« 2007年11月18日 - 2007年11月24日 | トップページ | 2007年12月2日 - 2007年12月8日 »

2007年12月 1日 (土)

ナンプラとTVのリモコン

今日はウチのタイ料理とは関係のない話だ。
TVのリモコンは赤外線を発射してテレビを操作している。
リモコンとテレビの間にさえぎる物があるとテレビのチャンネル
を変えることができない。それは当然の話
だ。
リモコンとテレビの間に水のような透明なものを置いたらどう
なる?多分、赤外線は水を通り抜けるからテレビの操作はできる
だろう。

P1030444pct13

人類史上初めての実験を思いついた。
色は茶色だが透明なナンプラをリモコンとテレビの間に置いた
ならどうなるか?ナンプラはタイを代表する調味料だ。
ペットボトルのナンプラを手にかざして見ると向こう側が透き通っ
て見える。ナンプラには塩や魚のアミノ酸が入っているから赤外
線の通過を妨げるのではないか?
赤外線はナンプラを通り抜けてテレビの操作ができた。

P1030445pct13

それじゃあ、日本を代表する調味料の醤油はどうだ?
日本対タイの対決だ。
醤油は真っ黒だ。ペットボトルを透かして見ても反対側は見え
ない。これは無理だろう。日本は負けると思った。
ところが赤外線は醤油を通り抜けてテレビを操作できる。
日本対タイの勝負は引き分けだ。

次に取り出したのはオイスターソースだ。これは黒いどろどろの
ソースだ。さすがに赤外線もこれを通り抜けることはできない。
オイスターソースには増粘材としてキサンタンガムやコーンスタ
ーチが含まれている。それらが赤外線を乱反射するためと考え
た。オイスターソースは黒い色をしている。
黒は赤外線と相性が悪い??
赤外線は黒い色を嫌うのでテレビを操作できない?

P1030447pct13

それじゃあ、赤いチリソースならどうだ?赤対黒の対決だ!
赤いソースなら赤外線は通過できる?
やっぱり赤いチリソースも赤外線は通過できないことが判明した。

P1030454pct13

馬鹿々々しいから追試験はしないほうがいいですよ。

クチコミblogランキング TREview

2007/12/1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コラーゲンがいっぱい

日本と違って、肉食文化が長いタイでは肉のあらゆる部分を食
う。一羽のニワトリも食える所は何でも食う。
肉を取り去ったガラにもまだ食べられる所がある。
これを油で揚げて食べる。食べて見れば分かるが、これが実に
美味い。「こんなにもガラには肉がついていたのか!」と驚くほど
肉が付いている。軟骨部分もこりこりして美味い。
ミシュランに教えてあげたい位の美味しさだ。
ヌチャナートによるとタイでは鶏の頭も煮たり焼いたりして食べて
しまうそうだ。

鶏の内臓を食べるのは当たり前だ。煮たり揚げたりし鶏の足も
食べてしまう。鶏には手はないが、羽は手に相当する。
足を食べるのだから、手に相当する羽も食べる。
羽の一番先っぽを手羽先と呼んでいる。タイ人は手羽先だって
食べてしまう。日本じゃ手羽先なんて出汁をとるのに使う位で食
べやしない。

P1030453pct13_2 

昨晩、これを煮た。
煮たものを一晩おいたら、スープがこちこちに固まっていた。
これにはコラーゲンが沢山ある。薬屋でコラーゲンなんて買う
必要はない。これを食べれば肌が綺麗になる。
薬屋で売っているコラーゲンはこのような材料から取り出し精製
したものだ。

この手羽先をニンニク、唐辛子、ナンプラのソースに付けながら
食べる。スープをご飯にかけて唐辛子ソースを加える。
こうやって食べる手羽先も美味いよー!
これには泣き所がひとつある。それは箸やフォークでは食べにくい
ので手で食べることになる。手がコラーゲンでべとべとになる。
手をタオルで拭きながら食べないといけない。
これがちょっと面倒だ。美味さは保証する。

食べられるものは全部食べてしまうタイの肉食文化に感心する。
肉食が長い国では絶対に肉を無駄にすることはない。

クチコミblogランキング TREview

2007/12/01

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月30日 (金)

炊き込みご飯のぶっ掛け飯

P1030441pct13

炊き込みご飯を頂いた。炊き込みご飯なんて暫く食っていない。少なくとも一年は食ってない。
「今日は日本のご飯を食べるでしょ?」飯を炊く必要がないのでヌチャナートは喜んでいる。
「うん」久しぶりに食う和食を楽しみにしていた。
「この他に、何を食べる?豚肉でいい?」冷蔵庫を開けながらヌチャナートが聞く。
「ああ、そうだね」豚肉をニンニクと炒めるタイ料理のよい臭いがしている。
俺は当然、炒めた豚肉は別の皿にのせてだされるものと思っていた。
炊き込みご飯がこちらにあって、豚肉を摘みながら炊き込みご飯を食べることを想像していた。
そんな食べ方も変わっていていいかもね。
「スープ、いるでしょう?」
「うん」
俺は炊き込みご飯だから、おすましか味噌汁を期待していた。

P1030442pct13

茶碗でなくて深皿に炊き込みご飯をいれた。茶碗なんて使うことがないので何処かにしまいこんである。
ご飯を皿に盛るのはタイの習慣だ。深皿に盛った炊き込みご飯がそのまま出てくると思った。
そうしたら、炒めた豚肉を炊き込みご飯の上に乗せて出してきた。
「なんじゃこれは?これはぶっ掛け飯じゃないか!!!」
もうがっくりきたのと、呆れて物が言えなかった。

タイの食堂に行くと、いろいろな料理が並べてある。
旨そうな料理を指差すと、ご飯の上にその料理をぶっ掛けて
くれる。そんな料理をぶっ掛け飯と日本人は言っている。
その発想を炊き込みご飯でやってくれた。

醤油で味付けし、きのこなどが入った日本の炊き込みご飯にニン
ニクの香りがする豚肉を乗せたらどんな味になるか想像できます
か??もうヤケクソになった。
ナンプラと唐辛子が入ったソースをかけながら、炊き込みご飯を
食べた。これは辛い唐辛子だ。汗が噴出してくる。
辛い炊き込みご飯なんて初めてだ。
俺が汗を拭きながら飯を食うのは珍しくない。
ヌチャナートはいつもの食事風景だというように俺を見ている。
炊き込みご飯を食べて汗をかいている俺を見ても不思議とも
何故だろうなんて思わない。

スープはというとこれまた、油が浮いたタイ風のスープだ。
おすましか味噌汁が食いたかった。もう諦めているので黙って
タイ風のスープを頂いた。
がっかりし、諦めて俺は炊き込みご飯を食べていた。
そんな俺の心情なんてヌチャナートはわからない。
ヌチャナートは味付けご飯に肉を乗せてもっと美味しくしたと
っているのだろう。スープの塩味を気にしている。
「ねえ、スープは塩っぱくない?」
スープはいい味だ。塩味もちょうどいい。
ニンニクの香りがして、飛び上がる辛さの炊き込みご飯を複雑な
気持ちで食べていた。

食も国際化している。今、流行のカタカナ英語だと、なんと言っ
た?グローバリゼーションだ!いろいろな食が融合していく。
この炊き込みご飯もタイ飯と和食が融合したものだ。
ミシュランの覆面審査員が食ったら、「これは美味い!」
なんてわけが分からない評価をするかもしれない!!!????

クチコミblogランキング TREview

2007/11/30

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月29日 (木)

鶏鍋

P1030434pct13

この料理の名前を聞いたが、名前なんてないとのこと。
しょうがないから、俺が勝手に鶏鍋と名づけた。
ヌチャナートは
「冷蔵庫にあった鶏肉と泥葱を切って鍋にぶち込んで煮た
だけよ」と笑っている。うーん、いい加減な手抜き料理だがよく
まとまった味になっている。塩加減もいい。
「美味しい?」味に自信があるのだろう、心配そうな聞き方では
ない。
「うん」申し分のない味になっている。
ベランダから取ってきたパクチーが入っている。
タイ料理に慣れない日本人はパクチーの香りは強くて、くさくて
嫌だという。パクチーが香る。何時の間にやら、パクチーが臭うの
ではなくて香ると感じるようになっている。
これも慣れなんだろう。

クチコミblogランキング TREview

2007/11/28

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月28日 (水)

スパうどん

昔、こんな料理を作ったことがあった。
「ねえ今晩は あなたが夕食作ってね。スパゲッティが良
いわ。」
スパゲッティなんて珍しいことを言う。
もう潰れているバンコックのイタリア料理店でヌチャナートと
食事をしたことを思い出した。
「スパゲッティは作れないから、あなたが作ってね」
まあいいっか!たまには辛くない料理を自分で作って食おう。
まずお湯を沸かさなくてはいけない。お湯が沸く間にミートソー
スを作ろう。たまねぎを刻むのが面倒だなあ。
こないだ春巻きを作った時の肉の余りが冷凍庫にある。
これで餃子でも作ればいいやと思って保存しておいた。
野菜も充分に入っているのでたまねぎを刻む必要がない。
野菜が混じった肉の塊を凍ったままフライパンに入れて蓋を
する。缶詰トマトを開けて、フライパンに加える。
時々、肉をひっくり返したり、掻き回しながら肉が解けるのを
待っている。

スパゲッティがあるはずだ。どうやら先日 食ってしまったらし
い。あると思ったスパゲッティがない。太いうどんがあった。
これを固茹でにした。うどんを茹でている間にフライパンの肉
にチリ、バジルなどのスパイスを加える。
イタリア風ではないが唐辛子を多めに加えた。
タイ人は唐辛子の香りがしないと食事だと思わない。

「いい香りがするわ。まるでピザのような香りね」
茹で上げた太うどんに油を加えて炒めた。
長崎の皿うどんの要領だ。うどんを皿に盛って出来あがった
ミートソースをかけた。
「うん、結構食える味になっている。」
駅などで食わせるスパゲッティは缶詰やレトルトパックのミート
ソースを使っているので、缶詰臭、加熱臭がする。
これは作りたてなので、スパイスの香りが充分に出ている。
「おいしいわ」
「唐辛子を沢山入れたんだ」
「少し辛いだけよ」
唐辛子をいれたのでヌチャナートはスパゲッティまがいのうどん
を食べていた。
「スパうどん」と俺は名付けた。

クチコミblogランキング TREview

2007/11/27

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キーパムック、烏賊のワタ

P1030414pct13

この見かけの悪い食べ物をヌチャナートはキーパムックと呼ん
でいた。見かけは悪いが、食べると驚くほど美味い。
のん兵衛が食べたら
「これがあれば他の肴はいらねぇー」と言います。
材料は烏賊の新鮮なワタ、ナンプラと烏賊の身だけ。
烏賊の身なら、刺身には使えないゲソでも三角でもなんでも
いい。ワタを炒めてナンプラを加える。烏賊を加えてさっと
炒める。味見をしながら砂糖や調味料を加える。
たったこれだけだ。
烏賊のワタをいつも捨てていた!?もったいない!
こうして食べてしまえばゴミが減り、環境にも優しい。
のん兵衛は烏賊の身を箸で摘んで、このどろどろとしたソース
をたっぷりつける。
冬なら熱燗の酒をちびりと飲む。
烏賊のワタのほろ苦さと酒の甘味を堪能できる。

クチコミblogランキング TREview

2007/11/27

| | コメント (0) | トラックバック (1)

タイの朝食

日本人の朝食は焼き魚、納豆、海苔、卵、味噌汁、白飯が
普通だろう。魚が鯵の開きになったり、塩鮭だったり変化する。
味噌汁の具が茄子だったり豆腐といった変化がある。
卵は生卵で鶏卵と決まっている。鶏は軍鶏でも白色レグホン
でも名古屋コーチンでも構わない。
赤い卵だろうと、白い卵だろうと気にしない。
ニワトリの卵ならなんでもいい。アヒルの卵は使わない。
塩漬けの卵を使うことはない。
ゆで卵や卵焼きにすることもあるが、多くは生卵だ。
我々は生卵を食うことをなんとも思っていないが、西洋人から
見ると気味の悪い習慣だろう。
日本人が洋式の朝食と考えている朝食は英米式の朝食だ。
トースト、ハムかソーセイジ、卵にコーヒーか紅茶という形式
だ。日本人、英米人は、朝食はお決まり、お約束の形に従って
いる。ところがタイ人の朝食を見ると、これって決まったものが
ないように見受けられる。各人がてんでに好きな物を食べて
いるようだ。

俺が泊まるクラスのタイのホテルでの朝食はバイキング形式
だ。西洋人向けにトースト、笑ってしまうほど安物のハムや
ソーセイジ(でもタイでは高級の部類だ)、客の好みに応じて
コックが卵をスクランブルや目玉焼きにしてくれる。
タイ人向けにお粥、昼食や夕食とあまり変わらない辛いタイ料
理各種がある。俺は朝から辛いタイ飯を食いたくないので、
朝食にタイ料理をとることはないがお粥は必ず頂く。
日本人向けに味噌汁などを置いているホテルもある。
各国共通なサラダ、フルーツ、ソフトドリンク、コーヒー、紅茶、
ミルクなどなどだ。タイ料理があることを除けば日本のホテル
の朝食バイキングと異ならない。

これが一般的家庭の朝食となると朝食や朝食時間というのが
はっきりしない。日本の場合、6時ごろに朝食をとり、7時台に
家を出て、9時前後に職場に着くのが普通の形だ。
タイでは朝6時ごろに物売りが来る。小麦粉の揚げパンのよう
なものとかタイラーメンを売りにくる。それを食ったり、食わなか
ったり。
朝の涼しい時間帯に食べる、揚げパンとコーヒーの組み合わ
せは俺の好みに合う。
寝坊をした子供達はせかせかと何かを食って学校へ行く。
お小遣いを持っている子供は学校の近くの店で買い食いする。
親が朝食を作らないからか、ここでタイラーメンを食べている
子供も多い。大人は9時か10時頃に昨晩の残り物を出してき
たり、何か新しい料理を作って食べる。そろそろ日差しが強く
なる。日本人や西洋人にするとブランチとなる時間帯だ。
どうやらこの時間帯がタイ人の朝食時間帯だ。そんなことを
知らないで
「明日は、あそこへ行く」と宣言する。
「朝ごはん食べてから行くの?」
「うん、食べるよ」
なんて簡単に答えると大変なことになる。
こっちは朝食は7時か遅くとも8時だろうと思い込んでいる。
8時になっても飯は出てこない。いらいらが始まる。
今朝は朝食を食べると言ってあるので、朝食を家人と一緒に
食べないわけにいかない。
飯を食わずにでかけては失礼になる。腹はもうぺこぺこだ。
9時を過ぎてからやっと飯がでる。
おしゃべりをしながら、のんびりご飯を食べる。日本人のように
慌ててご飯を食べることがない。
「今日は、ここからあっちを見て回ろう」
なんて予定していた計画がご破算になる。
そんな予定があるのなら、「明日は飯を食わずに家を出る」と
言わなくてはいけない。朝食なんて家で食わなくても、タイでは
へーちゃらだ。
大きな通りにでれば、何処でも朝食を売っている。
天秤棒に籠をぶら下げたおばさんとか、屋台とか、食堂とか
・・・いろんな所で朝食を買える。
売られているものが清潔に作られたかどうか考えるだけ無駄
です。どの料理をとっても間違いなく不潔な環境で作られてま
す。それは保証します。
清潔さを考慮する必要は全くないのがわかるでしょ?
よくしたもんで、熱がかかり、唐辛子、香草が入った料理で
食中毒を起こすことはまずありません。
作ったものは売り切る。売れ残ったら、気前よく捨てる。
常に新しいものだけなので、食中毒が起きないのでしょう
ね。

パックツアーで出かける人はこんな料理を食べられないで
しょう。これこそが庶民の味なんです。
ホテルや綺麗なレストランで食べる観光客向けの料理ではない、
本当のタイ料理です。味の冒険をしたいなら、ホテルでの食事
を抜いてしまいましょう。そして町に出るのです。
二、三人でいろいろな料理を買ってホテルの部屋で味見したら
どうでしょう。
「辛い!」「うまい!」「何これ?!」なんて面白い、驚きの味に
出会えます。スープやシチュウのようなものはポリ袋に入れて
くれます。コンビニでプラスチックのスプーンや紙皿なども買わな
いと食べられない料理もあるからね!

TREview
■トラックバックURL
http://tb.treview.jp/TV/tb.cgi/23001002/0/945/a4KPdnAJ/1215508296

素晴らしい すごい とても良い 良い

2007/11/27

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年11月27日 (火)

ウチの朝食、泥ねぎと挽肉の炒め物

P1030411pct13

今朝は何を食おうか?これを食いたいと言う物がない。
「あたしが作ってあげるわ。」
ヌチャナートは冷蔵庫から肉を取り出して炒め始めた。
泥ねぎと炒めた簡単な料理だ。
あんまり、唐辛子は入っていない。ちょっとピリッとするだけだ。
俺が辛くないと言っても、タイ料理を食べつけない人には辛いだろうな。
肉を飯の上に乗せて食べる。
スープを作るか聞かれた時、「いらない」と答えた。
あの時、「うん」と言っておけばよかった。
スープがあれば、もっと美味しかったのにおしかった。

クチコミblogランキング TREview

2007/11/27

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月26日 (月)

タイラーメン、クイティオ

P1030405pct13

俺はタイラーメンが好きだ。インスタントのタイラーメンも好きだ。
面倒臭さがりの俺はバーミーもクイティオもみんなタイラーメン
と呼んでいる。これで俺は不便をしていない。不便がないから
区別する必要もない。
インスタントのクイティオが特売されていたので買い込んでいた。
「腹が減ったな」と思っているとヌチャナートが言った。
「お腹すいた?なにか食べる?」さすが女房!
「バーミーナムを食べるよ」インスタントのクイティオのことだ。
「ええ?あんなもの?」
馬鹿にしながらも亭主の好きなものを作ってくれる。
インスタントのクイティオを袋からとりだして温めだした。
「卵、入れる?」
「うん」
ああ、面倒だな。なんでもいいのだがと思っていた。
「海老を入れる?」
「うん」一番簡単な返事をしておいた。
「できたわよ!」
俺が作るのは麺を茹でてスープの袋から粉末をこぼすタイラーメン
だ。これは違う。本格的タイラーメンだ。
同じインスタントの麺を使っても、ちょっと手を加えるとまったく違う
味になる。

クチコミblogランキング TREview

2007/11/25

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ガイドブックのタイ料理店

ミシェランによる日本の料理店の格付けが発表され話題になって
いる。やがてミシェランはタイでも同じこ
とをやるでしょう。
どんな結果が発表されるのか今から楽しみです。

俺はいったい美味しい店というのはどういう店なのだろうかと考え
てしまう。
某有名料理店に入ったとしよう。そこはテレビにもたびたび出演
している某有名シェフがいる店だ。そこでグルメ本・雑誌・テレビ
でも取り上げられているあの有名な料理を注文したとしよう。
俺たちは某有名シェフが作ってくれたものと勘違いしている。
実際に作っているのは某有名シェフの弟子か孫弟子あるいは
パートの従業員だと思って間違いない。

俺は毎日、辛いタイ料理を辛さで汗を流しながら食べている。
ウチで食べている料理はヌチャナートが美味しいと思う味付け
になっている。正真正銘のタイの田舎料理だ。俺に合わせた味
ではない。日本人に妥協した味でもない。
日本人の中では、俺はタイ料理に対する耐性が強くなっている。
当然、俺は辛さ、タイ料理のにおいに対する耐性は他の人より
強いと思っている。強いはずだ。
俺がタイで料理店の格付けをしようと試みるとしよう。1,2軒の
店はなんとか味見ができる。3軒目にな
ると、もう辛くて、タイ人
なら感じ取れる微妙な味の差なんて俺には感じ取れない。

ある時、タイ人と一緒に食事をした。タイ人が
「こりゃぁー、不味い!」と言い、顔をしかめた。
「こんな不味いもので金をとるのか?!」とちょっと怒った様子だ。
確かに昨日、別の料理店で食べた味とは違うが似たような味だ。
これが顔をしかめるほど不味い味になるの
かどうか、はっきり
言って俺には分からなかった。店による味のバラツキていどに
しか感じなかった。

観光でタイへ行ったなら、美味しい店でタイ料理を満喫したいと
誰しも思う。そこで頼りにするのがガイドブックだ。
ガイドブックの執筆者はタイ料理の味の違いが本当にわかるの
でしょうか?タイ人の感じ方と日本人の感じ方はちがうから、
日本語のガイドブックに掲載する店は日本人が評価しなく
ては
意味がない。取材でタイに訪れただけですからねぇー。
ましてタイは初めて、タイ料理を食うのは初め
てなんて記者に
タイ料理の店による味の違いを見分けられるはずはないと誰しも
思うでしょ?

まずは試してみましょう。空港から町に入りホテルにチェックイン。
ホテルの外にでて目に付いた店に飛び
込んでトムヤンクン他三品
を注文しましょう。辛過ぎて全部を食べられないはずです。
でも最初のタイ料理
ですから、これはなんとか乗り切れるでしょう。
これを三日も続けているとそろそろ腸が唐辛子でおかしく
なります。
一週間以内に間違いなく腸が唐辛子の消化を拒否しはじめて下痢
になります。仕事だから下痢腹
の記者も取材を続けるでしょう。
そんな取材記事を信用できると思いますか?

タイの生活に詳しい藤井伸二氏はガイドブックについてこう述べて
います。
「レストランを紹介する際の「おいしい」「まずい」の基準をどう定め
ているか?どのガイドブックにもそ
の点は明確にされていない。」
わかる、わかる。腹が減っていれば、何を食ってもうまい。
旨さの基準なんてあってないようなもんだ。
照明なら何ルックス以下なら暗い、それ以上なら明るい、
何ルックスを超えると眩しいとほぼ一致した線を
引ける。
味に関してはそれはない。一緒に同じ料理を食っても「旨いという人」
「不味いという人」に分か
れる。藤井氏の言い分もわかるが、
そもそも味に”美味しさ”と”不味さ”を分ける基準なんてないと思う

あったとしても、それを言葉で表現できない。科学が発達して
「旨いものを食べると前頭葉のここの電位
が高くなる。電位がこれ
以上なら旨いものだ。」なんて言える時代がくるかもしれない。
今の所、旨さの基準はないとしよう。

「コンビニ弁当と牛井で生きているような貧乏取材者が会社の
経費でタイにきたら、なにを食べてもおいし
く感じるのではないか?」
とも藤井氏は書いている。これを読んで俺は思わず笑ってしまった。
高級レスト
ランに入って、仕事と称して思いつくまま、じゃんじゃん
料理を注文していたら、何を食っても旨いかもし
れないと俺も思って
しまう。自分の財布が痛むわけじゃない、会社の経費もちだ。
仕事で食っているという
大義名分がある。何を注文しても貧乏取材
者の勝手だけど、注文した料理はちゃんと食べなくては、お店に
失礼だと思うな。失礼かどうかという問題はさておいて、どんなに
辛くても食べなかったなら記事は書けな
いでしょ?
一口、二口だけ食べて記事を書いたなら、無責任ですよね。
日本から、ぽっとタイに来て、貧乏
取材者にタイ料理の旨さを評価・
比較しろと言う方が無理だと俺は思う。

「単純に「客がおおい店」をおいしい店と許している。」そんな取材
記者もいると藤井氏は言う。食べても
いないのに"旨い”と言う
記者より、その取材記者は良心的だと俺は思う。
行列のできる店は美味しい店と
いう公式だ。不味いなら絶対に行列
はできないから、日本ならこの公式は当てはまるだろう。
でもタイの場合はちょっと違う気がする。店がガイドに紹介料を払う
から、ガイドが大勢の観光客を連れて
来ている可能性もある。
客が多いから美味しい店とは言い切れない。
「フードセンター」というのがタイにはよくある。日本で言えばデパート
の大食堂のような場所だ。そこならいつも大勢の客がいる。
「フードセンター」は集客力のある場所に位置しているから、大勢
の客が
いる。旨さとは関係がない。

日本でもタイでも客が多い店は調理工場をもっている。冷凍に
できるものは冷凍しておいて、注文があると
それを温めてだす。
客が多い店では冷凍食品や調理済み食品を食べている可能性が
大きい。普段は冷凍食品
なんて馬鹿にしているのに、客が多い
店の冷凍食品なら美味しいのでしょうか?

「某ガイドブックは料理の値段で高級・中級・エコノミーにわける
ことにした。結果、高級料理のほとんど
は高級ホテル内のレスト
ランで出されるものになってしまったが、「値段が高い=高級」の
考え方自体、か
なり貧しい。」と藤井氏は酷評している。
ホテルは場所代、食卓・食器などの設備・備品代、ちゃんと英語を
話すウエイトレスの人件費など諸経費が
料理の値段に上乗せ
される。値段が高いから美味しい料理という公式は当てはまら
ない。ガイドブックに紹介されている、美味しい店はそんなものだ
と思えばいい。お目当ての店もないし、何処に行くか分からない時
のほんの参考書であって、ガイドブックは味を保証して
いるわけ
ではないと理解しておこう。

本当に美味しいタイ料理を追及するには食材や調理を見ることが
できる店に行かなくてはいけない。屋台な
らそれは可能だ。
それだけではない。見ない方がいいのだけど、屋台なら洗い場も
見ることができる。屋台なら全てを納得した上で旨い料理かどうか
判断できる。調理の研究家なら、あちこちの屋台を食べ歩くのも
いいでしょう。

観光客にはそんな時間はありません。貴重な時間におかしな食べ
物で腹を壊したら楽しい旅行が台無しです
。屋台は汚い、不潔
だから綺麗なお店に入りましょうと考えるでしょうね。
綺麗なお店も屋台の主人も材料はみんな市場で仕入れてきます。

タイの市場を知っていますか?テレビでは色鮮やかな野菜、風変
わりな形をした熱帯の果物などなど豊かな
食材を売っているタイの
市場を紹介しています。テレビの色映りがよいように、青空市場で
撮影しています
。多くの市場は屋根だけの体育館のような場所に
あります。中は薄暗く、蒸し暑く、臭くて、冷蔵庫もない
台の上に肉
や魚があり、ハエがぶんぶん羽音を立てています。テレビじゃ暑さ
や臭いはわかりません。コン
クリの床は濡れて滑りやすい。
溝には汚れた水が溜まっている。電車のつり革を消毒してから掴む
ような人が足を踏み入れることができない場所です。
庶民の市場はバンコックのウイークエンドマーケットのように、
わいわいがやがや言いながら土産物を買う
観光地じゃありません。
少しでも安く買おうとする主婦と、1バーツでも高く売ろうという店主
の戦場とい
うと大袈裟ですが、生活の場です。

綺麗な店も屋台も何時洗ったのか わからないまな板を使って
います。包丁でまな板をこすると油のような汚れがわんさかでます。
店の構えは綺麗でも、裏側は屋台と同じと考えて大きな間違いは
ありません。衛生面からタイの料理を見たら、屋台も見かけが綺麗
な店も似たようなものです。

タイの料理店の実態を知ったなら、ヤケクソです。
したすら食い歩くのです。英語なんてタイの田舎じゃ、通じないと
思ってください。タイ語を話せる日本人なんてすくないですよね。

店に入ったなら、他の客が食べているものを見て、旨そうなものを
指差して注文することが多くなります。

何がだされるかわかりません。覚悟はできてますか?
旨いと思った肉は蛙かもしれません。果物のような香りは昆虫かも
しれません。半分消化された草が入っているかもしれません。
そんなことを気にしていたら、美味しい料理に巡り会えま
せん。
そのうちにガイドブックにはない店で感激する味に出会えます。

やがて評判のよい屋台は店を構え、大きな店になり、ホテルに出店
できるようになると、前述したような値
段と味になります。

誰だか忘れたけど有名シェフでした。
「普通の家庭の主婦が作った料理は、私の料理より美味しい
ですよ」なんて言っていた。そのシェフの気持ちは俺も分かる。
「味、味、アジ、あじ・・・・」と毎日、味を追求していると、食べること
が仕事になり、食べ物の美味し
さを楽しむことができなくなります。
ほっとくつろいだ中で出される、主婦の手料理を有名シェフが
楽しむ
姿を想像すると思わず笑みが浮かんでしまいます。

美味しい料理、美味しいお店っていったい何なんでしょうね。

クチコミblogランキング TREview

2007/11/26

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月25日 (日)

ラオス料理

タイの東北部の料理はバンコックの料理とは違う。
まあ、俺たちにはその違いがちょっと分からない。
俺たちには関西風と関東風の料理の違いが分かるが、タイ人
にはそんな違いはわからみたいなものだろう。
ウチの料理はタイ東北部の料理が多い。時々バンコックで食べる
料理がでる程度だ。
東北部の料理はラオスの料理に似ているようだ。
歴史的にも地理的にもラオスと深い関係があるから、タイ東北部
の料理がラオスの料理に似ていても不思議
はない。
ヌチャナートは「これはタイの料理よ」「こっちはラオスの料理よ」
と言いながら料理を出す。豚の挽肉を炒めたものを出してきた。
この料理はラオス料理だという。タイの料理もラオスの料理も辛い。
タイのパッカパオに似ているが、違うという。
美味しければ、名前なんて、タイでもラオスでも構わない。
この挽肉をご飯に乗せて食べると、嬉しくなっちゃう。

P1030379pct13

クチコミblogランキング TREview

2007/11/24

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トムグルワイ、バナナの煮物

デパートの地下を歩いていた。ヌチャナートが驚いたような声を
あげた。
「あら、タイのバナナがあるわ」
「・・・・」
タイの食材屋ではタイのバナナがあるから、デパートでタイの
バナナを売っていてもおかしくない。バナナがある場所に行った。
タイで見かける小さなバナナがあった。俺が子供の頃モンキー
バナナと言っていた奴に似ている。モンキーバナナと言って売って
いた奴は完熟して黄色になっている。
大きさはモンキーバナナと同じだが、このバナナは未だ青い。
このバナナがモンキーバナナと同じかどうかわからない。
タイの食材屋でもこの種のバナナは未熟のまま売っている。
このバナナを完熟させるとモンキーバナナと言うのかな?
山積みになったバナナをヌチャナートは真剣に選んで、特に青い
ものを求めた。

P1030401pct13

このバナナをココナッツクリーム、生のバイトーイ、砂糖少々と
煮込んだ。まだちょっと酸味のあるバナナと甘いココナッツが合う。
これも一種のデザートだな。
バナナを煮るなんて日本人の発想にない。

クチコミblogランキング TREview

2007/11/24

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年11月18日 - 2007年11月24日 | トップページ | 2007年12月2日 - 2007年12月8日 »