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2008年7月 2日 (水)

イタリアのニョッキ

最近、イタリアのニョッキがよく店にでている。
こんな物は俺達が普段、買物に行くスーパーには昔はなかった。
外人が集まる店に行かないと手に入らない品だった。

ウチの料理はタイ料理だけだから、ニョッキを見ても買おうとも、
食べようとも思わない。人間は誰でも同じだ。
自分が食べる食品、自分が好きな食材には目が行くが、自分が
知らない食品・食材は目に入っても見えていない。
どういうわけか、ヌチャナートの目にニョッキが入った。
「ねぇー、サミイ!これなーに?」
「これはジャガイモの団子だよ」
「へぇー。買ってみましょうよ。」
ニョッキの食べ方も知らないのに、ニョッキを食べようという。
パッケージにある絵を見て、味を想像したようだ。
「これね、あのソース、なんて言ったかしら?
ああそうそうマヨネーズで食べると美味しいわよ」
マヨネーズで食べるのなら、俺の手が省けるし、ウチにイタリア料理
に使う香辛料やハーブはないから丁度良い。
イタリアのソースを作ってもヌチャナートやタイ人の好みに
合わない。観光客が訪れる場所にはピザショップがタイにもある
ので、ピザソースやイタリアの味がタイでも浸透していると思う人
が多いだろう。実際にはあのような味や香りは、金持ち階級の
ファッションとしての味だ。庶民が知らない味だ。
イタリアの味はまだまだタイの市民権を得た味になっていない。
それは経験的に知っている。

ニョッキを茹でてマヨネーズをつけてヌチャナートは食べている。
俺はナンプラと唐辛子をつけて食べている。
辛味がないと食事が喉を通らなくなっている。
それを見てヌチャナートは
「バッカみたい」笑っているというより、見下げている。
イタリアの食品をタイの調味料で食べるのは異質とヌチャナート
は感じている。マヨネーズは西洋の味だから、イタリアのニョッキ
と合うとヌチャナートは考える。茹でたジャガイモにマヨネーズは
合うから、ニョッキともマヨネーズは相性がいい。

ニョッキを食べながらヌチャナートは別のことを考えていたようだ。
「これを鶏肉と一緒に煮たら美味しいわよ。
カオツムみたいになるわ。作ってあげるわ。食べるでしょ?」
日本人なら、スイトンを想像する。タイにはスイトンはないから
ヌチャナートはカオツムを想像した。

ニョッキはヌチャナートが生まれて初めて食べる食品だ。
イタリアの食品をタイ料理に変化させようとヌチャナートは考えて
いる。どんな料理になるか楽しみだ。

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素晴らしい すごい とても良い 良い

2008/7/2

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