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2008年7月10日 (木)

タイ料理の作法

俺はタイ料理の正式な食べ方を知らない。
食事作法、テーブルマナーはタイにもあるはずだ。
好きなように、俺が美味しいと思う方法でタイ料理を食べれば
いいと思って自分勝手な食べ方をしてきた。
家庭の中ではそんな我儘は許される。
タイ人と一緒に食事をする時、或はタイの社会の中で、我流の
食べ方は許されるはずがない。もしかすると我流の食べ方は
とんでもない間違いや誤解を引き起こす可能性がある。
正しいタイ料理の食べ方を学んでおく必要がある。

あるタイの女だが一緒に食事をすると必ず「迷い箸」をする。
器に盛った料理を箸で摘む。摘んだ料理を食べるのかと思うと、
それを取り上げないで、別の物を摘む。
いったん取り上げようとした料理を器の中で転がして別の物を
摘む。日本人の食事作法に反する食べ方なので、俺はいらいら
する。でもタイでは、タイ社会では許されているのかもしれない。
或は日本と同じく、忌み嫌われる行為なのかも知れないが確認
していない。

俺はタイ社会の中で我流の食べ方をしてきた。
タイ人の中に俺の食べ方を下品な食べ方と見る人がいても
不思議ではない。

ヌチャナートが料理を食卓に出す。
飯を茶碗ではなくて皿に盛る。そしてスプーンを皿に置く。
俺とヌチャナートは自分の皿に置かれたスプーンで料理を
取って食べる。俺達は口につけたスプーンで料理を取り合って
いる。家族・夫婦だからこれは許されることだということを
すっかり忘れていた。これがいつしかタイ料理の普通の食べ方
と勘違いするようになってしまった。

料理を食卓に出す時、ヌチャナートは料理を盛った器にも必ず
スプーンを入れる。俺はそのスプーンをどかす。
それが面倒臭い。とうとうヌチャナートに聞いた。
「どうして使いもしないスプーンを料理の器に入れるんだい?」
「普通はこのスプーンで自分の皿に料理を取り食べるものなのよ。」
自分が口につけたスプーンで料理を取るのはタイでも作法に反し
ていた。これは日本でも同じだ。
口につけた箸で共通な料理を摘むことはない。
いつも家庭でやっていることは、タイの食事作法に反していた
のだと改めて認識した。

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2008/7/10

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