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2008年10月12日 (日)

国産鶏ガラと称して鴨ガラ

スーパーに冷凍の鶏ガラがあった。日本では鶏ガラなんてラーメン
のスープを作るとか出汁を取るのに使うだけだ。
日本人の発想には鶏ガラを食べるなんて考えがない。
捨てる一歩手前が鶏ガラだから、これを食べようなんて考えない。
鶏ガラを見たら、タイで食べた鶏ガラの唐揚を食いたくなった。
「こんな物まで食うのか!」とバカにするが、食うと旨いよ!
鶏ガラを買い求め、これで唐揚を作ってくれとヌチャナートに頼んだ。
「唐揚なんて美味しくないわよ」
「美味しいよ!」
タイの市場で何度も食べて、美味しかったことを強調した。
ガラというと肉なんてないと思うが、意外と沢山肉がついている。
それに軟骨部分がコリコリしていて美味しい。
残る部分は硬い骨の部分だけになる。
あんなにがさばっていた鶏ガラの唐揚も食べ終わると、僅かな骨
になってしまう。
「お腹がすいていたんでしょ!」
「そんなことないよ!」
「これで?????を作ってあげるわ。いいでしょ?」
なんと云う料理だったか名前は忘れた。

ヌチャナートは鶏ガラを袋から取り出した。
「あらっ!?これ!鶏ガラじゃないわよ!」
「えっ!?」
「見てよ!この皮!」
「・・・????」
「これは鴨よ!」

P1060712pct13

俺は皮を見ても鶏と鴨の区別をつけることができない。
日本人は鴨を余り食べないから、鴨の皮に馴染みがない。
このガラの大きさは通常の成鶏と同じだ。
鶏ガラというくらいだから、皮なんてほんの少ししかついていない。
そのほんの少しの皮から鶏と鴨をヌチャナートは区別した。
「鴨で????を作ってもおいしくないわ。このガラを冷蔵庫に
しまってよ!」
命令だから黙ってガラを冷蔵庫にしまうことにした。
「見てよ!お尻に脂がないでしょ!」
ヌチャナートはこれが鴨だという証拠を更に指摘した。
冷蔵庫に仕舞う前にガラを見た。
鶏肉なら尻の部分に丸い脂肪の塊がついている。
このガラには脂の塊がついていない。
お尻の脂でもこの鶏ガラは鴨ガラだとヌチャナートは判断した。
皮の色や組織とお尻の形からヌチャナートはこのガラを鴨ガラだ
と言う。

見る人が見れば、鶏と鴨の区別は一目でわかるのだと思う。。
俺には区別ができないが、ヌチャナートはちょっと見ただけで鴨と
断定した。即断できるということは、自分の判断に自信があること
だ。判別の速さから推定して、ヌチャナートの判断に誤りはないと
俺は思う。

俺の推定だが、これを売り出した業者は中国から鴨のガラを輸入し
て国産の鶏ガラと称
して売っているのではないか?
中国では鴨肉をよく食べるから、鴨ガラも大量にでる。
それを安く買ってきて、国産鶏ガラと言っているのか?
鶏と鴨なんてDNA鑑定をすれば簡単に区別がつく。
食の安全や、偽装が話題になっている時代だ。
ヌチャナートのお見立てどおり、鴨肉だとしたら、これは大問題になるな。


TREview

2008/10/11

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