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2007年12月29日 (土)

新年パーティー

新年に友達を家に呼んでパーティーをやるとヌチャナートが言い
出した。
「うん、いいんじゃない。何時やるんだい?」
「今度の土曜日よ」
「えっ?!」今度の土曜日というのはまだ年末だ。
年末なのに「新年パーティー」だと???
いったいこれはどういうことだ?
「今度の土曜日は新年じゃないよ」
「タイでは新年よ」
「・・・・・?」
クリスマスを過ぎるとタイ人は「サワディーピーマイ」と言い合っ
ている。俺はこれを日本人が年末に交わす挨拶
「どうぞいいお年を!」と解釈していた。
新年になってから「サワディーピーマイ」というのは、日本の
「新年おめでとう」に相当すると思っていた。
つまり俺は「いいお年を」と「おめでとう」をタイ語では同じだと
勘違いしていた。

ヌチャナートの言葉から、タイ人はクリスマスを過ぎると新年気分
になるらしいとわかった。
タイの文化を調べていくと、タイには独特の暦があってタイの新年・
正月は4月のソンクランだとわかる。
ソンクランは日本の正月に相当するもので、民族の大移動と
多数の宴会が行われる大切な行事だ。
それなのに、ソンクランの時には「サワディーピーマイ」と言わ
ない。

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2007/12/29

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2007年12月28日 (金)

廃鶏の呼び方

俺は「廃鶏」という言葉を改めることを提案する。
卵をとることを目的にした養鶏場から見ると、卵を産まなくなった
鶏は餌を食うだけで金がかかる。
そんな鶏は捨ててしまうから、廃鶏という言葉が使われる。
廃鶏と言う言葉は養鶏場から見た言葉だ。

それじゃ、廃鶏は不味いのか?というとそうではない。
廃鶏も美味しい肉だ。それがどのくらい美味しい肉かと言うと
比内地鶏と同じだ。比内地鶏として称して廃鶏を売り出した業者
がいた。消費者を騙す行為を容認する積りはないが、この業者は
廃鶏と比内地鶏の味が同程度だと社会に知らせてく
れた。
この業者は廃鶏も美味しいことを証明してくれた功労者と言える。
もし、この業者の比内地鶏が不味いのなら、売れなかったはずだ。
かなり大きな食品工場を必要とするくらい大量に売れていたの
だから、廃鶏は絶対にうまい証拠だ。
これは養鶏場にとって朗報だ。
消費者にとっては迷惑なことだが、今後は廃鶏も今より高い値段
で取引され
る。

消費者も廃鶏を見直そう。廃鶏というとゴミ箱行きの鶏を食う感じ
になる。廃鶏という名称をやめて、消費者から見た名前を考える
べきだ。そうすれば、廃鶏の需要も高まる。
成熟鶏、熟成鶏とかもうすこし良い名称を考えるべきだ。
卵を産まなくなったのだから、「上がり鶏」なんていうのもいいかも
しれない。
「上がり鶏」なんて言うと縁起物、祝い物に使えそうな名前だな。
養鶏場からすれば廃鶏が高く売れれば、儲けが大きくなるので
若鶏の値段を下げても採算があう。

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2007/12/28

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ムウピン、タイ風焼豚

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これは豚の脛肉をつかった焼豚だ。中華料理では焼豚は腿肉、
肩肉を使う。タイでは脛肉を焼き豚に使うとは限らない。
今日、冷蔵庫にあったのが脛肉だったから、それを焼豚にした
だけの話だ。ナンプラやニンニクの微塵切りで味付けしておい
て、グリルで焦げないように焼いただけ。
これをプリックパチョンをつけながら食べる。
ニンニクが焦げる香りは食欲をそそる。
ご近所はくさいと言っているだろうが、食っている俺はうまいと
言っている。脛肉だからちょっと硬い部位がある。
それも噛み心地を楽しめる。
この味はタイの田舎で食べる味だ。

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2007/12/28

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プリックパチョン、オキアミのタレ

オキアミの塩辛を朝鮮料理の食材屋で買った。
これをヌチャナートはタイ風の食材に変化させた。
きょうはタイ風に変化させたオキアミの塩辛を使って焼肉のタレ
にした。名前を聞いたらプリックパチョンと言うそうだ。
唐辛子の辛味と塩辛の塩味がほどよく調和している。
これは茹でた野菜につけて食べても美味しい味になっている。
美味しいタイの醗酵食品と言える。

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魚介類の醗酵製品がタイには沢山ある。
日本でも昔は沢山あったのに、今は造る人もいない。
今こそ、いろいろな魚介類の醗酵製品、塩辛、熟れ寿司を復活
させるべきだ。塩辛のような保存食品こそ少ない食糧資源を
有効に使う方法だと思っている。

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2007/12/28

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鶏を煮る

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いつもの悪い癖がでた。
「晩飯は何を食いたいか?」ヌチャナートが聞くが、適当な返事
をしておいた。冷蔵庫に鶏肉があるのを知っている。
鶏肉料理を所望したことは確かだ。
「鶏は煮るの?焼くの?・・・・」
俺は何と言ったのか覚えていない。その位、いいかげんな
返事だった。
「できたわよ!こっちに来て食べてよ!」
俺にはやりかけのものがある。ヌチャナートは俺の背中に声を
かける。
「唐辛子が欲しい?」
「ああーっ?いる!」
一度は要らないと答えたが、「タイ料理だから唐辛子がなければ
始まらない」と考え
て「いる」と答えた。
日本人の俺は、唐辛子のないものを望んでいるはずだと
ヌチャナートは考えている。
「サミイはタイ人みたいね」とヌチャナートは笑っている。
唐辛子がないと食った気がしなくなっているのも事実だ。
「スープいる?」
「いる」
食卓には鶏肉が煮たものがでていた。
俺が注文したのはこれだったのかと、鶏肉を見る。
長ネギと一緒に煮込んだものだ。
見栄えがいい料理ではないが、食ってみるといい味がでている。
ナムプリックをつけて食べると味が引き立つ。
スープも単純なものだが、いい味だ。
このスープは鶏肉を煮た時のお湯に塩を加えただけの単純な
ものだ。鶏肉から出た油が浮いている。
俺がスープを飲む姿をヌチャナートが嬉しそうに見ている。
俺の食べ方でスープが美味いかどうかわかるようだ。
十分に満足が行く食事だった。

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2007/12/27

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2007年12月27日 (木)

モンキーバナナ

先日もモンキーバナナを買った。今日もモンキーバナナを買った。
最近、モンキーバナナをみかけると、ヌチャナートはすぐに買う。
「これって美味しいのよ。甘いのよ、食べてごらんなさい。」
モンキーバナナには強い甘味がある。子供の頃はその甘味が
好きだった。

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モンキーバナナを食卓に並べるとヌチャナートはポツリと言った。
「タイにいたら、こんなもの食べないわ」
そう言えばヌチャナートがタイでバナナを食べるのを見たことが
ない。タイの路上では焼いたバナナなどバナナの加工品をよく
売っている。それらを買いたいなんて言ったことがない。
それなのに、日本に居るとモンキーバナナが食べたくなるらし
い。なんとなく可笑しかった。

これを日本人と日本の果物に置き換えると何か考えた。
タイでは柿はできない。たぶんタイ北部の高山の中にも柿の木
はないだろう。でも時々、柿を見かけることがある。
中国などから輸入されるものだろう。

日本に居たら柿なんて食わないのに、タイで柿を見たら無性に
食いたくなる。それに似ているかもしれない。

慣れ親しんだ故国の食べ物の味は忘れられないものだ。

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2007/12/26

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鴨とゲテモノ

日本ではどうして鴨を食べないのか、ヌチャナートが不思議に
思っている。日本人が何故鴨肉を食べないのかその理由を聞
かれても返答に困る。要するに鴨肉を食べる習慣がないだけ
だ。タイでは鴨を良く食べている。
鴨の皮の下にある厚い脂肪はうまい。
日本人がジンギスカンにして食べる羊肉をタイ人は食べない。
何処の国でも肉に格付けをしている。順位が低くなるほどゲテ
モノに近づく
日本では牛、豚、鶏、羊、馬の順かな?
タイでは牛、豚、鶏、鴨の順かな?
犬肉を食う地域があるが、馬や羊を食う地域を知らない。
そういえば、フランスではよく食べるウサギ肉は日本でもタイ
でも見ないな。

日本じゃあ、鴨は食わないけど、北京ダックは食う。
北京ダックはグルメ食品として知れ渡っているから食う。
でもその他の鴨料理を日本人は知らないから、鴨を食べ
ない。

ジンギスカン用の羊肉がスーパーにあった。
「これを買いましょうよ」ヌチャナートが言う。
「これは羊だよ」
「ええぇーっ!要らないわ」
羊肉は気持ちが悪い肉にヌチャナートには思えるのだ。
もし俺達がスーパーで「犬肉だよ」と言われたら、驚き気持ち
悪がるみたいなもんだ。日本人にとって羊肉はゲテモノではない
が、タイ人にはゲテモノに見える。
ウサギ肉は日本でもタイでもゲテモノに入るな。
馬刺しを食う熊本や長野では馬肉はゲテモノではない。
東京でも馬肉は桜鍋として昔から提供している古い料理店が
あるから馬肉はゲテモノにははいらない。
タイでは馬肉は食わないからゲテモノになるだろう。
食ったことはないが、タイではワニを食べさせる店があるようだ。
ワニを食べさせる店は世界のあちこちにある。
たぶんワニは何処の国でもやはりゲテモノに入るだろうな。

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2007/12/27

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2007年12月26日 (水)

パンとウインナー

珍しいことに、ヌチャナートがパンを買おうと言い出した。
食パンと菓子パンを買った。
ヌチャナートは食パンを一度食べたら、それ以上は食べようと
しない。タイ料理で育った人には食パンの味は馴染まない。

しょうがないから、俺が残りを食べる。
食べられる物を無駄にしてはいけない。これがウチの料理の
大原則だ。今すぐに食べない物は、保存食品の形にしておく。
これも環境に優しい方法だ。

ヌチャナートが食べようとしない食パンにバターをつける。
今日のウインナーは焼いてある。
どうしてそんなことになったのか?
答えは簡単だ。
ヌチャナートは餅を焼いた。餅網にウインナーを乗せて二つの
食材を同時に焼いた。餅米をタイの人々は良く食べるが、
餅はタイにはない。日本で餅を食べて、ヌチャナートは気に入
った。時々餅を焼いて食べる。

俺は焼いたウインナーをそのまま食べていた。
ドイツ人ならウインナーが出たら必ずマスタードをつけることを
思い出した。冷蔵庫にマスタードを取りに行くのも面倒だ。
食卓にはナンプラに唐辛子が入ったものがある。
ウインナーにナンプラと唐辛子をかけた。
味の深みが増して一段と美味くなった。
唐辛子の香りと辛味がいい。
たまにタイ料理以外のものを食うと美味いと感じる。

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2007/12/26

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軍鶏のラープ

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今日は軍鶏のラープを作ると言い出した。日本で大量生産され
ているブロイラーと違ってタイの軍鶏肉は硬
い。
タイでは軍鶏は放し飼いにしてあるので、十分に運動をし筋肉
を鍛え上げている。肉は硬いが旨みも強い。
硬い鶏肉は卵を産まなくなった廃鶏と日本では決まっている。
タイの場合は肉が硬くても必ずしも廃鶏とは限らない。
闘鶏で負けてチャンピオンになる見込みがない若い軍鶏も食べ
られちゃう???
日長一日タイの軍鶏は餌をついばんだり、猫が近づくと威嚇した
り運動をしている。軍鶏は正真正銘の地鶏
だ。
そんな軍鶏でラープを作った。肉だけではない皮も硬い。
この硬い皮を噛んでいると旨みがでてくる。
スルメとは違って皮の油といっしょに旨みがでる。
噛み心地がいい。肉も硬いが、噛む楽しみがある。
「俺は今、食事をしている。肉を食っているぞ!」と実感できる。
もともと俺はラープが好きだ。牛肉のラープも美味い。
軍鶏のラープは牛肉とは違う味わいがある。

地鶏の数が少なくなりグルメブームが起きると、硬い鶏肉の希少
価値が高まった。比内地鶏がいい例だ。
鶏を比内地鶏だと思って高い金を払って「美味い」と言っていた
人が沢山いる。廃鶏も調理の仕方で美味くもなる証だ。

「軍鶏肉は硬くて不味い」なんて言っていた奴がいる。
こんな奴は軍鶏肉がグルメブームに乗ると「軍鶏は美味い!」
なんて言い出す。ミーハーグルメなんだな。
付和雷同型、皆んなと一緒型のミーハーグルメにはこの美味さ
はわからない。
軍鶏をラープにして食べてごらん。美味しいよ!!

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2007/12/25

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軍鶏のチキンスープ

軍鶏で作ったチキンスープだ。ブロイラーで作っても大きな差はでない。
でも希少な軍鶏で作ったからグルメブームの先駆けになる。
作り方は普通のチキンスープと同じだ。
タイのハーブを使って香り付けをしているのが違うだけだ。
ベランダで栽培しているパクチーとネギを浮かせた。
これだけでも十分に美味しいスープだ。
写真では香りがわからないが、見た感じは西洋料理にでてくるスープと
同じに見える。

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ヌチャナートが唐辛子を入れるかと聞いてきた。
一度は要らないと答えたが考え直した。
「ああっ、唐辛子をいれて!」
焙煎した唐辛子を茶さじ一杯分いれた。
一人前のスープにこれだけの唐辛子を入れるのだ。
更に焙煎して粉にした米を入れた。

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これが唐辛子と米の粉を入れた直後だ。
スプーンでかき混ぜると唐辛子と米の粉の一部が沈む。
まだこんなに唐辛子が浮いている。

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唐辛子を入れたら、スープの香りがぐーんと引き立つ。
この味なら欧米人にも受け入れられる。
「辛いか?」ですって?たぶん、辛いでしょう。
他に辛い物を食っているから、このスープの辛さが判らない。
辛くないスープだと思っているが、茶さじ一杯の唐辛子が入っている。
絶対に辛いはずだ。辛くないはずがない。
タイのスープも美味しいもんだ。
唐辛子がごってり入ったスープを「美味い」と言いながら食う俺を見て
ヌチャナートは「サミイはタイ人みたいね」と笑っている。

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2007/12/25

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2007年12月25日 (火)

オランダ産鯵の開きを

「沼津加工」と書いてあるなんだか怪しげな鯵の開きを買って
きた。国産品なら「沼津産」と書いてあるはずだ。
鯵の開きの名産地「沼津」の名前をつけることで国産品と勘違
いさせる。勘違い商法だ。それじゃ、鯵の産地は何処だ?
表示を見るとオランダとなっている。
オランダから鯵を持ってきても採算が合う。流通の世界の変化に驚く。

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「魚を一匹だしておいてね」
ヌチャナートが鯵の開きを食べるのだと思った。ヌチャナートは鯵
の開きを焼いている。日本人は鯵の開きは完成品とかんがえる。
そして、焼いたらそのまま食べる。
俺はヌチャナートが焼き上げた鯵を食べるものだと思っていた。
そうしたら、ヌチャナートは焼いた鯵の開きの身をほぐしだした。
そしてタイの香草と共に叩き潰してナムプリックを作ってし
まった。ヌチャナートにとって鯵の開きはナムプリックを作るため
の半製品だった。
俺が完成品だと思っていた鯵の開きを半製品と考えて更に手を
加えて料理を作る文化に驚いた。

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2007/12/24

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タイの餅米と日本の餅米

タイの餅米をいつの間にか蒸し上げていた。甘味がある餅米を
指で丸めながら食べる。お赤飯とは違う美味さがある。
タイ東北部の人々は餅米を常食にしている。
餅米を常食にしている人々は「うるち米の飯は腹持ちが悪いの
で食った気がしない」と言う。

今日の餅米はタイから輸入したものだ。
蒸し上げるとタイの餅米は透き通っている。
「タイの餅米は美味しいわ」嬉しそうにヌチャナートは餅米を食べ
ている。ヌチャナートはガスコンロで日本の器具を使って餅米を
美味しく蒸し上げる術を学んだ。
タイでは七輪にかけたアルミの壺に竹の籠を入れて餅米を蒸し
上げる。壺も竹の籠もないから、日本で餅米を食べるのは不可
能だと思っていたのに、それが可能だと知るとヌチャナートは餅米
を盛んに食べる。

日本の餅米は蒸し上げても白い。ここがタイの餅米とは違う。
それから日本の餅米はタイのものに比べて短い。
普通の米もタイの米は日本のものより長い。餅米も日本のもの
より長くても不思議はない。

味はそれほど差がないが、香りに差がある。
タイの餅米には外米臭がある。
外米臭なんてわからないだろうな。
今の若い人は独特の香りとか、特異臭があると表現するだろう。

終戦直後の食糧難の時代には外国の米が大量に出回った。
細長い米だった。それを外米と言っていた。
食べられるものなら何でも輸入したのだろう。国民を飢え死に
させないため政府も必死だった。
闇米を買えない庶民は外米を食って飢えをしのいだ。
外米は食べても毒にならないが、臭くてぱさぱさしていて不味い
米だった。タイの餅米にはあの頃の臭いを思い出させるものが
ある。

暗い時代だと思うだろう。違う!違う!それは誤解だ!
どんな時代でも人間はみんな明るく笑えるものを望んでいる。
こんな時代にこんな冗談があった。
「お前、背がたかいな、どうしてだ?」
「外米を縦に食べている」
当時はこれで笑ったが、こんな冗談は今は通じない。

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2007/12/24

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クリスマスイブのソオムとサダオ

今日はクリスマスイブだと言うがウチはいつもと同じだ。
特別なことはなにもない。
軍鶏を丸ごと買って来たのだから、「七面鳥の代わりに軍鶏を
丸焼きすればいいのに」と思うのだがヌチャナートにはそんな
発想はない。

タイのクリスマスは日本と同じく商業祭だ。
町にはクリスマスツリーが飾られて消費を煽っている。
夜になると電飾がともる。日本の電飾より綺麗だ。
タイの夜は暗いから小さな明かりでも大きく見える。
光の効果を最大限に発揮できる。光の美しさ、有難さを
感じる。日本ではそんなことを感じない。
クリスマスの頃は乾季で夜は涼しくて気持ちがいい。
大好きな女と一緒に冷たいビールを飲みながら電飾を眺める。
辛い料理を食いながら他愛ない話をして笑う。

庶民の家庭では昨日と同じような食事をしている。
クリスマスだからと言って特別な食事はない。
いや、これは俺の誤解かもしれない。
いつもとは違うちょっと豪華な食事になっているのかもしれない
が、俺にはその違いがわからないだけかもしれない。

さあて、日本でのウチのクリスマスイブだが・・・・。
昨日と全く変わりがない。
小さなクリスマスツリーに電飾をピカピカさせた。
飼い猫のサダムのためだ。
「サダムちゃんが喜ぶから買いましょうよ」と言われて買った物
だ。サダムはピカピカ光る電飾にちょっと興味を示したがすぐに
飽きた。

クリスマスとは関係なしにヌチャナートはサダオを食べたいと
言い出した。新鮮な食材はタイの食材屋に出かけて買わなくて
はいけない。クリスマスツリーのそばでサダオを食べた。
サダオの苦味は俺にはとても耐えられない。
今までは苦いからイヤだったが、それを茹でる時の臭いまで
イヤになった。ヌチャナートは「美味しい、美味しい」と言いながら
サダオを食べている。
友達にあげる分までサダオを買い込んでいる。

初めてサダオを食べた時のことを思い出した。
タイの屋台でタイ人が「これを食べてごらん。美味しいよ!」と
サダオをくれた。その苦さに驚いた!!!!!
「苦ぇーよ!」
此方の反応が大きすぎるのでタイ人は当惑を通り越して笑い出し
てしまった。

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ヌチャナートはサダオにナムプリックをつけながら食べている。
タイの野菜を日本で買えて食べられることに満足している。
俺が嫌がるから、もう俺にサダオを食べろとは言わない。

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ソオムと言う野菜も買った。
こっちは苦くないから食べられる。
ヌチャナートはソオムの茎を千切ってくるくると食べやすい形にまとめる。
真似をするが同じように綺麗に巻けない。
こちらもナムプリックをつけて食べる。
これは俺にも食べられる。

この他にインゲンもあった。
ヌチャナートはインゲンを食べて「美味しい」を連発していた。
「タイの物と同じ味よ」
俺はインゲンだけを食べた。

食事のたびに文化の差、味の好みの差を考える。
今はサダオは苦くてイヤだと思っているが、何かがきっかけと
なってサダオが好きになるかもしれない。
例えば風邪を引いて鼻づまりの時、サダオを食べたら苦くなくて
鼻づまりが直った・・・・なんて経験をするとサダオが好きになるか
もしれない????
ヌチャナートはサダオが好きだが、タイの小学生は苦いサダオ
を好むか?

小学生の頃、俺はビールは苦くてきらいだった。
きっかけは忘れたが、今はビールが大好きだ。
あの苦さがいいのだ。

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2007/12/24

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ボジョレーヌーボーの安売り

ボジョレーヌーボーが安売りされていた。
クリスマス商戦の目玉だったのかな?
誰も注目しないようだ。ひっそりと売られていた。
大騒ぎの日から一月がたった。
味に変化なんてない。あってもその変化が判る人は極めて
少ない。でもボジョレヌーボーを12月に飲んだら美味くないことに
なっている。
12月にボジョレーヌーボーを飲んでも自慢にならない。

同じ醗酵製品と言っても納豆だったなら製造後一ヶ月もしたら
味が変わる。瓶詰めにされたワインは、簡単には味が変化
しない。お祭として飲んで騒ぎたいというのは、美味とは別の
問題だ。

ワインの新酒を飲んで騒ぐフランスの祭は、ボジョレー村の人々が
自分たちが育てて作った新酒を飲んで健康と幸せに感謝する
風習だ。
それを日本で日本人がやってどんな意味があるのだ??

フランスの風習を日本の風習に置き換えてみよう。
日本の何処かの村で新米を食べて実りに感謝する風習があった
とする。実際、そのような風習はあるでしょう。
その風習をインドや中国やタイの人々が取り入れて、日本から
輸入したブランド米「コシヒカリ」を食って騒ぐ姿に似ている。
外見だけを真似て、お祭がもつ心を忘れたなら意味がない。

「ヌーボー」と言うのは新しいという意味だよね。
半年後にはこのワインはもっと安くなる。
それでも「ボジョレヌーボー」として売られる。
安売りされているボジョレヌーボーを見て、美味・グルメってなん
なのと考えてしまった。

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2007/12/24

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2007年12月23日 (日)

ウインナーとスープ

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これまた安物のウインナーだ。先日は美味いフランクフルトソーセイジだった。
同じ店で買った積りだが、違ったのか?
ウインナーもフランクフルトも同じ店のものなら、同じような品質だと
思ったが・・・・。うーん、これは違う。
今日のものは品質が格段に落ちる。形はウインナーだが肉の旨みがない。
金持ちは、この味を知らないだろうな。
タイでやるように、ヌチャナートはウインナーを油で揚げる。
同じものを使っても日本人とやることが違う。
このウインナーをニンニクと唐辛子を潰したソースにつけて食べる。
唐辛子の辛味とニンニクの香りが食欲をそそる。
こうやって食べると肉の旨みより、ソースの味を強く感じる。
ソースの刺激で飯を食ってしまう。

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「スープ、いるでしょ?」
「うん」
いつものスープがでてきた。
小さなトマトが入っている。卵をぽとんと落とした。
このスープは飽きがこない。
これってタイ料理なのか?と疑問に思う。
俺たちの頭にはタイ料理は辛い物という観念がこびりついている。
このスープは辛くない。
辛くない料理を食うと、つい「これってタイ料理?」って思ってしまう。

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2007/12/23

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肉入り野菜ごった煮

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この料理をパクサイムウとか言っていた。野菜のごった煮に肉が入ったものだ。
今日はウチの料理には珍しくピーマンが入っている。
タイ料理にピーマンを使うことはない。
使っているかもしれないが、俺の印象・記憶のなかにはない。
ヌチャナートは辛すぎたのではないかと心配している。
「辛い?」
「いや、辛くないよ」
タイの竹の子も入っている。
本当は鶏肉を使いたかったようだ。生憎、鶏肉が切れている。
豚の脛肉ならある。
豚肉でもいい味がでている。

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2007/12/23

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