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2008年10月21日 (火)

ちょっとだけよ

何を食べたいか聞かれた。これと言って特に食べたい物はない。
冷蔵庫にうどんがあるのを思い出した。
「焼うどんを作ってくれよ」
うどんというのは汁物だとヌチャナートは思っているらしい。
たしかに、うどんは汁と一緒に食べることが多い。場所によっては
うどんをフライパンで炒めて食べる。焼うどんもうまい。
「日本人もうどんを炒めて食べるの?」
「食べるよ」
食べたい物を伝えたら、あとはヌチャナートに任せておけばいい。
「味は日本風にするの?それともタイ風がいい?」
日本風にすると、どんな味になるのか想像がつかない。
タイ人が考える日本風の味だから、俺達が思っているのとは全く別
の味になる可能性がある。タイ風にした。
「サミイはタイ料理が好きね」
俺は味の安全を考えてタイ風にしただけだ。完全に誤解している。

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出てきたのがこの料理だ。見た目も綺麗に仕上がっている。
俺が食べ始めようとした時、ヌチャナートが言った。
「唐辛子、いるでしょ?」
ヌチャナートは焙煎した唐辛子をかけた方が美味しいという。
俺は見た目を考えて生の唐辛子を求めた。
「ちょっとだけね」
そう言って、この皿にこれだけの唐辛子を乗せた。
この量は小指ほどの唐辛子一本分だろう。
タイ人にとって唐辛子一本は「ちょっとだけ」かもしれない。
一皿分の焼うどんに一本の唐辛子は、日本人にもちょっとだけか?
多分日本人には、いっぱい、沢山、激辛になるのだろう。
焼うどんを食いながら、「ちょっとだけ」という曖昧な量について考え
てしまった。

2008/10/20


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