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2008年7月 6日 (日)

ニョッキのタイ風お粥カオツム

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日本ではまだあまり御馴染みではないが、イタリア人の大好きな
ニョッキを使ってタイ風お粥を作るとヌチャナートは言っていた。
ニョッキというのはイタリア語でGnocchi di patate 
英語でpotato dumplingとか Potato Gnocchiという料理でジャガ
イモの団子と思えばいい。

ニョッキを使ってカオツムにするという発想は日本人にはできない。
食べ物が一つの地から別の地に移ると、全く別の物に変化する。
マルコポーロがイタリアに伝えた当時の中国「元」の麺がスパゲッ
ティになったのが良い例だ。ニョッキをカオツムにすると言うのは
イタリアの食材が日本に住むタイ人に入ってジャガイモのお粥に
変化したと考えればいい。やがてこれがタイに伝播する。
タイに伝播するとイタリア人が驚くタイのニョッキになる。
或は「これと似たような料理がイタリアにもあるよ」となる。

日本の天麩羅はポルトガルから伝わった。
来日したポルトガル人が天麩羅を見て、
「これと同じような料理がポルトガルにもあるよ」
と言った。それと似たようなことが起きる。

「ねぇー、豚肉ない?」
冷蔵庫には牛肉しか入ってない。
「牛肉じゃ駄目よ、美味しくないわ」
粉末のスープの素で味付けをしてニョッキのお粥を作ってきた。
お粥というのだから、ニョッキを潰してどろどろになった汁を想像
していた。出てきた物はスイトンのようなものだった。

食べるとニョッキのもちもちとした感触がいい。
これは噛んでいて気持ちが良い感触だ。
「おっ!これはいけるな!」
ニョッキを噛んでいるとニョッキに加えた香辛料の香りだか、
食品添加物のにおいのようなものがした。
「あらっ!美味しくないの?」
「うーん?」
「唐辛子をいれる?」
「そうだな」
この丼に焙煎した唐辛子を小匙に一杯加えた。
日本人が使う量ではない。タイ人が使う普通の量だ。
「レモンを入れる?」
このスープに辛味を加えただけでは美味しくないので、レモンを
絞ってもらった。辛味と酸味が加わったので、味がぐーんと
しまった。これは新しいタイの味だ。

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素晴らしい すごい とても良い 良い

2007/7/4

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