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2007年12月15日 (土)

食べ物と健康Z157

食べ物と健康の関係は誰でも知っている。しかし、健康にいいから
と同じものを大量に食べると弊害がでる
はずだ。
例えば玉葱は高血圧によいからと生玉葱を食べることを薦めて
いる記事があるとしよう。生玉葱を大量に食べ続けるとどんな
弊害がでるか書いていない。そんな記事が多いのではないかな?
それと健康食品というのは流行り廃りがある。また復活すること
がある。紅茶きのこなんてそろそろ復活するかもしれない。

今日の新聞広告から食べ物と健康に関係するものを抜き出し
てみた。

2007年2月号 わかさ の広告
高脂血高血圧が見事に退き血管強化によくきく二大特効食は
紫イモとニンニク油

ガンやアルツハイマーも招く最悪の現代病糖尿病を見事に防ぐ
寒天・コーヒー・速歩の効力アップ法

糖尿病の重大原因「インスリン抵抗性」を改善し合併症も退けると
医大が実証の注目食はにがり水と新型人

シミクスミがみるみる薄れ潤いしっとりの色白美肌に変身する
酒カス洗顔

次に2007年2月号 壮快 の広告から見てみよう。
種菌を30人にプレゼント ヨーグルトきのこで11キロ 楽(丸囲み
文字)やせた 便スルリ 白髪 シミ 
シワ コブも消えた

水太り脂肪太りも解消! ヨーグルトきのこで11キロやせた!
ポリープが消えた!血圧が下がった人大続出
など

「ゆでアズキ」で17キロ 14キロ 11キロ 速(丸囲み文字)やせた
14センチウエスト大縮小!血糖値 中性脂肪 体脂肪も激減

5万円のクリームよりずっと効いた シワ、シミ、くすみ、たるみが
解消 夫と親子に見られるほど若い!
「卵白パック」

「あわびの粉末」で緑内障、白内障、飛蚊症 乾き目が大改善、血圧血糖値が大降下!性力爆発!

こういう広告や記事を沢山見ていると「何を食っても健康になる」
ような気がする。雑誌が嘘を書いているとは思っていない。
効果があったから記事にしたのだと信じる。
食べ物と健康に関係するものを抜き出していくと面白い発見が
あるかもしれない。

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2007/12/15

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タイ人と赤貝

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商店街に赤貝があった。今日の赤貝はいつもと違う。
赤貝には太い筋がある。いつも見かける赤貝は太い筋に黒いもの
がぎっしり詰まっている。
この汚れは洗っても洗っても取りきれない。
今日の赤貝は太い筋に黒い汚れがない。国産品の表示があった。
日本の海は綺麗なのか?それとも出荷する時に綺麗に洗うのか?
どちらかわからないが、貝の太い筋に黒い汚れはない。
いつも見かける赤貝は中国などから輸入されるものだろう。

タイ人は赤貝をよく食べる。ヌチャナートも赤貝は大好きだ。
食べ方は簡単だ。さらっと茹でる。半生ていどの茹で方だ。
煮えて貝が完全に口をあけるまで茹でない。半生で口がポカーン
と開いた程度で火からおろす。開きかかった口をこじ開けて、肉を
とりだしてナムプリックにつけて食べるだけだ。
半生だから食べると貝から赤い汁が出る。それが美味いらしい。
でも俺はなんとなく気味が悪いと感じてしまう。
俺があまり食べないものだから、ヌチャナートが一人で食べている。
たちまち貝殻の山ができる。
貝殻を捨ててきて、またヌチャナートは赤貝を食べている。
「全部、食べちゃうのかい?」
「食べきらない物は冷蔵庫にいれておけばいいのよ。明日、食べるわ」
日本人なら、食べる分だけ茹でて、残りは水の中で生かしておく。
タイ人は新鮮なうちに全てを茹でて、冷蔵庫に保管する。
こんな簡単な料理なんだが、日本人とタイ人では食べ方が違う。

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2007/12/14

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ムール貝の蒸し煮

赤貝があった。ヌチャナートが大好きな貝だ。
「貝を買うだろう?」
「そうね、後にするわ」
あちこちの店を見て回ってから、ヌチャナートは貝を買いに行った。
家に帰って買ったものを見ると赤貝の他にムール貝もあった。
「あれっ!これも買ったの」
「そうよ、美味しそうなんだもの」
ムール貝をレモングラスなどタイの香草と一緒に蒸し上げた。
自分が好きな料理を作っている時のヌチャナートは嬉しそうだ。
「パクチーをとってくるわ」
ベランダにパクチーが植わっている。パクチーなんて大量に使う
ものではない。でも料理にこれがあるとないとでは大きな差がある。
ベランダ栽培で出来るだけでウチで使うには十分だ。
パクチーをナムプリックに乗せた。赤いソースに緑の葉がさえる。
美味そうに見える。ナムプリックもこの料理にはこんなナムプリック、
こっちの料理にはあんなナムプリックと使い分けている

今日のナムプリックはムール貝にあうナムプリックだ。
日本人にはあのナムプリックもこのナムプリックも辛いだけで味の
差を見分けられない。
大雑把な差は分かっても微妙な差なんて分からない。
ヌチャナートに薦められるまま、ムール貝をナムプリックにつけて
食べた。普段はあまり食べないのに、なぜか今日のムール貝は
美味いと感じた。幾つもムール貝を食べた。

道路が整備され、大量、高速に商品を移動できるようになったから、
海から遠く離れたタイの田舎の村にも
ムール貝を売りにくる。
ロートタラート(自動車市場の意)と呼んでいるピックアップトラックに
野菜、肉、魚といろいろな物を積
み込んだ小売商人が村々を訪れる。
彼らが売っているのはたいてい小さなムール貝だ。そんなものしか
売れ
ない、買えない貧しい地域だ。
「ロートタラートの貝は小さいね」
「そうね、美味しくないわ」
いつもにこにこ笑っている若い奥さんがロートタラートに乗っている。
優しい旦那が車を運転している。二人を見ていると本当に幸せそうだ。
お金で買うことができない幸せな生活を彼らは送っている。
ムール貝を食べながらタイで出会った人々を思い出していた。

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2007/12/14

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2007年12月14日 (金)

ナムプリックパー

これはナムプリックに魚を加えたものだ。
今日の魚は鯵を使った。
出来立てよりも時間をおいた方がうまい。
炊き立てのご飯にナムプリックパーを乗せてヌチャナートは食べ
ている。その食べ方を見て、俺はため息がでた。
ご飯の上にこの辛いペーストをどさっと乗せる。
「あんなに食べて辛くないのか?」
辛味を全く感じていないようだ。
俺は辛味で汗がでているのに、ヌチャナートは平然としている。
我々が金山時味噌をご飯に乗せて食べるように、ヌチャナートは
ナムプリックパーをご飯に乗せている。
唐辛子の辛さに対する反応は日本人とタイ人ではこうも違うのか
と改めて驚いた。

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2007/12/14

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マンゴーのソムタム

青いマンゴーをヌチャナートはソムタムにした。
俺が嫌がる腐った魚を入れる。ヌチャナートに言わせると腐って
いるのではなくて熟成している。腐るも熟成も醗酵の結果だ。
とにかく臭い。でもこの臭みがないと美味くないらしいのだ。
納豆から臭みをとったなら納豆ではない。
それと同じで魚の熟成品から臭みをとったらなにもないとタイ人
は考える。そんな素材を集めてポクポクと臼で叩く。
ヌチャナートは美味しそうにソムタムを食べる。
「味見しなさいよ」
「いいよ!」
「美味しいから、味見しなさいよ」
味見をした。やっぱり魚の臭いが気になって食えない。
「うえぇー!」
ヌチャナートは俺の反応を無視している。
ひとりで美味しい、美味しいといいながら臭いソムタムを食べ
ている。

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2007/12/13

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マンゴーサラダ、ヤムマムアング

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新鮮なマンゴーが手に入った。俺はこれを縦長に切って塩と
唐辛子粉で食うのだと思っていた。
「マンゴーを食べるでしょ?」
「うん」
「サラダにする?」
「う?・・・・?」
俺がどうしようか迷っているうちに、ヌチャナートはマンゴーで
サラダを作り始めていた。
ざく切りにした青いマンゴーを一切れとって味見をした。
なんだか青臭いような臭いがある。
タイでこの臭いを嗅いだかな?多分、この臭いにきづかなかった
のだろう。ストーブをつけた部屋で青いマンゴーを食べるとその
青臭さに気づくのかもしれない。

「ねえ、酸っぱくする?」
「そうだな、酸っぱくしてくれ」
これがマンゴーサラダだ。マンゴー、ナンプラ、唐辛子、砂糖、
レモンで味付けした。ヌチャナートは辛味を抑えたのかもしれない。
最初は「こんなものかな」と思って食べていた。
そのうちに汗がでてきた。辛味がきいてきた。
マンゴーを食べ終わったあとに、ナンプラが残る。
このナンプラはマンゴーの汁が加わりいい味になっている。
ヌチャナートに見られないように、ナンプラを飲んでしまった。
テーブルから皿を持ち上げるなんてタイ人からみると食事の作法
に反する。タイにもテーブルマナーがあるんだ。

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2007/12/13

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マーカンティン

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こんなものはタイの田舎では何処にでもある。
たまに誰かが取っているのを見かける。
小腹が減って「何かを食いたいな」と思った時、目に付くと取って
食べる。とくに美味いという味ではない。
木からとってそのまま食えるから食う。
日本でこれを食おうとしても、なかなか手に入らないから食うこと
ができない。ヌチャナートがこれを手に入れてきた。
この莢を剥くと豆が綺麗に並んでいる。

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ヌチャナートは綺麗に莢を剥き、豆が並んでいる姿を見せてくれ
た。この豆の莢は大きいが、豆は小さい。ほんの少ししか食べる
ところがない。
「ちょっと苦味があって美味しいのよ」
苦味というほどの苦味ではない。サダオの苦味に比べたら苦味
なんてないといえる。
「タイに居たらこんなもの食べないわ」
「日本で食べると美味しいだろ?」
「そうね」
故国を思い出しながら、ヌチャナートは一粒一粒かみ締めていた。

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2007/12/13

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ナムプリック

「ねえ、サミイ!これを見てよ!」
鍋の中を見せてくれた。唐辛子で鍋は真っ赤になっている。
ナムプリックを作るつもりらしい。
「日本の唐辛子とタイの唐辛子を使っているのよ。日本の唐辛子
は辛くないから沢山使うのよ。」
「・・・・」
確かに日本の唐辛子はタイの物に比べると辛味は少ない。
「これを日本人が見たら驚くわね」
ヌチャナートは可笑しそうに笑っている。
今日の唐辛子は生の唐辛子だ。
ヌチャナートは唐辛子を焦がさないように丁寧に焙煎している。
これをニンニクと一緒に叩き潰す。
ナンプラなどで味付けをすると、「カラーィ」と思うが美味さに驚く。
このナムプリックを舐めながら酒を飲んでもうまい。
炊き立てのご飯に乗せてもいい。
焼き魚や焼肉につけても味が引き立つよ。

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ラー油やコチュジャンなど辛味のあるソースが日本に定着してい
る。これからはもっと辛いナムプリックが日本に定着するだろう
か?辛すぎて駄目だろうか?
俺のようにナムプリックが好きな奴がいる。
酒飲みにはいける味だから、何処かでひっそりとブームになるかも
しれない。俺には美味いのだが、辛すぎて一般受けしないかな?

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2007/12/13

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2007年12月13日 (木)

飽きないタイ料理は何か?

毎日、タイ料理ばかりだ。日本人の家庭でも毎日食べる家庭料理は大体
同じような物の繰り返しだ。タイの家庭料理でも同じだ。
同じようなものが出てくる。手のかかるご馳走よりも、さっと作れる物が多い。
あるいは煮込んでおいて、一度作れば温めなおしてまた食べることができ
るような料理だ。

日本人から見て代表的なタイ料理はトムヤンクンだろうな。
これも最初は美味いと思って食っていた。
たしかに美味いスープだ。友達が来ると、ウチでも必ずお出しする定番
メニューだ。でも最近、なんだか飽きがきた。自分から積極的に食いた
いとは言い出さない。あれば食うという感じかな。

海老のサラダ、クンナンプラも初めて食べた時、美味いと思った。
感激の味だった。辛くてニンニクの香りがあって・・・・
海老の甘味があって、これも美味い。
この料理も飽きがきた。最近はあまり食わない。ヌチャナートが一人で
食べている。

タイカレーはまだ飽きがこない。
ヌチャナートはなかなか作ってくれない。その理由がわからない。
タイカレーなんてヌチャナートにとっては料理ではないらしい。
俺は頼んでタイカレーを作って貰う。
これは飽きない。

バーミーナムも俺は好きだ。タイラーメンだ。
ご機嫌がよくないとヌチャナートはバーミーナムを作ってくれない。
タイラーメンも飽きが来ない。

飽きがくるタイ料理と飽きがこないタイ料理を日本の食事と照らし合わ
せる。懐石料理のように、洗練され、手が込んだ料理は飽きる。
単純で泥臭い料理の方が飽きがこない。
毎日の家庭料理は肉じゃがとか芋のにっころがしなんてものが多いの
ではないか?日本の食品産業を見るとラーメン屋、カレー屋が多い。
それだけラーメン・カレーが日本人の好みにあっているのだろう。

俺も例外なくラーメン・カレーが好きだ。
俺が好きなラーメン・カレーの味、それに似た味をタイ料理の中に無意識
で求めているのだろう。そこで辿り着いたのがタイカレーとタイラーメンな
んだろうな。食習慣は保守的だ。なかなか新しい食品に馴染まない。
日本からタイに来ると、日本の食事はないと諦めがつく。
そこでなんとか日本で慣れ親しんだ料理に近いものを求める。

新しい味を求めて冒険・探検をしてタイカレー・タイラーメンに到達したの
ではない。古い味に近いものを求めた結果タイカレー・タイラーメンを見つ
けたのだろう。
俺は好奇心から新しい味に挑戦し、何でも受け入れる味の探求者のよう
に思っていたが、やっぱり俺も食習慣は保守的なんだ。

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2007/12/13

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2007年12月12日 (水)

ミシュランと偽装食品

俺はこのブログで2007年10月22日付「グルメと偽物食品」と言う記事の
なかで、中国製の素麺を三輪素麺とした偽装食品を例にとって、騙す奴
は悪い奴だが、「これは安くて旨い三輪素麺だ」と騙される方にも問題が
ある。ブランドだけで味を評価し、自分の舌で評価していないからこんな
ことになる。と書いてきた。
ブランドがついていれば、美味いと評価し崇めてきた我々消費者も悪い。
ブランド崇拝が悪徳業者を助長、増長させてきた。
廃鶏を比内鶏として売ったり、九州産の牛を但馬牛として売ったりした
業者が社会的制裁を受けている。騙された消費者が本物と偽物との
区別がつかないからこういうことになった。
毎日、味見をしている業者が廃鶏と比内鶏、九州産牛と但馬牛の味は
同じだ、差がないと見ている。彼らだって、それらに差があると見てい
たら、絶対に偽装はやらなかったはずだ。
見破られない、ばれるはずがないと分かっているから偽装したのだ。
微妙な差があるが、一般の人にはなかなか見分けがつかない。
高価な牛肉を毎日買える金持ちよりも、ソウルオリンピックの年に但馬牛
を一度食ったことがあるなんていう貧乏人の方が味の微妙な差に気づく
かもしれない。

今朝の読売新聞にミシュランを含めたブランド問題について天野祐吉氏
が投稿していた。ブランド品には確かに良いデザインと品質がある。
ブランドが有名になるとブランドは権威になる。消費者は自分の目で
デザイン・品質を評価してブランド品を買い求めるのではなく、権威を
求めてブランド品を買うようになる。消費者は権威のあるものを求めて
いれば安心だ。ブランド品を選ぶ方がラクチンだ。読売というブランドも
権威になっている。「今朝の読売新聞でこう言っていた」と前置きして
話せばその話は信用される。
料理もミシュランの評価が三ツ星なら一つ星の店よりうまいと思い込む。
偽物にブランドをつけて高い値段で売ってきた業者は悪いが、偽物を
見分けられない消費者も悪い。問題を起こした業者も悪いが、そんな
業者を育てた消費者も悪い。こんな内容だ。

俺と同じことを言っていたので溜飲が下がったが、俺は考えてしまった。
俺が今、ここで書いていることは「読売新聞」「天野祐吉」という権威、
ブランドを使って俺の主張が正当だったと言おうとしている。
ついつい苦笑いがでてしまう。
比内鶏もスーパーの鶏肉も大差がないと感じ、安い廃鶏肉を買って
美味しく調理する消費者がいれば、こんな偽装問題はおきなかった。

ミシュランの格付けを絶対だと思っている人が多いだろう。
だが本当に少人数の覆面審査官があれだけの店を回って食ってきたか?
格付けの正当性を強調するために、同じ店に4回も5回も足を運んだと
ミシュランはいう。
俺は「足を運んだ」という表現を「行って飯を食ってきた」と勝手に思い込
んでいる。そのように思っている人が多いはずだ。
たしか1500軒の店から選んだという。覆面審査官は単純計算で一年だか
一年半に6000から7000回の外食をしたことになる。
とうぜんフルコースの食事をしてきたと我々は思い込んでいる。
単品をとって美味かったからこの店は三ツ星なんて評価はしていないと
俺は思っている。そのように思っている人がおおいのではないかな?
いくら若い大学生でも一日に三度も四度もフルコースの食事を一ヶ月も
続けることはできない。
俺は胃袋の数と胃袋の消化能力から推定して、常識的に考えても毎日
昼夜の二回しか覆面審査官は店に足を運べない。胃がもたれている。
昨晩 食ったものが未だ残っている。そんな時は正当な評価なんてできない。
一日に二軒の店を回るにも1500軒の店で食事をするには二年の歳月を要する。
味と料理の問題を度外視して、店の外見がよい店を150軒に絞り、その店
を4回訪ねたとしても600回の外食だ。一日に二、三軒の店を回っても
一年はかかる。フランス人三人、日本人二人で評価をしたという。
20年の経歴をもつベテラン評価員というのだから、フランスに住むフランス
人が評価したのだろう。5人で手分けして評価する?
フランス人が一人で東京の街のレストランに行けるか?
三ツ星がついた和食の店ではメニューにフランス語か英語があるのか?
そんな高級レストランや懐石料理店に行ったことがないので俺はわから
ない。メニューには正しいフランス語や英語が書いてあるか?
例えば鶏の竜田揚げをFried chickenではなくてChicken Tatsutaageなんて
書いてないだろうな??店の前まで行っても看板が日本語だと、目的の
店なのかどうかわからない。フランス人が一人で覆面捜査に行ったとは
思えない。

どんな美味い物でも毎日食っていたら飽きる。
まして短期間に同じ店で同じ料理を何回も食っていたら、間違いなく飽
きる。毎日毎晩、あちこちの店を回って、似たようなものを毎日食ってい
るので、覆面審査官は食いたくもない物を食わなくてはいけない。
日本人なら
「ああ、牛丼が食いたい。たまにはラーメンかカレーが食いたい」
と思ってしまう。そんな時に食うラーメンは三ツ星ではなくて五つ星をあげ
たくなるほど美味いはずだ。
厳密な審査を行うには、味を評価し、味を比べなくてはいけない。
やってみればわかるけど、そんなことをやっていたら食事を楽しむことが
できない。覆面審査官は美食の結果、糖尿病かメタボリック症候群、通風
にならないのも不思議だ。仕事で美食をしていたという理由で糖尿病が
労災の認定をうけることができるか????

俺の想像は続く。
覆面審査官だって美食の結果、病気になる危険性を熟知している。
そこで覆面審査官は5人一組で一軒の店に出かける。
一人前のフルコースをを注文して5人で食べる。このやり方なら150軒の
店を4,5回訪ねて試食することも可能だ。経費だって5分の1になる。
こんなことをやると店から嫌がれるから「俺たちはミシュランの者だ」と
名乗る。最初から覆面なんてかぶっていない。
店の方は「ミシュランさまさま」で大変なもてなしをする?

ミシュランが言う様にちゃんと覆面をかぶって審査していると仮定しよう。
毎日、似たような食事をしているから覆面審査官はちょっと食っては多く
を残している。そうしなかったなら身体がもたない。何万円もする料理を
殆ど食わない客だ。店にとっては嫌な客かもしれない。
美味さを確認するために、店から嫌がられても4回も5回も足を運ぶ。
覆面審査官の仕事も大変だなと同情する。

ミシュランの記事が権威をもつほど、その権威に俺は疑いをもってしまう。
俺たちだって懐石料理や寿司を週に三回も食えば、四回目は食いたくな
い。評価したのがフランス人だよ。日本人が飽き飽きしているのに、
フランス人が「美味い、美味い」と言いながら食べると思う???

そのうちにミシュランの格付け暴露本がでるのではないかな?

2007/12/12

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2007年12月11日 (火)

ヤムパク、タイ風野菜サラダ

白菜を買い込んだ。日本の白菜はタイの物よりも大きい。
ヌチャナートは白菜をいろいろな料理に使う。
一番簡単な料理は茹でるだけだ。それをいろいろなソースにつけて食べ
る。スープやシチュウの具にもする。今回はちょっと違った。

「ねえ、日本の漬物を作るわ」
ヌチャナートが好きなようにやらせた。
白菜はいい具合に漬け上がった。俺は柚子を加えた。
柚子のいい香りがする美味しい漬物ができあがった。

和食は塩分が強い。日本人は塩分が強い食事を子供の頃からやっている
ので塩分の強さがわからない。
ヌチャナートが作った白菜の漬物は、俺には甘塩の漬物だ。
それでもヌチャナートには塩っぱい味だ。
ヌチャナートは白菜を洗って塩を流していた。
まあ、そこまでは日本人でもやるから別に驚かなかった。

日本人は白菜を切ったら、元の野菜の形を残したまま盛り付ける。
ヌチャナートは切った野菜をかき回して根も葉もごちゃごちゃに盛り付
ける。俺はそれが気に食わない。きちんと根は根、葉は葉の形のまま
盛り付けた。
「あら、綺麗ね!」
ヌチャナートは盛り付けを喜んだ。
俺は得意になって、白菜を醤油につけて食べることを教えた。
俺が白菜を醤油につけて食べるのを見て、ヌチャナートが言った。
「唐辛子いる?」
日本人は白菜のお新香を食べる時、醤油に七色唐辛子を加える。
俺は「醤油に唐辛子を入れるか?」と聞かれているのかと思っていた。
当然のことのように「入れる」と答えた。
「レモンも入れる?」
「・・・・?ああ」

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そうして出てきたのがこの料理だ。
俺はこんなにも唐辛子を白菜にまぶすなんて考えていない。
想像もしていなかった。
これじゃキムチだ!

ヌチャナートはこれを「ヤムパク」と言っていた。
ヤムパクは日本語では野菜サラダだろうな。

日本とタイの違いを感じてしまった。

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2007/12/10

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2007年12月10日 (月)

タイカレーで朝食

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日本人の家庭では昨晩 食べ切れなかったカレーを温めて朝食
に食べることがよくある。温めなおしたカレーはうまい。

今朝はこんなタイカレーがでてきた。
これは今朝のために昨晩作っておいたものだ。
「あしたの朝はこれを温めるだけだから、寝坊できるわ」
昨日の残りを今朝 食べるのではない。
昨日、作っておいたものを今朝、食べるのだ。

こんなカレー料理は日本人の感覚では昼か夜の飯だ。
それを朝から出すのはタイ人の感覚だな。
美味いけど、なんとなくちぐはぐな感じで飯を食っていた。

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2007/12/10

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カオパットに生卵がないと駄目

ある料理にはこの材料が必要という組み合わせがある。
例えば寿司には山葵が必要と言う組み合わせだ。

ちょっと腹が減った。
「何か食べる?」
「うんそうだな。カオパットがいいな」
「カオパットは駄目よ」
「なんで?」
「だって卵がないもの」
俺たち日本人の目から見ると、タイのカオパットは日本の焼き飯
と同じだ。日本の焼き飯には卵無しのこともある。
卵は焼き飯の必需品ではない。しかしカオパットの必需品らしい。
ヌチャナートにとって卵無しのカオパットなんて考えられないようだ。
「うーん??!」俺は考え込んでしまった。
塩漬けの卵があることを思い出した。
「塩漬け卵を使えばいいじゃないか?」
「それでいいの?」
「ああ、いいよ」
ヌチャナートは塩漬けの卵を使ってカオパットを作った。

俺はなんだか不思議な気がしながらカオパットを食べた。

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2007/12/9

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カオツムに唐辛子

酒を飲みながらパソコン作業をやっていた。
「ねえ、何か食べないと体に悪いわよ」
「うん」
「カオツム、食べる?」
「ああ、自分で作るよ。ご飯が残っていた?」
「あるわよ。少しだけ」
見るとほんのわずかだけご飯があった。
「あたしがカオツムを作ってあげるわ」
ヌチャナートにカオツムを作ってもらうことにした。

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綺麗な彩のカオツムが出来上がってきた。
ご飯が少ない分は春雨で量を増やしている。
この発想は日本人にはない。
美味いと思いながらカオツムを食べていたが、汗が噴き出てくる。
唐辛子を食ったのだ。
熱いカオツムを食いながら、唐辛子も食ったから余計に熱くなる。
唐辛子をよけながらカオツムを食うことにした。
熱い料理では唐辛子の辛味はききすぎる。

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2007/12/9

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2007年12月 9日 (日)

ピーナッツに唐辛子を

今日も辛い飯だ。飯=辛いが当たり前になっている。
いつもいつも辛い飯を食わされているので、辛味がないと物足り
ない。

焼肉屋へ行った。ヌチャナートは焼肉が気に入ったようだ。
そこに辛いソースがあった。それでもヌチャナートには辛味が
足りない。
「今度来る時はウチから唐辛子ソースを持ってきましょうね!」
「うん」とは言ったものの、少々あきれた。
「そうすれば、もっと美味しく食べられるわ」
「・・・・・」
もう黙っていた。そんな生活なので俺も唐辛子中毒になっている
ようだ。

バターピーナッツを見たら、急に食いたくなり、それを求めた。
中国からの輸入品で真空パックになっている。
バターピーナッツといいながらバターの香りがしない。
塩っけも少ない。
俺は冷蔵庫からバターを取り出してピーナッツに混ぜた。
そして塩も適当に振りかけて全体にまぶした。

そうそう、バターと言ったがマーガリンと言う方が正しい。
昔はマーガリンはバターの代用品で下級と看做されていた。
今は動物性脂肪より植物性脂肪の方が体によいということで、
マーガリンの価値があがった。マーガリンの方が使い易い。
今はマーガリンがバターより劣るなんて考える人はいない。
むしろ本物のバターを知らない人がいるのではないかな?

マーガリンと塩をまぶしたピーナッツをヌチャナートに味見させた。
「あら、美味しいわね。もう少し頂だい!」
どうやらこの味はヌチャナートにも好評なようだ。
俺も気を良くしてピーナッツを食べていたが、なんとなく物足りなく
なってきた。

「そうだ、これに唐辛子を混ぜよう!」
唐辛子の粉でピーナッツが赤くなった。食って見るとこれも結構
いける味だ。この味を他の人にお勧めできるかな?
ピーナッツが赤くなるほど唐辛子を入れない。
ほんの少量の唐辛子を入れれば、日本人受けする味になるの
ではないかな?

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2007/12/9

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薬燉排骨と烏骨鶏

タイ料理の食材屋に見慣れないものが入荷していた。
漢字で「薬燉排骨」と書いてある。なんと読むのかなあー?
ヤクトンパイーコーと俺は読んだ。台湾からの輸入物だ。
俺は興味がなかったので買おうとはしなかった。
今日はヌチャナートはあれもこれもと欲張って買い物をしている。
保存がきく物ばかりだからいくら買ってもかまわない。
「こうしておけば、何度も買い物にこなくてもいいでしょ?」
それもそうだ。買い物のなかに冷凍の烏骨鶏が入っていた。
店主とヌチャナートが話をしている。
店主は体にいいと言う品物を説明していた。ヌチャナートは店主
が薦める品物を取りに行った。それが薬燉排骨だった。

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家に帰って袋の中身を見た。なんだかよく分からない木の皮、
枝、実・・・・が入っていた。
漢方薬の臭いがする。仁丹の臭いと言ってもいい。

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ヌチャナートは烏骨鶏を食べやすい大きさに切っている。
そしてこの薬だか調味料だかわからないものと煮始めた。
家中に漢方薬の臭いがした。
「出来たわよ」と出されたのがこの料理だ。烏骨鶏の黒い皮に
薬草が付いている。

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味ですか?漢方薬を食べているみたいだ。
昔、四足を食えなかった時代は「薬食い」と称して猪など四足の
肉を食べていた。なんだか文字通り「薬食い」をしている感じだ。
「スープも飲んでよ」
スープも漢方薬を煮出した香りだ。食事をするというより、薬を
頂いているようだ。

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2007/12/8

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俺が食べないソムタム

何時の間にやらヌチャナートは青いパパイヤを買っていた。
「こんな小さなパパイヤよ」
「いつこんなものを買ったんだよ」
「こないだよ」
「・・・・・・」
タイではこんな小さなパパイヤは売っていない。
日本用に小さな物を輸出しているようだ。
ヌチャナートは俺がソムタムを食べないと思って自分の好みの
味付けにした。腐った魚としか思えない調味料を入れている。
それに唐辛子をどっさり入れた。
「ああー、辛い!辛くていいわー!」
辛さに悲鳴をあげながらも、辛さを賞味している。
ヌチャナートが辛いというくらいだから、俺は食べなかった。

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2007/12/8

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