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2008年10月 6日 (月)

焼き飯、炒飯、カオパット、ナシゴレン

これらは皆な似たようなものだ。味付けに醤油を使うかナンプラ
など地元の調味料を使うかの差だ。
俺が子供の頃はチャーハンという言葉がなかった。
あったのかもしれないが、俺ん家では使っていなかった。
焼き飯と炒飯の違いは?うーん、難しい問題だ。
俺ん家で食べるのが焼き飯で支那ソバ屋で食べるのが炒飯だ
としておこう。昔はラーメン屋なんて言わなかった。
皆な支那ソバ屋とか中華ソバ屋と言っていた。
支那ソバ屋に入って「ヤキメシ」と言えば、今で言う炒飯がでてきた。

カオパットは言わずと知れたタイの焼き飯だ。日本の米とはちがって
粘り気のないタイ米で作ったカオパットはパラパラと米粒がはがれ
て旨い。下手な屋台で食べると、タイ米なのに飯がぐしゃついて
いる。そんな屋台には二度と行かない。

ナシゴレンはインドネシアの焼き飯だ。
俺が初めてナシゴレンに出会ったのはオランダの田舎の小さな宿
だった。宿の主人はナシゴレンが得意だといっていた。
「ナシゴレンを知っているか?」
俺はナシゴレンなんて名前を初めて聞いた。
「焼き飯のことだよ。皆、俺のナシゴレンは旨いと言うよ」
「・・・・」
なんでオランダの田舎で焼き飯を食わなくちゃいけないんだよ!?
そうは言ってもこの村じゃ宿は一軒しかない。
まだここに逗留しなくてはいけない。
宿の主人のご機嫌をとっておく必要がある。
ナシゴレンを注文した。要するに焼き飯だった。
オランダ人には東洋風の味で旨いのだろうが、日本人にはあり
きたりの焼き飯だった。

オランダとインドネシアの歴史は古い。
17世紀にオランダはインドネシアに進出し太平洋戦争までインドネシア
を支配していた。石油資源を求めた日本はインドネシアでオランダ軍
と戦った。そこで日本軍の捕虜となってしまった気の毒なオランダ兵
がいた。そんな時代背景があるから、日本人を憎むオランダ人が
いた。オランダでは太平洋戦争当時の話をするのは禁物と言われ
ていた。あの宿の主人は戦争でインドネシアに行き、
そこでナシゴレンの作り方を習ったのだろうか?
ナシゴレンと聞くと、オランダの田舎の宿を思い出す。


TREview

2008/10/6

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