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2008年2月 5日 (火)

プーマー、渡り蟹

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ニコニコ笑いながらヌチャナートがやってきた。
手には何かを持っている。見ると、
こぶりの渡り蟹だ。
渡り蟹のことをタイ人はプーマーと呼んでいる。
直訳すると「馬蟹」となる。
「これがあったのよ。安いから買うわね」
冷凍の渡り蟹だった。
凍っている時にはわからなかったが、氷が解け始めると安さの秘密が分かった。
身が余りついていない。
貧乏人は安い蟹で当たり外れ、運のよしあしを楽しむことができる。
これは金持ちには分からない楽しみだ。
「これは直ぐに食べちゃおう」
渡り蟹を蒸した。黒かった甲羅が真っ赤になった。
美味そうな色だが、形ばかりで身は少ししかついていない。
少しかない身をとりだしては、唐辛子ソースにつけて食べる。
唐辛子ソースで食べるのが普通になっているので、何の疑問も持たずに食べていた。
三倍酢につけながら蟹を食べるなんて思いつかなかった。
蟹は食えば美味いのだが、食うのが面倒だ。
魚をあまり食わない俺は、蟹もあまり食わない。
食わないから蟹の食い方も下手だ。
渡り蟹の甲羅をパカッとはずして食い始めた。
俺が食い残した部分を見て、ヌチャナートは言った。
「あら、そこはまだ食べられるわ。あたしが食べるわ」
魚が好きな人は蟹もきれいに食べる。
俺は蟹を食うのが面倒になったので、他の物を食い始めた。
ヌチャナートは一人で蟹を食べていた。
そうだ、今度、蟹を食べる時にはヌチャナートに蟹を三倍酢で食べさせてみよう。
ヌチャナートがどんな反応を示すか楽しみだな。

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2008/2/4

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