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2008年2月18日 (月)

ソース飯

ヌチャナートは飯にナンプラをかけて食べることがある。
料理の味が薄い?おかずが足りなくなった?塩分不足を補う?
理由はわからないが、時々、飯にナンプラをかけて食べている。
生のナンプラはにおいがきつい。日本人にはナンプラのにおい
は悪臭と感じる。
「ナンプラをかける?」とヌチャナートに聞かれると
「要らない」と答えていた。毎日、タイ料理を食べていると、
俺もヌチャナートのようにナンプラをかけて食べることもある。
なんとなくそうしたいのだ。とくに理由はない。
多分ヌチャナートも飯にナンプラをかける理由はないだろう。
ナンプラをかけた飯を食いながらこんなことを思い出した。

不景気の時代だった。
阪急デパートの食堂のテーブルの上にはソースがのっている。
ソースは幾ら使っても無料だ。食堂でご飯だけを注文する。
そしてソースをかけてご飯を食べる。これをソース飯と言った。
食堂はソース飯だけの客は儲からないので閉め出しを計った。
それを知った小林一三翁は
「ソース飯だけの客を歓迎しなさい。景気がよくなればまた
この食堂に戻り、食事をしてくれる」
と言い、ソース飯を続けさせたという有名な話がある。

昔、アメリカ人だかドイツ人に本を貰った。
英語で書かれた「地球の歩き方」「ロンリープラネット」の原形版
と思えばよい。
その中に食事を安くすませる方法という項目があった。
”中華料理店へ行け。食卓には醤油がのっている。
米飯だけを注文し醤油をかけて飯を食え」と書いてあった。

それを読んだ時、「日本のソース飯を醤油に変えただけだ。」
「誰でも同じ事を考える」と笑ってしまった。
ナンプラをかけた飯を食いながら、そんなことを思い出した。

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2008・2・16

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