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2008年7月19日 (土)

タイの食べ物の香り

何処の国へ行っても食べ物の特有なにおいがある。
日本なら醤油や味噌のにおいだろうな。
町を歩けば何処でも醤油のにおいが流れてくる。
味噌汁のにおいを嗅ぐと「旨そうだな」と思う。
特に冬の寒い夕方、立ち食い蕎麦屋から流れてくる醤油の
においを嗅ぐと空腹を感じる。

俺はタイのにおいは八角のにおいだと思っていた。
町のあちこちから八角はにおってくる。
こっちの屋台、あっちの屋台でも豚の足を八角と一緒に煮込ん
でいる。タイの香りは八角の香りと思っていた。
このにおいを嗅ぐとタイ人は「旨そうだな」「腹、減ったな」と感じ
るのだろう。

今朝、家の中にタイを思い出すにおいがしていた。
八角のにおいではないのに、このにおいはたしかにタイの
あちこちで嗅いだにおいだ。このにおいもあちこちから漂って
くるにおいだ。おかしなことに、俺はこのにおいを嗅いで
「ああ、腹へったな!」と思ってしまった。
タイの食事のにおいと食欲が条件反射のように完全に繋がって
いる自分を発見して驚いた。

「なんだい、このにおいは?」
「カオニョウよ」カオニョウというのは餅米のことで、タイ東北で
よく食べる米だ。この餅米はタイ食材店で買ってきたものだから、
タイのにおいがして当然だ。タイの人々は竹で編んだ頭巾の
ような物で餅米を蒸す。頭巾のような竹の容器を両手で持ち
上げて、ひょいひょいと振る。容器を振るたびに湯気が立ち上が
り、この臭いがする。米の上下が入れ替わり、全体が満遍なく
均一に蒸しあがる。

餅米を蒸すにおいもタイの香りにいれなくてはいけない。
このにおいもタイを思い出させる大切なにおいだ。

2008/7/19

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