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2008年3月12日 (水)

タイのスイトン料理

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スイトンなんてタイにあるのかな?
あれだけ麺を食べる食文化だから、小麦粉の団子を茹で上げる
スイトンがタイにあってもおかしくない。
「今日は餃子を作るわね」
餃子なんてヌチャナートがつくれるのかな?
いつも餃子は俺が作っている。餃子の皮は買ってくる。
餃子の皮はないぞ。自分で作るのかな?
米の粉と小麦粉を混ぜ合わせている。おかしなことをやる。
このあと、どうやるのだろう?
これで餃子の皮を作るのだろう。あとは見ていなかった。

「できたわよ」
当然、タイ風の餃子が出来上がったものと思う。
中国の餃子は三日月型だ。タイの餃子はどんな形をしている
のか?好奇心があった。
食卓に乗っているのは汁の中に団子が入った物だ。
これがタイ風餃子か????
餃子と言えば、俺は焼き餃子を思い浮かべる。
「焼き餃子ではなくて、水餃子だ!タイの水餃子、そう思えば
いい。」

食ってみた。汁はタイ料理の味だ。辛い。
汁はちょっと塩辛いがいい味だ。
ヌチャナートが餃子だと言う団子のような塊を食った。
「なんじゃ、これは?」
「アハハハ・・・・!不味いの?」
「・・・・・」
不味くはない。黙ってヌチャナートの餃子を食べている。
俺が食べ続けるのを見て、ヌチャナートは安心して笑っている。
なんだか、この味は何処かで味わったことがある。
俺は何時、何処で食った味か思い出していた。
俺が考えながら食っているのをヌチャナートは不思議そうに見て
いる。

「そうだ、これはスイトンだ。スイトンの味に似ている。」
俺が子供の頃のスイトンは実に不味かった。
小麦粉が粗悪だった。増量だったのか、栄養を補給するのが
目的だったのか小麦粉の中にフスマまで入っていた。
今のようにサラサラの小麦粉ではなかった。口の中でザラザラ
する小麦粉だった。粘り気や弾力もなかった。
それしか食い物がない食糧難の時代だから食っていた。
俺にとってスイトンは不味い料理の代表だ。
食い物がない時代に不味いと感じたスイトンだ。
その時代のスイトンはどれほど不味いか今では想像もつかない。

食糧が豊富になった時代に、お袋がスイトンを作った。
不味いスイトンを思い出して、イヤだなーと思った。
食ってみたら、小麦粉が違うから美味い。じつに美味い料理
だった。口の中がざらつかない。
小麦粉の団子が滑るように喉を通るのに驚いた。

ヌチャナートが餃子と称しているスイトンの中には肉が詰まって
いる。昔のスイトンから見たら超高級なスイトンだ。
この料理は結構美味くて食える。
今までウチで出たことがない料理だった。
これはタイのスイトン料理だ。

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2008/3/11

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