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2008年6月14日 (土)

ゲンウンセン、春雨シチュウ

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朝から臼で香辛料をトントンと叩き潰している。
タイなら何処の家でもやっているから近所迷惑ではない。
「ゴハンですよー!」という合図みたいなものだ。
この音をタイでうるさいと言ったなら、近所の鼻つまみ者に
なってしまう。
これをやらないとタイ料理の美味さを作れない。
音はまあしかたがないと、諦めて貰おう。
この後にタイ料理の臭いがする。
音は遠くまで響かないが、臭いは風に乗ってトンでもない所まで飛んで行く。
「くさいね!またあの家だ!」なんて言われているだろう。
日本人には解らないが、味噌汁の臭いはくさいもんだよ。
欧米人の中には味噌汁の臭いを嫌う人が多い。
離婚の原因が味噌汁だったなんて笑えない現実がある。
味噌汁の臭いをタイ人はどう思うかわからない。
俺の前だからタイ人は「くさくない」と言う。
影では「日本人はあんなくさい物をよく食うね」なんていっている
かもしれない。タイ人にとって「美味しそうな臭い」も日本人には
「くさい物」になってしまう。俺はそのくさい料理を食べる。
適度に辛みがある春雨シチュウを食べる。
俺には適度な辛みだが、日本人には激辛かもしれない。
肉や野菜はスプーンですくって食べる。
春雨をスプーンですくおうと思っても無理だ。
箸で春雨を取って、ご飯の上に春雨をのせる。
春雨が吸い込んだスープがご飯に移る。
春雨とご飯を一緒に食べる。
春雨がプツッと切れる感触と、スープを吸って柔らかになった
ご飯の感触が一緒になる。香草の香りが口中に広がる。
こういう時は黙って食べている。
何か喋ると旨味が逃げて行ってしまう気がするからだ。
はたから見ると夢中で食べているように見える。
ヌチャナートも「どう?美味しい?」なんて話しかけない。
俺が食べる姿を見て「満足している」と理解したのだろう。

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2008/6/13

 

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