はうまい。これに唐辛子を乗せる。
どんな時でもカオパットなら食べてしまう。今はカオパットも食べ
る気がしない。俺はパソコンで作業を進めている。
「ゆで卵は食べるでしょ?」俺の背中にヌチャナートは話かける。
とうとう根負けした。
ヌチャナートはゆで卵とナムプリックをご飯と一緒に皿に盛った。
タイの貧しい人の食事みたいだ。
鯵と乾燥唐辛子で作ったこのナムプリックはうめぇーんだ。
このナムプリックと飯を混ぜ合わせると、他になにもいらない。
卵をスプーンで潰してナムプリックと混ぜる。
その卵をご飯に乗せたり、ご飯とまぶして食べても美味しい。
貧しい食事だけど、食べてごらん!この美味しさに驚くよ!
日本の米だから旨いと感じるのかな?
タイの米で食べてもやはり旨いと思う。タイの米には特有な臭み
があるけど、こうやって食べるとその臭みも消えちゃう、というより
臭みがわからなくなる。
俺が一生懸命に食べるのをヌチャナートは嬉しそうに見ていた。

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2007/11/1

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タイの迷信:ご飯粒

今日は野草をとってきた。これはタイのものと同じ物だという。
ヌチャナートは自信をもっていたが、少々不安があるのだろう。
野草を煮る時、ご飯粒を一粒だけ入れた。
「この野草は美味しいわ。タイと同じよ。味見してよ」
野草を食べてみた。うん、食べられる。
「ご飯粒みてよ。白いでしょ」
ご飯粒が白いのは当たり前じゃないか。何を言いたいのだ?
「白いというのは・・・・・分かった?」
「分からない」
ながながと説明するが何を言っているのかわからない。
「分からなかったのね。つまりねえ・・・・・」
早口で再度まくし立てるヌチャナートの説明を聞いた。
野草が食べられるかどうか分からない、毒キノコかどうか分から
ない時はご飯粒と一緒にゆでる。
ご飯粒が白いままなら食べられる。食べられない物、毒キノコなら
ご飯粒が赤くなる。ヌチャナートがこんなことを言っているが、本当
かな?俺には迷信としか思えない。

ご飯粒が白いからこの野草には毒がないと判断したのだ。
科学的根拠があるかなあ???
迷信だ!絶対に迷信だ!!!
ヌチャナートの話を聞きながら俺は西洋の迷信を思い出した。
食事に毒を盛られたなら食器が黒くなるから銀の食器を使うと
いう話にタイの迷信は似ている。

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素晴らしい すごい とても良い 良い

2007/11/01

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2007年11月 1日 (木)

野菜と野草と自然食

先日、近所を歩いていたら道路わきに野草が生えていた。
日本人は誰もその野草に注意を払わない。
ヌチャナートがそれを見た。
「あら、この草 食べられるのよ。日本人は知らないのね。」
こんな草ならあちこちに生えている。草の名前も知らない。
だれもこんな草の名前を知ろうともしない。
「名知らぬ草」はあるけど「名なしの草」はない。
道端に生えているが、この野草にも必ず名前はある。
「この草ね、お母さんが取ってきて、サミイは食べていたわ。
覚えてる?」全然、覚えていない。
タイの村の人々は近所の草原に出かけて、草を取って来て料理
に使っている。香草などもあちこちに生えている。買う必要は
ない。摘み取りに行く手間が面倒だから、市場で買うだけだ。

二、三ヶ月前も駐車場の脇に生えている草を見て、これは食べら
れると言っていた。一体、野菜と野草の違いはなんだろうね?

草原で摘んできたから野草?
畑で摘んだものは野菜?
栽培種と認定されたものは野菜?
食べられないのが野草?
食べられるのが野菜?

どうも区別がはっきりしない。

日本にもタイと同じ野草が育つということは分かった。
もしかすると地球温暖化のせいか?最近、温暖化のせいで今まで見ない蝶も飛ぶようになった。
熱帯の野草もだんだん北でも育つようになったのかもしれない。

食用可能な野草が日本に沢山あるけど、俺達は知らないだけ。
太平洋戦争末期、戦後の食糧難の時代なら草を食ったが、
いま時、草を食う人はいない。
これこそ正真正銘の自然食だ。無農薬だ。野草をとれば道路
も綺麗になりゴミを捨てる人も減る。

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2007/11/1

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2007年10月31日 (水)

日本の唐辛子でナムプリック

長さが15センチ、根元の太さが1センチほどの日本の唐辛子を
買った。日本で見る唐辛子の中では大型の唐辛子だ。
生の唐辛子は冷凍保存しておけば長持ちする。この唐辛子も
冷凍保存しておいた。ヌチャナートは料理によって唐辛子を使い
分ける。辛ければなんでもいいと言うわけには行かないらしい。
日本人にはそんな感覚はない。日本人は唐辛子の辛味や香り
に無頓着なのではなくて、違いがわからないだけだ。
ひりひりとした辛味を感じると降参してしまう。
香りを味わう余裕がない。

こんなことを聞いても「ふん、そうかい」「そんなもんだろう」と思う
だけだろう。頭の中で想像できても、実際の生活ではどんな違い
になるか分からない。例えば、
ナンプラと焙煎した乾燥唐辛子を混ぜて焼肉のタレなどにする。
こんなに唐辛子が入っており、ナンプラの塩分もあるから、残った
タレがいかれるはずがない。
味見をしても腐敗臭などなく、まだ使えると俺は感じる。
一晩たったタレをヌチャナートは味見して
「味が変わっているわ。もう駄目よ、捨てましょう」とあっさり言う。
俺には感じない唐辛子の香り、味の違いをヌチャナートは感じ取
る。
食用可能だが、香味が変わった不味いタレなんて使いたくない。
捨てたって高価なタレではない。また新鮮なタレを作ればいいと考
える。唐辛子の香味の違い、変化を日本人とは違ってタイ人は
敏感に感じ取ることができることを理解して貰えただろうか?

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「ナムプリックを作るわね」
ヌチャナートは大きな唐辛子を冷凍庫から取り出して、グリルで焼
き始めた。焼くことで新たな香りを作り出す。
「日本の唐辛子は辛くないから、このくらい使わないと駄目よ」
20本ほどあった唐辛子を全て使った。
焼きあがった唐辛子を臼に入れて叩き潰している。
味見をしながらナンプラなどを加えて味の調整をしている。
「あらっ!この日本の唐辛子は辛いわ。味見してよ」
最初は辛くないと思った。いい香りだ。香りを楽しんでいるうちに
じわじわと辛くなった。
「ヌー、これは辛いよ」
「そうね、ちょっと砂糖を加えるわね」
生の唐辛子はがさばっているが、こうして叩き潰すと僅かしかない。
これを温かいご飯にのせる。こうすると他のおかずはいらない。
これだけで飯が食えてしまう。
このナムプリックを鶏肉などにつけて食べた。
美味しいナムプリックだが、この唐辛子には欠陥があった。
皮が硬い。小型の唐辛子なら皮を知らないうちに飲み込んで
いる。この唐辛子の場合、皮が口のなかに残る。
それが欠陥だが美味しいナムプリックはできる。

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2007/10/31

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コンビーフサラダとレタス

多くのタイ飯は常温においても腐らない。あの熱帯の暑さの中では
日本の食事なら簡単に腐ってしまう。
タイの料理の塩分は日本の食事より少ない。定量的に測定した
わけではないが、俺の舌測定器では塩分が少ないとでている。
しかし、タイの料理には大量の唐辛子、ニンニク、香草が使われる。
これらが細菌の繁殖を防止していると考えられる。
昨晩のコンビーフサラダだが冷蔵庫にも入れないで食卓において
いた。翌日の昼にこれを試食したが酸味、異臭など腐敗の兆候は
全くない。
サラダボウルを取り出すのが面倒だった。
手元にあった鍋にレタスを敷いた。それにコンビーフサラダをのせた。
予想したとおりの彩ができた。

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2007/10/31

これをサラダボウルに入れれば立派な欧米風サラダだ。但し香味はタイだ。
レタスでコンビーフを包んで食べる。そうするとニンニクの香りや唐辛子の辛味が中和されて穏やかな味になる。
コンビーフのサラダをそのまま食べるより数段美味しいと思う。
こんな美味しい食べ方があるのに、どうしてタイ人は野菜と一緒に食べないのだろう?
そんなことを言っても無理だよ。
タイの庶民はコンビーフなんて知らない。コンビーフでこんなサラダを作ったヌチャナートの才能に敬服しなくてはいけない。
ヌチャナートは今後はこのようなサラダを作ったなら、きっと野菜と一緒にだすと思う。
新しいタイ料理が生まれ、庶民に普及しだすと思う。

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大根の煮物と国際化

ヌチャナートが大根を煮込んだ。味見をして「美味しい」を連発して
いた。

俺の母親も大根を煮ては「美味しいわよ、食べなさい」とよく言って
いた。
あの頃の俺は大根なんてちっとも美味しいとは思わなかった。
「美味しいから、食べな!」と強制されるので、余計に食べたくなか
った。大人になり、年を重ねるに連れて軟らかく煮えた大根がうまい
と感じるようになった。

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ヌチャナートが煮込んでくれた大根を旨いと思いながら食べていた。
「タイにも大根があるよね?」
「あるわよ。でも人参みたいに小さいのよ」
人参は強調しすぎだが、日本の大根のように大きな物はタイには
ない。
「こういう大根の料理はタイにはあるかな?」
「さあ、どうかしら?」
他の具材と煮込んだ大根はあるが、このように大根が主役の料理
はないらしい。日本には風呂吹き大根という美味しい料理がある
ことを教えたかった。風呂吹き大根なんてタイ語で何と言うのか
わからない。タイでも大根はダイコンと言っていたと記憶している。
しょうがないから風呂吹き大根のことを「ダイコン アップナム(風呂
に入る)」と言った。
おかしな表現なのでヌチャナートは笑った。
「ちょっと甘味のある味噌と一緒に大根を食べる。美味しいよ」と
補足説明。こんな大根だけの料理もタイで普及するかもしれない。
タイではナンプラを使って味付けするから色の濃い料理になる
だろうな。味も国際化する。

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2007/10/31

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2007年10月30日 (火)

コンビーフのサラダ

コーンビーフなんて長いこと食べていない。店先に並んだ商品を
見ていたらコンビーフが目に入った。
「あっ、これはヌチャナートが知らない食べ物だ!」
コンビーフなんてタイにあったかな?スパムメールの語源と
なったSPAMならタイで見たことがある。
日本のタイ食材店にもSPAMがあるのは知っている。
でもSPAMを使った料理なんて一度もタイの家庭で食べたことが
ない?SPAMなんて欧米かぶれのタイ人が「格好」をつけて食べる
程度だろうと俺は推定する。
かっての日本人は欧米に憧れ、欧米風になるのが格好いいと
思っていた。タイではかっての日本以上に欧米風を格好いいと
思い欧米風を真似したがる。ああ、話が横に飛んだ。
コンビーフの話に戻そう。

コンビーフがタイにあったかな?記憶は定かではない。
「ヌチャナート、タイにこれがあるかい?」
「知らないわ。」
タイの市場にはない。大型スーパーに行けばあるかもしれない。
あったとしても輸入食品は高価だ。庶民の手の届かない食品だ。
ヌチャナートはコンビーフをタイで見ていたかもしれないが、気づか
なかったのだと思う。もし、タイのスーパーにコンビーフがあったと
しても、俺にとっては当たり前の光景なので注意を引かなかった
のかもしれない。

コンビーフは昔と同じ台形の缶に入っている。
俺が求めたコンビーフは牛肉と馬肉が混じった安物だ。
国が貧乏だった頃の日本人が求められる価格帯に抑えるため牛肉
に馬肉を混ぜたものをコンビーフと称して売っていた。
表示に嘘があると指摘されて馬肉を混ぜたコンビーフはニューコン
ビーフと表示することになった。
その当時はコンビーフとニューコンビーフは別物として識別され
許容されていた。今はこのような偽物コンビーフをニューコンビーフ
と称するのは許されないらしい。
ニューコンミートと表示するようになったらしい。
俺はコンミートと言えばいいと思う。何故「ニュー」が必要なんだ?
牛肉100%の物をコンミートと言うのならニューコンミート言いたく
なる理由がわかる。
多分、牛肉100%だとコンビーフなのだろう。片仮名でコンミート
と書くとコンビーフと間違えるからわざわざニューコンミ
ートと称す
るのかな?片仮名を読んで英語のスペルが分かる人には
コンビーフとコンミートは別物とすぐに分かる。
英語が分かる人ばかりではない。いっそのこと「味付け繊維肉」と
でも漢字の名称にすれば違いがはっきり分かる。
時代の変化をコンビーフの表示に見た。

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コンビーフは昔から、缶切りなしで開けることができた。
缶の一部を巻き取って切るようになっている。
巻き取り用の鍵のような物が昔は缶に半田付けしてあった。
半田には鉛が使用されているので、環境に悪い。
今はテープで巻き取り用の鍵が固定されている。

ヌチャナートにコンビーフで、いや間違った、ニューコンミートで
料理を作るように頼んだ。缶を見ただけでは中身がどんな物なの
かわからない。
「明日、中を見てから料理を考えるわ」
ヌチャナートはニューコンミートを開けようとしたが、開け方が分から
ない。
「サミイ!缶をあけてよ。あたし、開けられないわ」

缶の中身を見て、サラダにしたら美味しそうだと考えたようだ。
サラダを作る準備をしだした。
レモン、タクライ(レモングラス)、ニンニク、唐辛子などを混ぜ合わ
せた。欧米人なら、このコンビーフをレタスなどの上に乗せるだろう。
タイ人にはそのような発想はないようだ。
このサラダはタイの香りがする。唐辛子の辛味がピリッとする。
感激の味ではないが、旨い部類に入る。
初めて見た食材で料理を作ってしまうヌチャナートに感心した。

ヌチャナートのサラダを食べながら俺は考えていた。
初めてコンビーフを見た日本人は、コンビーフをどのように使う
だろう?
味噌汁の具にする?炊き込みご飯にする?椎茸と煮付ける?
日本人はコンビーフを和食の中に取り込もうとする。
ヌチャナートもコンビーフをタイ料理のなかに取り込もうとした。
その結果がこのコンビーフのサラダだ。

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2007/10/30

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祭の焼鳥

タイのお祭りに出かけた。ここでは多くのタイ人に出会える。
ヌチャナートは母国語で自由に話が出来るので嬉しそうだ。
テント村ではタイ料理を売っている。まるでタイの屋台が並んでい
るようだ。明るい昼間は周囲のお馴染みの風景が目に入るので、
ここは日本だと思ってしまう。
暗くなり、テントに灯りがともると、目は明るい場所に神経が集中
する。夜になって見るこの光景はタイだ。タイの屋台と同じだ。

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焼鳥が売れている。もうもうとあがる煙とタイの臭いに客が引き寄
せられていく。タイの音楽と踊りがステージで披露されている。
ステージの前に数人で陣取っているが、ヌチャナート達はステージ
なんて一瞥もしない。タイのビールを飲み、タイの飯を食い、タイ人
とお喋りをしている。
ステージを見ているのは日本人で、タイ人はお喋りに興じている。
日が落ちて寒くなった。長いことビールを飲み続けていた
ヌチャナートがトイレに立ち上がった。ヌチャナートはやっとこれで
帰宅する気になったようだ。
誰かがヌチャナートの鞄に何かを突っ込んだ。
鞄からはやたらとタイ料理の臭いがしている。何が入っているのか
鞄をあけたら焼鳥だった。翌朝これを温めた。グリルで温めたので
焦げ目がついた。

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家庭という落ち着いた場所で食べるとこの焼き鳥は甘過ぎる。
ヌチャナートには不評だ。昼間のお祭騒ぎの中で煙のにおいを
嗅ぎながら食べているぶんには旨い味だ。同じ味でも場所と雰囲
気で旨さが違ってくる。

コロンビア駐在中に飲んだ酒を思い出した奴がいる。
今度、コロンビアに出張する奴に、土産に酒を頼んだ。
「せっかくだが、コロンビアで飲んだ旨さがないな。この酒も日本で
飲むとただの酒だ。やっぱり、かっと照る太陽の下で飲むから旨い
んだよな」と俺にしみじみ語った男がいる。

タイの料理も同じだ。あの暑さの中で食べるからいいのだ。
薄汚い屋台だけど、旨い物を食わせる店がある。
笑顔が可愛い女の子が作ってくれる屋台に行く。二言三言、会話
をして冷たいビールを注文して、料理ができてくるのを待つ。
ールを飲みながら料理を食べる。
あの女の子の料理もタイだから旨い。日本で食ったら旨くないのだろうな。

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2007/10/29

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ワカサギの南蛮漬

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ワカサギを煮るか?と聞かれた。煮るというのはトムヤンパーに
することだ。トムヤンパーも旨いが魚の生臭みが嫌だ。
「揚げてくれよ」
揚げれば生臭みは消える。俺はパソコンの作業をしている。
「これを・・・する?」
「うん」と答えておいた。実は何をするのか全く分かっていない。
返事をしておけばヌチャナートは何かを作る。
俺は何が出てくるのか全く分からない。
出てきた物を食えばいいだけの話だ。何が出ても食う覚悟がある
からできる。

食卓を見るとワカサギが南蛮漬になっている。
ナンプラ、酢、レモン、生姜、唐辛子で味付けしてある。
空揚してあるワカサギは頭から尻尾まで食べられる。
淡白な味のワカサギを南蛮漬にしても美味しい。

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2007/10/29

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ワカサギの空揚

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ワカサギを空揚にした。半分は南蛮漬にしてくれた。
こっちはタイの辛い唐辛子ソースをつけて食べることにした。
緑の小さい生唐辛子が入っている。
この唐辛子は日本語に直訳すると「鼠の糞」となる。
へんな名前の唐辛子だ。この唐辛子は辛れぇーが香りがいい。
香りを楽しみながらタイ人はこの唐辛子を食べている。
俺もだんだんタイ人の嗜好に似かよってきた。
今日の鼠の糞はあまり辛くない。ヌチャナートに言わせると、
「サミイはタイ人並なのよ!」となる。
辛いのだが、辛さを感じなくなるほど俺の舌は鈍感になっている
のかもしれない。
からっと揚がったワカサギを辛いソースにつけて食べてもいい
もんだ。頭も尻尾も食べられる。
こんな食べ方をしているのはウチだけだろうな。
タイ人と結婚している日本人が多いが、タイ料理を食べない家庭
が多いようだ。
「ウチでは毎日、タイ料理を食べている」と聞くと日本人もタイ人も驚く。

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2007/10/29

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2007年10月29日 (月)

タイのチキンスープ

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ヌチャナートがちょこちょことチキンスープを作ってくれた。
ちょいと味見をして「美味しいわ」と言っていた。
俺も味見をした。間違いなく旨い。
塩味もちょうど良い。
浮き身も入れてない。それでも味はしっかりしている。
表面にうっすらと油が浮いている。
タイのチキンスープだが、この味なら、何処の国の人でも受け入れる。

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2007/10/29

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