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2008年8月18日 (月)

タイとラオスの料理

日本では関東と関西の料理では味が違う。
タイでもそれは同じでバンコックの料理とタイ東北部の料理では
味が違う。

ウチの料理はタイ東北部の料理が主体だ。
歴史的に見てイサーンと言われるタイ東北部は現在のラオスと
同じ文化を持っている。イサーンもラオスも もともとは同じ文化
圏だったが、フランスと英国の圧力で別の国家に属してしまった。
言語を見てもイサーンの言葉もラオスの言葉も似ているし、料理
も似ているので同じ文化圏と分かる。

ラオスの料理をイサーンの人々は好んで食べる。
我々にはラオスやイサーンの料理とバンコックを中心とした地方
の料理の区別はつけにくい。ヌチャナートはちゃんと区別できる。
その区別も単純で
イサーン地方の料理はラオス料理で
バンコック地方の料理はタイ料理だ。

イサーン地方は貧しい人々が多い。貧しい人々は毎日々違った
料理を作れない。一度に沢山の料理を作り、同じ料理を暖め
直して何回も食べる。彼等が言うには
「ラオスの料理は野菜が多いので繰り返し食べても美味い。
タイの料理は油が多いから続けて食べられない。」
だそうだ。

これもお国自慢、郷土料理自慢だと思って大きな心で許して
あげてください。イタリア人が
「ナポリの料理が一番美味い。ベネチアの料理なんて食えない」
なんて言うのと似ている。こういう話って笑って許せる。

確かにヌチャナートは大きな鍋で料理を沢山作り、それを何日も
かけて食べる。俺は飽き飽きしているのに、ヌチャナートは
平気で食べる。幾ら熱帯のラオス料理と言っても火を通さないと
腐ってしまう。適宜、火を通しながら無駄にしない生活の知恵
がついている。

イサーンの人々は
「ラオス料理は続けて食っても飽きないが、タイ料理は続けて
食えない。従ってラオス料理はタイ料理よりも優れている。」
なんて考えているのかな???
なんとなく微笑ましい話だ。

2008/8/18

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