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2008年2月18日 (月)

中トロの市場原理

デパチカの寿司売り場にマグロの絵があった。
毎度お馴染みの絵なのでたいして興味もなかったが、見るとも
なしに見ていた。マグロのどの部分が大トロで何処が赤身で
何処が中トロか描いてある。

マグロの頭を落とす。身の部分を中骨から上下にわける。
つまり背の黒い部分と腹の白い部分に分ける。
にそれらの部分を真ん中で分ける。
マグロの身が田の字のように別れたと想像すると分かりやすい。
マグロ
の頭は田の字の左にあると想像しよう。
田の字の左上が中トロとなっている。
田の字の左下の一部が大トロ
だ。大トロを除いた部分は中トロだ。
田の字の右上の一部が赤身となっている。
赤身以外は中トロだ。
田の字の右下も中トロだ。

食い物の値段は少ししか取れない部分は値が張る。
大トロはほんの少ししか取れないから高くなるというの
は理に
かなっている。田の字の右上の一部から赤身が取れる。
田の字の右上と右下は尻尾に近づいているので細くなっている。
一匹のマグロから取れる赤身の量は限られている。
この図から判断すると赤身がとれる量は極めて少ない。
この図が言っていることが本当だとすると、赤身の方が大トロ
より取れないのではないか?そうすると赤身
の方が大トロより
高価になるのが市場の原理だ。
マグロの市場価格は何かが狂っている。

どの文献を見ても江戸時代の人々は脂ぎったトロなんて下品
な味としている。脂のない赤身が上等な味となっている。
ほんの少ししかとれない赤身を上等な品と評価した江戸時代
の人々の市場感覚は今の人々より正しい。

40年前にはマグロには赤身とトロしかなかった。
中トロなんてなかった。その頃はすでにトロの値段は赤
身より
高価になっていた。
それまで赤身として売っていた部位を中トロと呼ぶようになった
のは、何時頃か
らだろう?
そして本来のトロを大トロと呼ぶようになった。
もともとは赤身だった部分を中トロと呼ぶことで高い値をつけた。
最初は中トロと呼ぶ部位は限られていたが、やがてマグロの
ほとんどの部分が中トロになってしまった。
こんなにも中トロがとれるなら、中トロの値段はもっと安くすべ
きだ。赤身より安い部分が中トロであるべきだ。
平面的に描かれた絵から俺はそう判断した。
立体的に描けば赤身の部分の方が中トロよりもっと多いの
かも
しれない。

グルメとか言って我々は踊らされている。
グルメはファッション、遊びと解釈すれば、一時的な現象だから
我慢できる。それで本来は安価であるべきものを高い金をだして
買わされる俺達は迷惑だ。
他の人がなんと言おうとも自分が食って美味いと思うものを
美味いという風潮を作らなくてはいけない。

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2008/2/14

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