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2008年1月31日 (木)

斗酒を飲む

中国の詩人、李白、杜甫は大酒飲みで知られている。
相当な酒を飲んだらしい。
大酒を飲むことを「斗酒を飲む」と表現する。
一斗の酒を飲むと言うのだ。一斗は十升、つまり一升瓶の酒を
十本ということになる。メートル法に換算すると一斗の酒は
18リットルとなる。
中国の「斗」という単位は日本と同じ量を表すのかどうか分から
ない。いずれにしても、「斗」というのは大量であることに間違い
はない。
俺はこの表現を「白髪三千条」という中国的大袈裟な表現と思っ
ていた。斗酒を飲むと言っても酒の中のアルコール量が問題だ。
日本酒と同じくアルコールが15%前後含まれていたら、急性
アルコール中毒になる。「斗酒を飲む」という時の酒にはアルコ
ールは4、5%しか含まれていなかったらしい。
ビールに含まれているアルコールと同じ程度だ。
「斗酒」をビール大瓶に換算すると24本、二ダースとなる。
これは確かに大酒のみになるが、時間をかければビールを
二ダースくらい飲む人はいる。
ビール程度の弱い酒なら「斗酒を飲む」ことも可能だなと感じていた。

先日、韓国の酒マッコリがあった。ふと、それを飲んでみること
にした。いろいろな食べ物に興味を示す俺が今までマッコリを飲ま
なかったのが不思議だ。
味は日本のどぶろく、タイのサトーと同じだ。
ヌチャナートも「サトーよ。サトーと同じね」と評価した。
評価したと言うと、聞こえがいい。ヌチャナートにとってサトーは
貧乏人の酒なので、ヌチャナートはサトーなんて馬鹿にしている。
ヌチャナートは日本のどぶろくも馬鹿にする。ヌチャナートは
サトーに似た味のマッコリも馬鹿にしている。タイ政府が高額な
関税・税金をかける輸入ワインはタイの庶民には高嶺の花で飲
めない。ワインは高価で高級品だから「美味いもの」。
サトーは密造酒?あるいは低税率の酒で安いから「不味い物

とヌチャナートは決め付けているようだ。

俺にとってマッコリは不味い酒ではない。でも酒の効き目が弱い。
アルコールが少ない。舌でアルコールの量を推定した。
10%ほどかな?表示を見たら、アルコールは6%しか含まれて
いない。
「なんだこれは?ビールと同じではないか!」

「斗酒を飲む」という時に言われている酒はおそらくマッコリの
ような酒を飲んでいたのだろう。
清酒と違い、マッコリには米の固形物が入っている。
固形物が入っているので、飯を食わなくても腹に溜まる。
飯も食わずに朝から酒樽だか酒甕を抱えて、酔っている。
李白、杜甫はこんな酒を飲みながら文学を語っていたのかな?
それとも、酔って女のケツを追いかけていたのかな?
マッコリを飲みながら、そんな光景を想像していた。

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2008/1/29

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