« キャベツで健康5238 | トップページ | 一期一会のインドカレー »

2008年5月24日 (土)

食後の一服

5238pct60

食事の後の煙草はうまい。
いらいらした時に吸うタバコは苦いが、食事の後の煙草は苦く
ない。食事をし、酒もほどほどにのみ、ゆったりと吸う煙草の旨さ
は格別だ。

煙草の自販機がずらりと並んでいた。どんな煙草を置いてある
のか自販機を見て回った。
そうしたらゴールデンバットなんて古い銘柄の煙草があった。
思わず、買ってしまった。140円だ。
今の俺達の感覚では旨いと言えない煙草だが、自販機にある
ということは愛好者がいるのだろう。ちょっと変わった煙草を吸い
たくなり、ゴールデンバットを求めた。

昔もゴールデンバットを買ったことがある。ゴールデンバットは
両切り煙草でフィルターがついていない。
透明なプラスチックのフィルターがあった。
最近、プラスチックのフィルターをつけて煙草を吸う人を見ないな。
あのフィルターをつけると、煙草のヤニが見える。
それを見ると「ウワーっ!」となる。
両切り煙草は吸っていると、煙草の葉が口のなかに飛び込む
ことがある。それは苦くていい感じがしない。
そのため、プラスチックのフィルターを買ってきた。
フィルターをゴールデンバットにつけて吸っていた。
ゴールデンバットは普通の煙草より細い。
煙草がフィルターにきっちり止まらない。煙草はフィルターのなか
でぶらぶらする。座って煙草を吸うなら問題はない。
車を運転しながらフィルターをつけたゴールデンバットを吸って
いた。ガタンと車が揺れた。火のついた煙草がフィルターから
外れて落ちた。俺は煙草のないフィルターを口に咥えていた。
間抜けな姿だった。車の中が火事にならないように、落ちた煙草
を慌てて踏み消した。

ゴールデンバットに関してこんな記事を読んだことを思い出した。
日本がインドにまで進攻しようというインパール作戦の時の話
だと思う。ビルマの前線部隊に将校が視察にやってきた。
前線の兵隊達は煙草なんてとっくの昔に切らしている。
その辺にある草や葉を燃やして吸っていた。
将校はゴールデンバットを吸っていた。兵隊の目には真っ白な
煙草に見えた。あの煙草の吸殻が欲しい。将校が煙草を捨て
る機会を狙っていた。
本物の煙草をながいこと兵隊は吸っていなかった。
それなのに将校は煙草を水溜りに捨てた。
兵隊は「悔しい」「残念」と思いながら将校が捨てた煙草の吸殻
を見ていた。
「この将校は前線で苦労している兵隊の気持ちを分かっていない」
と兵隊達は思った。こんな話だった。

煙草のパッケージにある文字を読んでいた。
お決まりの「ニコチン云々」「健康に云々」が書いてある。
おやっと思うことが書いてあった。

5238 

「本パッケージに記載されている本製品の性質・状態を表す
「sweet、mild」の表現は、本製品の健康に及ぼす悪影響が他製品
と比べて小さいことを意味するものではありません。」

こんなことをタテにしてクレームをつけてくる人がいるのだ。
煙草会社も大変だな。俺は煙草会社に同情しながら、昔から
変わらないデザインのパッケージを見ていた。
その時、気づいた。
「なんだって!?ゴールデンバットに英語が書いてある?」
確かにSweet & Mildと書いてあるではないか。
GOLDEN BATとカタカナではなくて英語で書いてあった。
戦時中は英語は敵性言語だから話すことも教えることも禁止
されていたはずだ。それなのに、この煙草のデザイン・英語を
変えようとしなかった事実に驚いた。

このパッケージが昔と大きく変わった点はバーコードが印刷され
ていることだ。これも時代の要請だ。気のせいかな、紙も厚く
しっかりした物になっている。

ゴールデンバットで思い出すのは紙芝居で見た「正義の味方
黄金バット」だ。今のテレビで見るコミックより単純なものだった
が、それでもはらはらしていた。
悪者をやっつけてくれる黄金バットがでてくるとほっとした。
どんなストーリーだったのか全く覚えていない。
それでも紙芝居を見るのが楽しみだった。

同じ紙芝居でも、上手いおじさんと下手なおじさんがいた。
「あのおじさんは下手だから面白くないよ!」
なんて子供同士で評価していた。

クチコミblogランキング TREview

2008/5/23

|

« キャベツで健康5238 | トップページ | 一期一会のインドカレー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/68615/21129623

この記事へのトラックバック一覧です: 食後の一服:

« キャベツで健康5238 | トップページ | 一期一会のインドカレー »