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2008年1月25日 (金)

お握りこそ日本の味

テレビはお握りを映している。
「ああ、旨そうだな!」俺は感慨をもって映像を見ていた。
お握りをかぶりつくと表面につけた塩味がする。噛んでいるうち
にご飯の甘味を感じる。
塩味から甘味に変化することに驚くと同時に上手に炊けたご飯
の感触に喜びを感じる。お握りの旨さを映像から感じる。

毎日タイ料理を食べている俺にはなんだかお握りは無縁な
感じがする。外国でお握りの映像を見ているような感じで映像を
見ていた。もう俺には無縁なお握りを記憶の中で旨さを感じて
いる。そんな感じだ。

俺は今、コンビニに行けばお握りなんて何時でも買える環境
にいる。それなのに、「俺は今、外国にいてお握りを食えない
状況にある」感覚だ。今は世界中何処に行っても日本食は
食える。外国では日本食なんて食えない時代もあった。
その頃は日本食なんてゲテモノ料理みたいな扱いだった。
今の日本で言えば、ケニヤ料理・タンザニア料理・アルゼン
チン料理の店みたいな物だろう。

塩鮭や梅干を包んだお握りこそ日本人の心の底に残る日本の
味ではないだろうか?日本食ブームで寿司が世界中に広まった。
そして各国でその国の嗜好にあった寿司が開発された。
日本人にはとても寿司と思えないようなものが寿司として各国
で定着している。どぎつい色や、日本では絶対に使わない寿司
ネタなんてものがタイの寿司屋にある。
それが売れて、新しい食文化が創造されたのだから、それで
良いと思う。いくら日本食がブームになっても、お握りの旨さを
賞味するのは日本人だけだろう。

すき焼きの旨さは欧米人にもわかる。
日本のカレーライスはインド南部だか北部だかわからないが
インド人にも受け入れられる旨さの料理だ。
醤油で味付けした焼き飯は中国人でもタイ人でもインドネシア人
でも受け入れる。
しかし、お握りだけは日本人しか受け入れないだろうな。
どうして日本人はお握りを好むのだろうか?
この単純な味は飽きが来ない。

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2008/1/24

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