正月もタイカレー
何時からだろうか?タイカレーが好きになった。
初めて食べた時は「これがカレーなの?」と思った。
それが今では大好きな料理の一つになっている。
ヌチャナートはあまりタイカレーを作ってくれない。
今日は風向きが変わった。
「なに食べたい?肉を炒める?それともタイカレーがいい?」
と聞いてきた。タイカレーをお願いした。
赤い唐辛子をどさっと入れた。
「これは日本の唐辛子だから、辛くないわよ」
俺も唐辛子に鈍感になっている。
「そうだね」なんて答えていた。
普通の日本人はこの唐辛子一本だけでも辛すぎる。
ウチじゃこれだけ唐辛子をいれても普通の辛さになっている。
何処かが狂っていると自分でも思う。
出来上がったタイカレーは真っ赤な色をしている。
この色を見て美味しそうと思う俺も狂っている。
ココナッツからでた油が浮いている。
一口分の飯を皿の端に持ってくる。
スプーンの背中でご飯を平らにする。
タイカレーを平らなご飯の上にかける。
ご飯とカレーを良く混ぜる。
よく混ざったならスプーンでご飯をすくって食べる。
辛さとタイの香草の香りが口に広がる。
久しぶりに食べる味だ。
未だ松の内の正月だ。正月からタイカレーを食べている。
ご近所は、この料理の臭いを嗅いで
「あのウチは正月から、よくあんなものを食えるね!」
なんて思っているかもしれない。
2008/1/5
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