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2008年8月22日 (金)

谷中生姜の葉

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俺は子供の頃から谷中生姜に味噌をつけて食べるのが好き
だった。これはいい酒の肴だ。
そんな俺の食の好みを見た大人は「この子は酒飲みになるよ」
と言った。しかし俺は酒に弱かった。すぐに酔っ払った。
若い頃は大人の予見は間違っていたと思ったが、年齢を重ねる
に連れて大人の予見は当たっているのを知った。

日本人が谷中生姜を好むのを知ったヌチャナートは谷中生姜を
買ってきた。ラープなど辛い料理を食べながら谷中生姜を食べ
ていた。新鮮な生姜の香りがいい。
味噌はないがこうやって食べる谷中生姜は美味しいと思っていた。

「ねぇー、葉っぱを食べないの?」
「食べないよ」
俺達は谷中生姜の根の部分しか食べない。
それが普通だと思っている。
谷中生姜の葉なんて食べる所ではないと信じていると言っても
いい。葉も食べられそうだと思っていたが、誰も食べないので
俺も食べなかった。
「タイ人は生姜の葉も食べるわよ」
ヌチャナートは谷中生姜の柔らかそうな葉を食べた。
俺も真似して葉を食べた。
生姜のよい香りがする。俺達は今まで食べられるものを捨てて
いたのを知った。谷中生姜の葉も食べれば日本の食糧自給率
は少しだけど高まる。
いろいろな国の食べ方を研究すると食べ
物の無駄がなくなる。食べられる物を捨ててはいけない。
人口は増え続けるけど、食糧も増え続けるとは限らない。
限られた食糧を無駄にしてはいけないと谷中生姜を食べながら
思った。

2008/8/20

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ラープを食べる

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俺が知らない間にヌチャナートはラープを作っていた。
ラープは本当に美味しいタイ料理だ。
唐辛子を毎日食べ続けている間に辛さに対する耐性ができた
のか鈍感になったのかラープを食べても余り辛いとおもわなく
なっている。ラープに胡瓜を載せながらご飯を食べる。
美味しさに しあわせを感じながら食べていた。
そのうちになんだか昔の感じがしてきた。
何だこの感じは?辛いとは思っていなかったのに、汗がでてくる。
口の中も熱い感じがする。
そうだ、この感じはタイ料理を知った頃に感じた感覚だ。
懐かしい気になった。

タイに行くことがあったなら、是非ラープを味わってもらいたい。
きっと好きになると思う。

2008/8/21


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クンナンプラ、生海老サラダ

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初めてクンナンプラを食べた時、美味しさに感動した。
海老の甘味、唐辛子の辛味、ニンニクの香りと辛味それらが
合わさった旨さに驚いた。

クンナンプラって何かと言うと、生海老のサラダと考えれば
良いかな。生海老にナンプラをかけて、生の唐辛子、薄切りの
ニンニクをかける。彩と香り付けにミントの葉を乗せたものだ。

クンナンプラを何度も食べているうちに最初の感動を忘れて
しまった。もともと魚を余り好まないからクンナンプラに飽きたの
かもしれない。魚の好きな人ならきっと好きになると思う。
食べ飽きないというのではないかな。

2008/8/21

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2008年8月21日 (木)

ひらご鰯の塩焼き

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ヌチャナートが「ひらごいわし」というのを買ってきた。
初めて聞く名前だ。調べるとマイワシの地方名だとわかった。
俺はこれを「日干しにしてから食べよう」と思った。
ヌチャナートは猛反対だ。
「焼いてあげるわ。食べるでしょ?」
渋々ヌチャナートに同意した。同意させられたというのが
正しい。小さな鰯を塩焼きにした。
俺はこの鰯の味にそれほど期待していなかった。
食ってみたら旨い。塩味も丁度良い。
鰯って大量に取れて安いからバカにするけど、新鮮なものは
旨い。鰯は傷みが早く、ちょっと古くなると急速に不味くなる。
俺が魚を旨いと言って食べるのは珍しい。
辛味のない料理もウチでは珍しい。

2008/8/20

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ラープパー、タイ版なめろう

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魚が大好きなヌチャナートが鰯を買って来た。
品名を見ると「ひらごいわし」と書いてある。
俺は今までそんな名前の鰯を知らなかった。
「ひこいわし」なら知っているが「ひらごいわし」と言うのは初めて聞く名前だ。
さっそくインターネットで調べるとマイワシのことだと直ぐに分かった。

生きのよい鰯だった。ヌチャナートはこれでラープパーを作ると言う。
「生臭いのではないかな?」
俺のそんな心配をよそに、嬉しそうに鰯をまな板で叩き切っている。
「ああ、これは房総のなめろうだな」
そんなことを思いながらヌチャナートのやることを見ていた。
レモングラスその他の香草を加えた。
ベランダからミントを摘んできた。
食ってみると、香草に隠されて鰯の生臭みはない。
唐辛子のほどよい辛味、香草の香りがもっと食べろと言っている。
「あら、美味しいわね」
「うん、そうだね。」
「これをもち米と一緒に食べるともっと美味しいわよ」
温かい炊き立てのご飯でもこのラープパーは美味しい。
イサーンの人々のように、もち米と食べると違った味わいがある。
これはタイ版なめろうと呼んでもいい。
俺は魚をあまり好まない。それなのに、このラープパーは旨いと思う。
魚が好きな人なら、きっと気に入ると思う。
でも辛いから駄目かな???

2008/8/20

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2008年8月20日 (水)

ヤムテン、胡瓜のタイ風サラダ

暑くて食欲がない時、さっぱりした胡瓜もみは旨いな!
今でも好きな料理だが、子供の頃はもっと好きだったと思う。
子供の頃は塩もみしただけの胡瓜もみだったが、大人になる
と酢を少し加えたものも好むようになった。

ヌチャナートが胡瓜を薄切りにした。
俺が好きな胡瓜もみを作る気だなとすぐに分かった。
出来たきたのが、こんな料理だ。
食ってみると、いつもとは味が違う。ちょっと無言が続く。
「どうしたの?美味しくないの?」
「いつもと味が違うね」葱の香りがする。
「玉ネギを入れたのよ」唐辛子と玉ネギ入りの胡瓜もみだ。
俺達にはごく普通の量の唐辛子だが、お隣さんは吃驚だろうな。
「玉ネギは大きい奴かい?」
「違うわ。ホムデンよ」
ホムデンというのはタイの紫色をした小さな玉ネギだ。
日本の玉ネギよりも甘味がある。
こうなると、胡瓜もみというよりもタイ風サラダという感じになる。
「この料理の名前はなんて言うんだい?」
「知らないわ。ヤムテンかしらね?」
「・・・・・」

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この料理はタイにはない。
俺が思うに、タイ人もこれを好むと思う。
タイにはないということは、タイ人が好まないからか?
あるいはタイ人の発想にないから作らない。
それともこんな料理をタイ人は知らない?

2008/8/19

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ムートート、豚肉の炒め物

今日の料理はタイの屋台などで食べる昼飯を思い出させる
料理だ。焦げたニンニクの香りを効かせたこの料理は食欲を
そそる。白いご飯に肉をのせて、唐辛子と一緒に食べる。

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手の込んだ料理はたまに食べると美味しいが、そのような
料理はちょっと食べ続けると飽きがくる。
単純な料理はなかなか飽きがこない。
「ウチの料理はタイ料理だ」と聞くと、多くの人はパック旅行で
バンコックで食べたタイ料理をウチでは毎日食べているの
だろうと想像する。
パック旅行で食べた料理は宴会料理のようなものだ。
タイの庶民が毎日食べているのは、このような簡単な料理が
多い。日本の家庭だって、毎日食べている料理は簡単なものが
多いでしょ。朝食なら焼き魚に味噌汁、漬物といった類だ。
夜も豚肉の生姜焼きとかカレー(これを翌朝も食べる)なんてもの
が多いのではないか?
お金持ちならステーキとか、それもブランド物の肉で焼くなんてことかな。

このムートートを食べながら、明るい笑顔の女がやっているタイの
屋台を思い出していた。

2008/8/19

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2008年8月19日 (火)

タイカレーも腐る

熱帯地方の料理は唐芥子を沢山使う。
なんで唐芥子を使うのかいろいろ議論されている。
それは腐敗を防ぐためという説がある。
唐芥子その他の香辛料を加えると腐りにくくなるのは事実だ。
それじゃ、唐芥子をもっと沢山入れれば腐らなくなるのでは
ないか?おそらく腐らなくなるが、辛くて食べることができなく
なる。

インドカレーを作った。
大きな鍋を使うと、あれもこれも入れてしまい結果的に大量の
カレーが出来てしまう。インドカレーが食いたくて作ったのでは
ない。鍋に野菜・肉を入れて煮込む。
最後にカレー粉を入れればカレーになる。
簡単だからインドカレーにしただけだ。
量には注意した積もりだが、それでも2回分のカレーになって
しまった。

冷蔵庫にココナッツミルクが入っていた。
「ヌー、これを食べないといけないね」
「そうね。タイカレーを作るわ。好きでしょ?」
タイカレーは俺の好物だ。インドカレーに続いてタイカレーだ。
安い牛肉を使ったので、よく煮込まないと肉が固い。
十分煮込むと、牛肉は柔らかになった。
牛肉は柔らかになったが、肉の繊維が歯の間に挟まる。
ココナッツミルクの量に合わせてタイカレーを作ったからその量
も多い。俺はタイカレーを好むがヌチャナートの好みではない。
タイカレーは俺一人で食べることになる。
二度ほど一人でタイカレーを食べた。インドカレーに続いての
タイカレーだ。タイカレーも三度目、四度目になると食い飽きた。
昨晩はタイカレーに火を通すのを忘れた。
今朝、ヌチャナートはタイカレーの鍋の蓋をとった。
なにやら異臭がする。
「あーら、カレーが腐さちゃったわ。」
唐芥子が沢山入ったタイカレーでも腐るのだ。

2008/8/19

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ゲンウンセン、春雨シチュウ

春雨を使ったシチュウだ。
朝からこんなものを食べるなんて日本人離れしている。
なにしろタイ料理の生活だからこうなる。
多分、この料理も辛いはずだ。
うん、唐芥子が入っているから絶対に辛いはずだが、
もう慣れっこで辛みを感じない。
春雨も出汁を吸い込んで美味くなっている。
箸を使わないと春雨はうまくつかめない。
スプーンを置いて、箸を持つ。箸で春雨をとってご飯に載せる。
春雨についた汁がご飯にうつる。
香草の香りと辛みのあるこの味付き飯がいいのだ。
きっと誰でもこの味が気に入ると思う。

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2008・8・19

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2008年8月18日 (月)

タイとラオスの料理

日本では関東と関西の料理では味が違う。
タイでもそれは同じでバンコックの料理とタイ東北部の料理では
味が違う。

ウチの料理はタイ東北部の料理が主体だ。
歴史的に見てイサーンと言われるタイ東北部は現在のラオスと
同じ文化を持っている。イサーンもラオスも もともとは同じ文化
圏だったが、フランスと英国の圧力で別の国家に属してしまった。
言語を見てもイサーンの言葉もラオスの言葉も似ているし、料理
も似ているので同じ文化圏と分かる。

ラオスの料理をイサーンの人々は好んで食べる。
我々にはラオスやイサーンの料理とバンコックを中心とした地方
の料理の区別はつけにくい。ヌチャナートはちゃんと区別できる。
その区別も単純で
イサーン地方の料理はラオス料理で
バンコック地方の料理はタイ料理だ。

イサーン地方は貧しい人々が多い。貧しい人々は毎日々違った
料理を作れない。一度に沢山の料理を作り、同じ料理を暖め
直して何回も食べる。彼等が言うには
「ラオスの料理は野菜が多いので繰り返し食べても美味い。
タイの料理は油が多いから続けて食べられない。」
だそうだ。

これもお国自慢、郷土料理自慢だと思って大きな心で許して
あげてください。イタリア人が
「ナポリの料理が一番美味い。ベネチアの料理なんて食えない」
なんて言うのと似ている。こういう話って笑って許せる。

確かにヌチャナートは大きな鍋で料理を沢山作り、それを何日も
かけて食べる。俺は飽き飽きしているのに、ヌチャナートは
平気で食べる。幾ら熱帯のラオス料理と言っても火を通さないと
腐ってしまう。適宜、火を通しながら無駄にしない生活の知恵
がついている。

イサーンの人々は
「ラオス料理は続けて食っても飽きないが、タイ料理は続けて
食えない。従ってラオス料理はタイ料理よりも優れている。」
なんて考えているのかな???
なんとなく微笑ましい話だ。

2008/8/18

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