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2008年2月 4日 (月)

大羽鰯に唐辛子

魚が大好きなヌチャナートは大羽鰯を見つけて手にした。
嬉しそうに笑っている。
「この魚、焼くと美味しいのよ」
俺はその美味さはわかるが、それほど美味さに惹かれ
てはいない。それよりも鰯に刺さっている藁が気になった。
日本人には見慣れた物なので殺菌されていないだろう藁が食べ
物についていても違和感を感じない。
このように藁を使っている食べ物を俺はタイでみたことがない。
ヌチャナートには不思議な食品包装だろう。
それなのに、ヌチャナートは何の違和感も持っていない様子だ。
俺たちがタイでバナナの葉が食品の包装材料に使われている
のを見ても不思議に思わないのと同じだろう。
バナナで包まれたお菓子などを見ると俺たちは異国情緒を
感じる。藁が刺さった鰯をヌチャナートは異国の魚と感じて
いるのだろう。

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大羽鰯を焼いてだした。
日本人が魚の丸焼きを盛り付ける場合、魚の腹を手前にして
頭は左に向いている。タイ人あるいはヌチャナートは頭を右向
きにしてだす。一度、
「頭は左向きにして出すもんだよ」
と言ったことがある。「味は同じよ。」相手にされなかった。

ヌチャナートは当然のこと、当たり前のことのように唐辛子と
一緒に鰯を食べている。
俺も唐辛子をつけながら食べた。こんな食べ方を日本人は
しない。こんな食べ方が俺の普通の食べ方になっている。
何を食べるにも唐辛子が入る。
唐辛子の香りがしつこい鰯の臭いを隠してくれる。

俺もいつしか唐辛子の評論家のようになっている。
「唐辛子っちゅうもんわなぁー、カラっけりゃぁー、良いってもん
じゃぁーねぇーんだよ」なんて口をきくようになっている。
辛さで舌が痺れてなにがなんだか分からなかった唐辛子の味
の区別がだんだんつくようになった。

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2008/2/4

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