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2008年8月 8日 (金)

ズッキーニと苦瓜のトムチュート

ズッキーニなんて野菜は近年になって日本でも見られるように
なった。俺の子供の頃にはこんな変てこな野菜はなかった。
ヌチャナートはズッキーニを買って来た。
俺はタイでズッキーニなんて見たことがないと思う。
普通の人は馴染みのない食べ物を買わないものだ。
「タイにこの野菜はあるのかい?」
「ないわよ」
ヌチャナートはズッキーニを見て、日本の胡瓜の一種だと思った
のだろう。何の疑問も感じないかのように料理を作っている。
「ねえ、苦瓜も入れる?」
「ああそうだね」
考えるのが面倒だから、いつも通りいい加減な返事をした。
こうして出来たのが写真の料理だ。

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今日の飯はちょっと固めに炊きあがっている。
トムチュートをかけながら食べると飯はほどよい硬さになる。
イタリアの野菜、ズッキーニもタイ料理の材料になってしまう。

2008/8/8

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蓮の花

蓮の季節だ。ある神社の蓮池を見た。
白やピンクの花が咲くはずだ。
咲くはずだと言ったのは、神社に行ったのが夕方だったので、
花が咲いているのを見ることができなかったからだ。
すがすがしい、夏の朝に蓮の花が咲くのを見るのは気分が良い。

これが一斉に咲いたなら綺麗だろうなと思いながら蓮をみていた
ら、ヌチャナートが呟いた。
「どうして日本人は蓮を食べないのかしら?」
ヌチャナートが言う蓮とは蓮の実のことだ。
蓮の実をタイでは食べる。花が終わると如雨露のようなものが
できる。そこに豆のような蓮の種が詰まっている。
蓮の種を穿り出して食べる。
豆みたいな食感はいいのだが、ちょっと生臭い。

蓮の実を日本人は食べないが、蓮の根は食べる。
蓮の実をタイ人は食べるが、蓮の根は食べない。

食習慣というのは面白いものだ。

2008・8・7

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2008年8月 6日 (水)

パットパク、野菜炒め

これはありふれた野菜炒めだ。
味付けも牡蠣油を使ったのかと思ったら、醤油だけとのこと。
日本の主婦の料理と変わらない。
ちょっと違うのはプリッキヌーがあることだ。
「これと一緒に食べてね」
鼠の糞と言われる青い小さな唐芥子プリッキヌーを出してきた。
この唐芥子と一緒に野菜炒めを食べると美味い。
多分、野菜炒めとプリッキヌーを一緒に食べて美味いというのは
俺だけだろう。
多くの日本人には辛すぎて食べられないだろう。

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2008/8/6

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唐辛子の評価

我々は唐辛子を余り使わないから唐辛子の良し悪しがわから
ない。わからないと言うより、辛さ以外に品質なんてあまり気に
しない。我々が唐辛子を使う場合を考えてみよう。
漬物を漬ける時に入れる。
味噌汁にかける人もいるな。
ヤキトリにかける。
牛丼にもかけるな。
あんまり、使わないな。使ってもその量は少ない。

これは日本人だけではない。アメリカでも似たようなものだ。
アメリカの唐辛子ソースのラベルに「一滴で大丈夫」なんて書い
てあった。そうなんだ、アメリカ人も日本人と同じようにあんまり
唐辛子を使わないのだ。

当然の話だが、唐辛子を沢山使う人々は唐辛子に対して厳しい
目を持っている。色、香、辛味の違いなどで品質を決めて、
それぞれの唐辛子の特性に従って使い分けている。

10数年前の冷夏の時は韓国も冷夏の影響をうけてキムチに
使う綺麗な赤い色を出す唐辛子ができなくて困っていた。
色付けを良くする為に普通の唐辛子を沢山入れると辛すぎて
美味しくない。韓国も唐辛子を沢山使うから、唐辛子を目的に
よって使い分けるのだ。日本では考えられない習慣だ。

先日、韓国の色よい一味唐辛子があった。
「あら、良い唐辛子があるわ」と言ってヌチャナートは赤い唐辛子
の粉を買った。それをゲンカリか何かに使った。
ウチには何種類かの唐辛子がある。そのうちの一種類を買い
足すのを忘れた。
「ああ、ここに唐辛子があるからこれでいいか?」
韓国の色よい唐辛子の粉をヌチャナートに見せた。
「駄目よ、そんなもの。色が良いだけで不味いわよ!」
ぴたっと断られた。
俺には普通程度の辛味とちょっと油っ気を感じる程度だ。
特に他の唐辛子と比べて味が劣るとは思えない。
ヌチャナートにすれば、この唐辛子は色は良いけど味は劣る。
でも特定の用途にはこの唐辛子は使えると見ている。

タイ人は辛ければ、唐辛子なら何でもいいのだと思っていた。
例えばタバスコソースは唐辛子ソースだから、ヌチャナートは
好むと思った。少なくとも拒否はしないと思った。
しかし、タバスコソースはヌチャナートには不味い唐辛子ソース
だと分かった。ヌチャナートの唐辛子に対する評価は厳しい。

2008/8/6

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2008年8月 5日 (火)

薩摩揚げ風ハンバーグ

挽肉でハンバーグを作ると言い出した。
「タイ風のハンバーグがいい?」
「うんそうだね」
これがヌチャナートが言うタイ風のハンバーグだ。
なんだかタイの薩摩揚げみたいだ。
形も薩摩揚げだが味もタイの薩摩揚げそっくりだ。
魚を使ったか、挽肉を使ったかの違いだけだ。
薩摩揚げなら、甘くてちょっと辛いソースで食べる。
ハンバーグは塩味の辛いソースで食べる。

ハンバーグと言うとアメリカの味に日本人は慣らされているので、
これをハンバーグと言うと「こんなのハンバーグじゃない」と言う人
が間違いなくでる。
それじゃ、これをなんと呼んだらいいのだ?
タイ風ハンバーグというと誤解される。
肉薩摩揚げ?
薩摩の肉揚げ?
どうもぴったりこない名前だ。
薩摩揚げ風ハンバーグというのが一番分かりやすい言葉だろうな。

2008/8/5

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2008年8月 4日 (月)

手で食べる

ご飯を手で食べるのは日本ではお行儀が悪い食べ方だ。
例外はお握りとお鮨だ。お握りはもともと、携行食として考え出
されたものだから、箸を使って食べることを前提としていない。
鮨も手で食べるのが普通だ。箸だと魚と飯を同時に掴むのが
困難だ。手なら、魚と飯を同時につまみ、適量の醤油をつけ
られる。鮨を手で食べる方が合理的なのだ。

日本人が米飯を箸で食べるのは米粒が粘るので手では食べ
にくいから道具を使う。それと温度の問題がある。
日本人は炊き立ての熱々のご飯を好む。手では食べることが
できない。箸で飯を食べるのが普通になっているので、手で飯
を食べるとお行儀が悪いとなってしまった。
道具を使って飯を食べるのが、文明的とか衛生的と考えたの
ではない。熱くて火傷しそうだし、手に米粒がべたつき食べにく
いから箸を使うだけの話だ。

これがタイに行くと状況が変わる。
バンコック周辺ではスプーンで飯を食っているが、東北部に行く
と人々は手で飯を食っている。それはバンコック周辺ではうるち
米を食うが、東北部ではもち米を食っているからだ。

あんなパサパサで水っぽいタイのうるち米を手で食べようとして
も食べられる物ではない。お握りにしようとしても握れない。
鮨のように纏めようとしてもまとまらない。
スプーンですくって食べるのが一番食べやすい方法なのだ。

日本の赤飯より硬く蒸し上げたタイのもち米を箸を使って食べ
ようとしても食べにくいだけだ。はっきり言って食べられない。
米粒が手にべたつかないので、手で食べるのが合理的で
食べやすい。

自分達の国で取れる米をいかに美味しく食べるかで、ご飯の
食べ方が変わっていることがこれで分かる。
タイ人の衛生観念が低いから手で食事をしているのではない。

ちょっとインターネットで調べごとをしていたら、こんな記述が目
に入った。
「インディカ種の米だから手で食べると美味しい」と言っていた。
俺が思うにインディカ種の米にもうるち米ともち米がある。
もしうるち米だったなら、この記述は間違っている。
手でうるち米を食べるのは困難だ。
インディカ種のもち米のことを言っているのなら、この記述は
正しい。だが、
「手で食べると美味しいから」という記述は間違っている。
箸やスプーンで食べようとしても食べにくいから、もち米を手で
食べているだけなのだ。

2008/8/4

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ジャスミンライス

日本ではブランド米があって、その米は本当に美味しいとなって
いる。鮨飯にするとか、炊き立てのご飯を胡瓜の一夜漬けなど
さっぱりしたおかずと一緒に食べれば米の美味しさがはっきり
する。ウチのようにタイ料理と一緒だと、米がもつ仄かなかおり
なんて隠れてしまう。よほど劣悪な米でない限り、同じような
ものだ。

タイにもブランド米があって、英語ではジャスミンライスと言って
いる。ジャスミンの花の香りがして美味しい米ということになって
いる。刈り取りがすんだ田圃を案内してくれたタイ人は、
「ここではジャスミンライスがとれるのだよ」
と誇らしげだった。

粘り気がなくて、甘味も少ないタイの米を食べても日本人には
あまり美味しい米ではない。強力な香草や多量の唐辛子を
使った料理と一緒だから、あんな米でも食えるのだとつい思って
しまう。タイの方、ごめんなさい。

ジャスミンの花の香りがする米と言っても香水のように花の香
りが米からぷんぷん漂うのではない。ほんの僅かな香りだ。
タイ人はその微かな香りをタイカレーの香りとは別に感じるの
だろうか?俺にはとても無理だ。
炊きたての飯なら、飯の香りがわかる。
炊きたてのパサパサの飯だけをとって飯の香りを嗅いだ。
俺にはジャスミンの花の香りは感じられないが外米臭なら
感じた。もしかすると俺達が外米臭という香りをタイ人は
ジャスミンの花の香りと言っているのだろうか?

2008/8/4

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トムチュート豆腐

豆腐を使ったトムチュートだ。鶏肉と豆腐を一緒に煮たと思えば
いい。暑さで食欲がない?
鶏肉は遠慮して豆腐だけを食べた。
豆腐をとってご飯に乗せる。それに唐辛子ソースをかける。
生のプリッキヌーを取る。
一粒では辛すぎるので、プリッキヌーを半分に切って豆腐に
乗せる。こうして食べると湯豆腐のタイ版になる。
プリッキヌーというのはタイでも辛い部類に入る唐辛子だ。
この辛い唐辛子を食べているのだから、俺も唐辛子中毒だ。
唐辛子中毒と言うのはどこまで進行するのだろうか?
豆腐は日本の木綿豆腐だ。これを売った豆腐屋さんは豆腐を
唐辛子と一緒に食べる人がいるなんて想像していないだろう。
こういう食べ方も旨いもんだ。
豆腐と一緒にすくった旨いスープがご飯に移る。
ナンプラで豆腐にの塩味がつく。
飯・豆腐・唐辛子を一緒に食べる。

暑い気候の地域では唐辛子を沢山つかう。その理由は
いろいろ説明されている。こうやって豆腐を食べているうちに、
「唐辛子は食欲を刺激するため」という説が正しいような気が
してきた。

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2008/8/4

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2008年8月 3日 (日)

アナログ的唐辛子の量

今日も辛いタイ料理を食べながらわいわいがやがやの集まりだ。
ソムタムが出た。
「これに何本くらい唐辛子が入っている?」
「わかんないわ」
そんなことを気にしたこともない様子だった。
「料理書では大匙何杯の唐辛子をいれなさいなんて書いて
あるよね」
「タイ人はそんなこと気にしないわ」
「・・・・・???」
彼女は片手で唐辛子を掴み、その唐辛子を鍋に投げ入れる
真似をした。いつもこんな調子で料理を作るから唐辛子を何本
入れたかなんて気にしていない。俺達は唐辛子5本なら辛くない。
7本になると辛いなんてデジタル的に唐辛子を加えている。
タイ人は唐辛子が何本なんて考えない。
手で一掴みして唐辛子を加えるからアナログ的なんだな。

2008/8/2

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