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2008年5月 4日 (日)

焼蕎麦、ヤキソバ

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日本でヤキソバというと中華料理に使う麺を炒めたものだ。
俺が子供の頃からヤキソバという名前は変わっていない。
それが俺には不思議に思えてならない。

汁入りの中華麺を俺が子供の頃は支那そばと言っていた。
それが40年ほど前からラーメンと言われる様になった。
時々 支那そばと書いた店がある。
でも支那そばという言葉は死語に近くなった。
俺にとって「支那そば」という言葉はなにか懐かしさを覚える
言葉だ。支那そばがラーメンとなったように、焼きそばもチャオ
メンとかチャーミエンという名前になってもいいような気がする
、なぜか焼きそばのまま名前が変わらないから不思議だ。

俺達にとってヤキソバは中華麺の炒めたものという考えが定着
している。このように固定概念ができて考えが固まってしまうと、
中華麺以外の麺を炒めたものをヤキソバと言うとなんだか
おかしな
物に感じる。
例えば米から作った麺のビーフンを炒めたものはヤキソバとは
言わない。焼ビーフンと言っている。

話を先に進めよう。
冷蔵庫に日本蕎麦があった。でも醤油がない。
日本人の家庭で醤油がないなんて珍しいと俺も思う。
毎日がタイ料理だから、醤油がなくても困らない。
でも醤油がないと蕎麦を食えない。
醤油に似たナンプラで蕎麦つゆを作る?どうもしっくりこない。
それで日本蕎麦を炒めることにした。
「ヌー!これでパットミーを作ってくれよ」
「えっ!それで!」
「そうだよ」
「卵、入れる?」俺は入れたくないのだが、ヌチャナートの考え
では卵無しのパットミーなんて考えられない。
「うん」卵を入れることを承知した。
これが日本蕎麦を炒めたものだ。日本にはこんな料理はない。
この料理の名前はなんとする?やはりヤキソバとなる。
でも麺は日本蕎麦だから「焼蕎麦」と漢字で書くことにした。
この料理をヤキソバと言ったなら日本人は違和感を持つ。
蕎麦を炒めたものだから、ヤキソバに間違いはないがヤキソバ
ではないと日本人は思う。
「レモン、欲しい?」
「うん」レモンを絞って汁をかけた。
「よくかき回してね」酸味が加わると味が引き立った。
それでも俺にはなにか物足りない。
俺は唐辛子ソースをかけながら焼蕎麦を食った。

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2008/5/4

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