« 2008年6月1日 - 2008年6月7日 | トップページ | 2008年6月15日 - 2008年6月21日 »

2008年6月14日 (土)

ゲンウンセン、春雨シチュウ

P1050497pct13

朝から臼で香辛料をトントンと叩き潰している。
タイなら何処の家でもやっているから近所迷惑ではない。
「ゴハンですよー!」という合図みたいなものだ。
この音をタイでうるさいと言ったなら、近所の鼻つまみ者に
なってしまう。
これをやらないとタイ料理の美味さを作れない。
音はまあしかたがないと、諦めて貰おう。
この後にタイ料理の臭いがする。
音は遠くまで響かないが、臭いは風に乗ってトンでもない所まで飛んで行く。
「くさいね!またあの家だ!」なんて言われているだろう。
日本人には解らないが、味噌汁の臭いはくさいもんだよ。
欧米人の中には味噌汁の臭いを嫌う人が多い。
離婚の原因が味噌汁だったなんて笑えない現実がある。
味噌汁の臭いをタイ人はどう思うかわからない。
俺の前だからタイ人は「くさくない」と言う。
影では「日本人はあんなくさい物をよく食うね」なんていっている
かもしれない。タイ人にとって「美味しそうな臭い」も日本人には
「くさい物」になってしまう。俺はそのくさい料理を食べる。
適度に辛みがある春雨シチュウを食べる。
俺には適度な辛みだが、日本人には激辛かもしれない。
肉や野菜はスプーンですくって食べる。
春雨をスプーンですくおうと思っても無理だ。
箸で春雨を取って、ご飯の上に春雨をのせる。
春雨が吸い込んだスープがご飯に移る。
春雨とご飯を一緒に食べる。
春雨がプツッと切れる感触と、スープを吸って柔らかになった
ご飯の感触が一緒になる。香草の香りが口中に広がる。
こういう時は黙って食べている。
何か喋ると旨味が逃げて行ってしまう気がするからだ。
はたから見ると夢中で食べているように見える。
ヌチャナートも「どう?美味しい?」なんて話しかけない。
俺が食べる姿を見て「満足している」と理解したのだろう。

クチコミblogランキング TREview

2008/6/13

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ネズミの糞、プリッキーヌー

P1050509pct13

ネズミの糞と言う変な名前の唐辛子がタイにある。
この唐辛子はタイ人でも辛いと言う。
辛いから食わないのかと言うと、とんでもない。
その反対だ。タイ人はこの唐辛子が大好きだ。
この辛さと香りがタイ人の好みに合っている。
ソーセージなどの横に必ずネズミの糞がついてくる。

新鮮なプリッキヌーが入荷していた。
ヌチャナートは大喜びでプリッキヌーを買った。
「あら、いっぱいあるわね」
いつもより多めに入っていたようだ。
「半分は冷凍にしておこうか?」
俺は気をきかしたつもりで聞いた。
「冷凍にすると美味しくないわ。冷蔵で大丈夫よ」
「・・・・・」
冷凍なら長持ちするが、冷蔵ではすぐに傷んでしまう。
俺の顔色をヌチャナートは読んだ。
「大丈夫よ。全部 食べちゃうわよ」
「何日で?」
「一週間でなくなるわよ」
これはプリッキヌーだけの話だ。
この他に、乾燥や冷凍の唐辛子がある。
どのくらい、タイ人が唐辛子を消費するか想像がつくでしょう。

大きな袋に入った乾燥唐辛子を売っているのを初めて見た時、
俺は驚いたより飽きれてしまった。乾燥唐辛子をキロ単位で買
う。日本で売っているような小袋だったなら毎日あるいは、
大家族なら毎食 唐辛子を買わなくてはいけない。
普通の家庭ならキロ単位で買ってきてちょうどいいのだ。

そういえば、先日 辛い唐辛子に当たった。
口の中が痛いような感覚だ。英米人はこの感覚を熱いと感じる。
水を飲んで痛みを鎮める。
昔は食事のたびにこの痛みを感じていた。
なんだか懐かしい感覚を感じた。

クチコミblogランキング TREview

2008/6/14

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月13日 (金)

蛙の料理法

蛙はタイ人の好みだ。彼等は蛙をシチュウにする。
このシチュウは美味しい。蛙の姿を見なければ「美味しい」と
言って食べてしまう。
俺も蛙の姿を見るまでは「美味しい」と思いながらシチュウを
食べていた。あの姿を見たらもう食欲が失せてしまった。

火山と地震を題材にした洋画をテレビでやっていた。
その中でこんなことを言っていた。
「蛙をお湯の中に入れると、蛙は飛び出す。普通の水に蛙を
入れて火にかけると、蛙は飛び出すことなく死んでしまう」
本当かな?俺は疑った。

ピョンピョン跳ね回る生きたままの蛙をタイの市場では売って
いる。注文すると蛙の大きさにもよるが、数匹から10匹くらいの
蛙の足をゴム紐などで結んでくれる。

R0019046pct20

食用にするのは生きたままの蛙だ。
死んだ蛙は使わない。
日本人には残酷に思えるが生きたままの蛙を調理しないと危険
だ。生きている蛙は腐っていないから安全に食べられる。
微生物とか細菌の知識がなかった昔からこのようにしている。
昔の人の知恵に敬服する。

テレビ映画のせりふを聞いて俺はヌチャナートに質問した。
「蛙のシチュウを作る時、蛙をお湯に入れるのか?水から蛙を
茹でるのか?」
「お湯に入れるわ」
俺はテレビの話をした。
「お湯にいれたなら蛙が飛び出すだろう?」
「蓋をするから大丈夫よ!」
ヌチャナートは「馬鹿なことを聞く?!」というような顔で俺を
見ていた。

クチコミblogランキング TREview

2008/6/12

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月11日 (水)

朝バナナと健康6118

食と健康の関係を探っている。
探るなんていうと学者のように研究・調査をしているように聞こ
える。実はそんなだいそれたことはしていない。
新聞などで目に付いた広告から、何を食ったら、体にいいか
見ているだけだ。昔から食べ物の名前を冠につけた
「なんとか(食べ物の名)健康法」というのが流行っている。
食べ物の名前は椎茸・海藻・果物・野菜といろいろある。
こんな広告を見ていると、何を食っても健康につながるような
感じがする。今日、目に付いた広告はこんなものだ。
俺はこれをだしたマキノ出版の回し者でも恨みを持つ者では
ない。広告を見ているだけで、内容を見ていないから、内容に
ついてとやかく言えない。
食い物と健康の関係を広告のなかから探っているだけだ。

=====ここからが広告=======

11万部突破!テレビで大評判!
ブックサービスで第1位!(5/21~5/27)
史上最楽!
朝バナナダイエット
バナナ便ドッサリ!
腹周り22㌢19㌢減!
医師夫婦は35㌔やせた!
薬剤師夫婦は20㌔やせた
2大付録
胸が大きくなり、肌ツルツル!
小顔、小尻、細腕、細足に変身!
昼と夜は好きなだけ食べていい!
お菓子もお酒もOK!
マキノ出版

=====ここで広告は終わり=======

朝食に果物を食べるのはよいらしいな。
英語の諺に「朝のリンゴは医者要らず」というようなのがあるな。
安いバナナを食べるという庶民的アイデアはいい。
日本では高価な果物 マンゴスチン健康法なんて言われたら
貧乏人には不向きな健康法だ。
医師夫婦、薬剤師夫婦が痩せたというので笑っちゃう。
隣の夫婦、お向かいの夫婦ではいけないのか?
医者・薬剤師でなくてもいいのだが、隣や向かいの夫婦じゃ宣伝
効果が薄い。やっぱり権威付けが必要だ。
医者・薬剤師と言われると効き目があるような気がしちゃうから
不思議だ。

クチコミblogランキング TREview

2008/6/11

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 9日 (月)

鶏と胡瓜の炒め物

P1050484pct13

日本では胡瓜は生で食ったり、漬物にして食う。
肌がぶつぶつで触ると痛いような新鮮な胡瓜に塩をつけて食べ
ると美味い。味噌をつけても美味いなぁー。
唐辛子を加えた味噌で食うのもいいな。
胡瓜の糠漬けや塩漬けも好きだな。
こんな胡瓜を温かいご飯と一緒に食べると幸せな気分になる。
冷酒のつまみにも胡瓜はいい。

タイにも胡瓜がある。タイの胡瓜は日本のものと比べると小さく
てしゃきしゃき感がないが、日本のものより甘い。
この胡瓜も美味い。カオパットなどに胡瓜の薄切りが必ず
ついてくる。辛い物の後に、甘い胡瓜を食べると美味さが倍増
する。

ヌチャナートは胡瓜を鶏肉、トマトなどと一緒に炒めた。
こんなこと日本人はやらない。なんの疑問も感じないように、
ごくごく自然にヌチャナートは胡瓜を炒める。
胡瓜を炒めると柔らかになる。胡瓜の身上はしゃきしゃき感と
思い込んでいる人にはこの柔らかさは意外な食感だ。
食ってみると柔らかな胡瓜というのも美味いもんだよ。
牡蠣油の味ともあっている。
ニンニクを炒めて香りを作る。
これを作っている時のにおいは強烈だが、食う段階になるとその
においはない。生の唐辛子を加えて食べる。

ついつい食いすぎてしまうから、これはダイエット中の人には
お勧めできない料理だ。

クチコミblogランキング TREview

2008/6/9

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 8日 (日)

パパイヤの芽が出た

P1050479pct13

俺が子供の頃はパパイヤなんて名前は知っていても、それが
どんな物か知らなかった。
今ではパパイヤは安いし何処でも買える。
「名前を聞いたことがある」「美味しいと聞いていた」パパイヤの
味を想像する。人間と言うのは面白い物で、想像上の味は
とてつもなく美味で、この世を忘れるような味を想像する。
パパイヤを初めて食ったら、想像していた味とはまるで違う。
「なんだこの味!こりゃぁー、ぼけた柿の味じゃないか!」
がっかりしたことを覚えている。

ベランダの鉢に新しい芽がでている。
雑草の芽だろうと思っていた。
「サミイ、見てよ!パパイヤの芽が出ているわ!」
俺が雑草の芽だと思ったのは、パパイヤの芽だった。
「この間のパパイヤの種を植えておいたのよ」
記録を見ると、ヌチャナートが言う「この間」は昨年の11月
だった。パパイヤを食べて、数珠球のような種をヌチャナートは
鉢に植えたというより、鉢にばら撒いた。
いつの間にか種が土の中に隠れた。
パパイヤの種を蒔いたことも忘れていた。
その芽がでてきたというわけだ。
冬ではだめだが、暖かくなったので季節が合ったのだろう。
地球温暖化でウチも亜熱帯になったのか???
これから暑くなるともっと伸びるだろう。
「大木になるのだろう?」
こんな場所で背丈以上の木を育てられない。
どうする気なのだろう??
「大きくならないわよ」
「・・・?????」
多分、葉や芽が出てくると摘んで食べてしまうのだろう。
パパイヤの実がなると面白い。
青い実をとってソムタムにして食べるのだろうな。
無理だ!絶対に無理だ!自家製のパパイヤでソムタムを作る
なんて無理だ!

クチコミblogランキング TREview

2008/6/8

| | コメント (0) | トラックバック (0)

タイ風ハンバーグ

P1050476pct13

いつもいつもヌチャナートの料理を食っている。
タイ料理を食い続けているうちに、何かこれを新しい物に作り
変えたくなった。
「ヌチャナート、これを挽肉と混ぜて、ハンバーグのような形に
して焼いてくれよ」
「バーカみたい!」
俺のアイデアをヌチャナートは笑った。
でも俺が頼むものだから、俺の言うように料理を作り始めた。
「こんなものでいいの?」半分、いや半分以上俺をバカにして
いる。
「うん、そうだ。これでいい。これを焼いてくれよ。」
「美味しいはずないわよ」
というような態度で俺が考えるハンバーグを焼き始めた。
「できたわよ」
俺は味見をした。想像したような味になっている。
「おっ!これは美味い!ヌーも食べてごらん!」
いやいやながらヌチャナートは味見をして驚いた。
「あら!美味しいわね」
俺のアイデアで作ったタイ料理はヌチャナートにも好評だった。
「辛すぎた?」
「いや、丁度いいよ」
新しい料理にヌチャナートは満足げだった。

クチコミblogランキング TREview

2008/6/8

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マンゴー作り

6088mangopct13

今朝の読売新聞に一枚の写真があった。宮崎県のマンゴー作り
農家の写真だ。
マンゴーを網袋に入れて天井から吊るしている。
熟したマンゴーが落下するのを防ぐ工夫だ。
また、収穫しやすいように木も人の背丈ほどに調整されている。
これが日本の農業技術だ。日本人はこんな所にも知恵を使う。
素晴らしい技術をみたと感激した。

マンゴーは高い木に生長する。
未熟の青いマンゴーをタイ人は好んで食べる。
屋根よりも高いところになるマンゴーを取るために、タイ人は
長い竿の先に野球のミットのような物をつけた道具を使う。
ミットの中にマンゴーを入れて引っ張ったり、捻ってマンゴーをとる。

R0019452pct20

人跡未踏と言うほどではないが、タイの田舎のそのまた田舎の
家に行った。近くの小さな町にでるには朝夕に一度しかない乗り
合いトラックに揺られて小一時間かかる。
道路は舗装されていない。
こんな田舎の家で食事をしていると時折、頭の上で大きな音
がする。
「なんだこの音は?」俺は驚き、緊張した。
「アハハハ・・・・、マンゴーよ」家人は笑っていた。
熟したマンゴーが屋根に落ちる音だった。そんな経験を新聞の
写真を見て思い出していた。
屋根に実を落とすこのマンゴーの木も誰かが植えたか、自然に
育った物だろう。何処にでもあり、何時でも目にするので、
「マンゴーとはこういうものだ」と固定観念がタイ人には出来上
がっている。誰もこれを改良しようとはしない。

頭は柔らかにして、固定観念を持ってはいけないと分かっては
いるが、なかなか固定観念から脱却できないのが人間だ。
この写真を見て、柔らかな頭の大切さを改めて感じた。

クチコミblogランキング TREview

2008/6/8

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年6月1日 - 2008年6月7日 | トップページ | 2008年6月15日 - 2008年6月21日 »