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2008年3月14日 (金)

炊き込みご飯に思う

俺はタイで炊き込みご飯を見たことがあるようで、記憶が定かで
ない。中国系タイ人が粽の形で炊き込みご飯を作っているかも
しれないな。俺はタイには炊きこみご飯がないと思っているが、
断定はさけよう。米を主食とするタイの食文化だから、タイの何処
かに名物炊き込みご飯があっても不思議ではない。

米を主食とする文化は日本とタイで共通している。
タイの東北部は餅米文化圏だ。ここでは餅米の焼お握りがある。
日本でも餅米を使うが、餅米の焼お握りはない。
それと同じで炊き込みご飯は日本で広く食されているからと言っ
ても、タイにはないかもしれない。炊き込みご飯がタイにあっても
不思議ではないが、なくても不思議ではない。

炊きこみご飯を作った。
ヌチャナートが電気釜をあけて、びっくりしていた。
「このご飯なあーに?サミイが作ったの?」
「・・・」
「あら、美味しいわ」
つまみ食いしたのだな。どうやら食えるらしい。
「どうだ?」
「食べられるわ」
これはあまり感動していない時の言葉だ。
「これに唐辛子を入れたら、タイ人の味になるかな?」
「・・・・・」
唐辛子さえ入れればタイ人が受け入れる味になると考える俺の
浅はかな考えを馬鹿にしているようだ。

フランス全土だかパリ市内にあるレストランのミシュランによる
評価で和食の店が星をえた。
その店の料理の味はフランス人の嗜好に合わせた味になっている
そうだ。テレビで見た限りの話だが、姿は和食だが、味は
「これが和食なの?」と感じさせるものだったらしい。
食は新しい土地で変化しなくてはいけない。
伝統にこだわらなかったのが、ミシュラン評価に繋がったのだろう。

炊き込みご飯もタイで変化しなくてはいけない。
醤油の代わりにナンプラを使い、唐辛子で激辛にして、地元の
キノコや肉、魚介類でご飯を炊き込む。
最後にパクチーを散らす。そんな炊き込みご飯がタイに出現しそ
うだな。

今日の炊き込みご飯だが、俺は生唐辛子を入れながら食べた。
なんにでも唐辛子を入れるのが癖になっている。
炊き込みご飯は丼ではなくて、皿に盛ってある。
食べにくいので皿を持ち上げてスプーンで食べた。

ヌチャナートはゲンノーマイと一緒に食べている。
そんな食べ方をしたら、炊き込みご飯の美味さがぶち壊しになる
じゃないか!他人を批判できない。
俺だって炊き込みご飯を唐辛子と一緒に食べているではないか!
もう生唐辛子を一本は食べているだろう。

皿を持ち上げて食べるのは、お行儀の悪い食べ方とタイ人は
考える。上品に皿を食卓に置いたまま、ヌチャナートは食事を
している。
これはもし炊き込みご飯がタイに入ったなら、味も変わるが、食べ
方も作法も変わることを示唆している。

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2008/3/14

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