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2008年4月23日 (水)

外国での食べ物

外国に住むと食い物で苦労することがある。
旨そうだと思って食ったら、苦くて食えない。
酸っぱいとか、甘すぎるなんてものはまだいい。
臭くて食えないというのもある。
においで駄目な食べ物はなかなか受け入れられない。
そのような臭い食い物は何かがきっかけとなって好きになる。
好きになると病みつきになる。
例えばドリアンのきつい臭いはなかなか受け入れられない。
ドリアンが好きになった人は「こんな美味しい果物はない」と思う。
あの悪臭が芳香になってしまう。

偏見で食わなかった物を食ったら旨いので好きになるなんて物
もある。
例えば俺の経験だがタイには豚の血を固めたものがある。
「血を食うなんて気持ち悪い」と日本人は思う。
食ってみると蒲鉾みたいで旨いのだ。これには驚いた。

住んでしまえば、旨いもの、不味いもの、食える物、食えない物が
自然にできてくる。短期の外国旅行で不味いもの、食えないもの
に出会っても怒ったり、相手を不快にさせてはいけない。
外国に来たからできた経験と笑って喜ぶべきだ。
どんなに不味くても食べ物を地面に捨てたり、踏み潰すなんて
してはいけない。
「これは不味いよ。ダメダメ!」
と日本語で言い、笑いながら手を振ってダメと合図をする。
これで怒る人はいない。みんな笑顔で反応してくれる。
通じない言葉で「ダメだった?まずかった?ごめんね」
なんて声をかけてくれる。俺はそんな経験を楽しいと思っている。

それが嫌ならカップヌードルを持ち歩き、日本料理店で食事を
するしかない。それじゃ外国旅行の意味が薄れると俺は考える。

イラン人から聞いた話だ。チーズだと思って豆腐を買って失敗
したそうだ。豆腐に似た色、姿のチーズがあるから勘違いする
のも止むを得ないな。

俺も似たような経験がある。レストランに入ったらピーマンらしき
ものがあった。
「所変われば品変わるだ。この国のピーマンはちょっと先が尖って
いるのだ」俺はそう思い込んだ。
「あれが食いたい」と指差した。
ピーマンだと思った物はタイでも見たことがない大型の唐辛子
だった。いくら知らなかったとはいえ、自分が注文した物を残す
のは店に失礼だ。
俺も意地があるから唐辛子を食い終えた。
「変な日本人がこの店に迷い込んできて、唐辛子を食っている。」
店の者は俺が唐辛子を食うのを見ていたようだ。
唐辛子を食い終わると、甘いメロンを一切れくれた。
メロンを食ってほっとした。
これも楽しい思い出だ。

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2008/4/22

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