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2008年7月10日 (木)

瓢箪を食べる

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昔々のことだった。
「宮崎では糸瓜を食うんだよ。」
そんなことを教えてくれた人は糸瓜を食うなんてゲテモノ食いの
軽蔑すべき習慣のような口調だった。俺もその時は糸瓜が食用
になるなんて思ってもいなかったので、糸瓜を食べる習慣を奇妙
に感じた。
糸瓜について俺が知っていることは風呂で体を洗うものという
ことだけだ。まさか糸瓜が食用になるものとは思ってもいな
かった。タイの食生活を経験するうちに糸瓜は美味しい食品
だと分かった。

商店街の八百屋に糸瓜があった。
「ああ、糸瓜の季節なのだ」
俺はヌチャナートに糸瓜を買おうとは言わなかったが、
ヌチャナートは糸瓜を買っていた。ヌチャナートが買った糸瓜は
俺が商店街で見た糸瓜より大きい。それに周囲にごつごつした
角がない。形は糸瓜だ。きっと糸瓜にもいろいろな種類が
あって、これは糸瓜の一種なのだろうと思っていた。

ヌチャナートが糸瓜を料理し始めた。
「これを煮ると美味しいのよ」
嬉しそうに、糸瓜の皮をむいたり、種を取り除いていた。

「ヌー、これをタイ語でなんて言ったっけ?」
「ナムタオよ」
糸瓜のタイ語はナムタオだったっけ?違う気がする。
俺がうっすら覚えている単語とは違う。
辞書でナムタオを調べた。いかにも簡単に調べられると思う
だろうが、違う。タイ語は表音文字なので、音の高低や母音の
長短で文字やスペルが変わる。カタカナでナムタオと書ける
タイ文字は何種類もある。ナムタオと書けるタイ文字の中に
「gourd」という訳語があった。「gourd」は瓢箪だよね。
糸瓜と思ったのは瓢箪だった。

瓢箪というのは世界中に多くの種類がある。風船のように
まん丸の物から、真ん中がくぼんだ所謂ひょうたん型、胡瓜や
瓜のような形などいろいろな物がある。
これは糸瓜型をした瓢箪だった。

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瓢箪の料理、食べ方をを知りたいですか?聞くだけ野暮です。
ヌチャナートが作った料理は料理ともいえないものだ。
ただ茹でて出してきただけだ。ねっ!聞いて損したでしょ?
瓢箪は茹でると柔らかになる。それに唐辛子ソースをつけて
食べる。料理も簡単だが、食べ方も簡単だ。

瓢箪には癖がないから、どんなソースでも合う。
日本人には甘い味噌、酢味噌、唐辛子や辛子入りの味噌でも
美味しいと思う。
糸瓜と誤解していた瓢箪だが、味は十分に楽しんだ。

TREview
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素晴らしい すごい とても良い 良い

2008/7/8

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