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2008年12月31日 (水)

パンチャンとお通し

韓国では料理を注文すると「パンチャン」と言われる無料の料理を
出す習慣がある。客が食べ残したパンチャンを使いまわしで、次の
客にだすのが普通のようだ。韓国政府はパンチャンの使いまわし
を禁止することにした。食品の安全面から、禁止措置はいいことだ。
韓国では客がパンチャンを選択できるようにし、有料にするように
制度を変えようとしている。
パンチャンの習慣は日本の居酒屋で出される「お通し」と言う習慣
に似ていると思っていた。

いくらパンチャンが無料だと言っても、煮魚が嫌いな人に煮魚をだし
ても手をつけない。鯖を食うと蕁麻疹ができる人に鯖の塩焼きをだし
ても食べない。
「無料だから食べなきゃ損だ」と言って食べる人もいるかもしれない
が、鯖アレルギーの人は食べたくても食べるこ
とができない。
パンチャンから金をとれないから、店としては客が手をつけない料理
を次の客に出したくなる。こうして使いまわしが公然の秘密になって
しまった。無料の料理が生んだ悪弊だ。

パンチャンが問題になったので、日本のお通しについて考えてみた。
お通しと言うのは無料だったが、金をとる店もある。
無料なら店がどんな料理を客にだしても構わないと客の立場から
言える。お通し代を請求するのなら、店は何種類かのお通しを用意
しておき、客がお通し料理を選択できるようにすべ
きだ。
嫌いな物、アレルギー料理を出されて金を取られる客の立場に
立ってみよう。金額は僅かだとは言え、食べられない物に金を払う
のは腹立たしくならないか?
いくら習慣だと言っても店からの押し付けはいけない。
日本のお通しという習慣も韓国のパンチャンの習慣と同じように、
考え直さなくてはいけない時期になった。

2008/12/31

TREview

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