玄関マットのような
菱形の模様がある玄関マットのような形をしたモツを
ヌチャナートは求めてきた。
俺達日本人はモツは下級な肉と見なしているが、タイ人は下級
な肉とは見ていないようだ。
違った味の肉を求めてモツを食べると見た方が正しそうだ。
彼等は実によくモツを食べる。ヌチャナートも例外ではない。
「あら、肝臓があるわ」「ハツが美味しそうね」「砂肝を買いましょうよ」
そんなことを言いながらモツを買う。
ヌチャナートはガツの値段が日本ではタイとは違って安いので
喜んでいる。
この玄関マットのようなモツを煮込んだ。それを唐辛子ソースを
つけて食べる。モツ独特のにおいはないので食べやすい。
噛み心地もよい。硬いスジ肉とは違い、何度か噛んでいる
うちに噛みきれる。
大きな鍋で玄関マットを煮込んだ。食べきらない物はまた温め
直して食べる。コラーゲンが豊富なので、冷めると鍋の中は
ジェリーのように固まっている。
それを時々かき混ぜながら、とろ火でゆっくり温める。
もう何回、これは温め直したのか?
最初はちゃんと菱形の模様があったのに、もう菱形は変形して
いる。これもウチのタイ料理だ。
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2008/7/8
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