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2008年1月25日 (金)

タイのハンバーグ

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いつもの通り「何、食べる?」で始まった。
「豚!」それだけ言うとヌチャナートが豚肉をどう調理するか考え
てくれる。時には「焼くの?煮る?」なんて聞くこともあるが、
大抵はヌチャナートが考えて料理を作ってくれる。
豚の挽肉を冷蔵庫から取り出した。
「日本のハンバーグを作る?」
豚肉でハンバーグというのは奇妙なものと考える。
ウチのハンバーグは豚で作ることが多い。
見かけは豚で作っても牛で作っても同じだ。
「タイのハンバーグがいいな」ヌチャナートは調理を始めた。
「アハハハ・・・。これ見てよ!」
挽肉に香草を混ぜて薄い円板を作った。俺たちが考える小判型
のハンバーグではない。
フライパンの全体に広がる大きさだ。
焼き上がったハンバーグを取り出す時に形が崩れた。
見かけは悪くなるが味は変わらない。

味はどうかって?うーん、何と言うかな?
タイの香草が薫るハンバーグと言えばいい。
この香りって、タイの薩摩揚げと同じだ。
魚を肉に代えたと思えばいい。
薩摩揚げは甘くて辛いソースにつけて食べる。
このハンバーグはソースをつけないでそのまま食べる。
「ちょっと塩っぱいわね」
「いや、ご飯と一緒に食べると丁度いい塩味だよ」
ヌチャナートは餅と一緒にハンバーグを食べている。
「あら、本当ね。塩味はちょうど良いわ」
焼いた餅とハンバーグなんておかしな組み合わせだと思うだろ
うが、これも美味いよ。
俺は一匙分の飯をスプーンで皿の端に寄せる。
その飯にハンバーグを乗せて、肉をバラバラにほぐす。
飯と肉をかき混ぜる。肉の脂と旨味が飯に移る。

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2008/1/24

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蕪の料理

こんなの料理じゃない!蕪を茹でただけじゃないか!
そんな文句を言いたくなるような料理だ。
でも一口食べるとその美味さに驚いてしまう。

俺は蕪のスープを食べたかった。
いつか作ってくれた蕪のスープが食いたかった。
それを期待していたのに、出てきたのは茹でた蕪だ。
この蕪にナンプラをかけ、生唐辛子をのせる。
柔らかな蕪にナンプラの塩味が染み込む。
白い蕪に赤い唐辛子が可愛い。
可愛いからと油断すると、唐辛子がピリッとくる。

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見かけは大きいけど、水ばかりだから腹は膨らまない。
食ったばかりは腹いっぱいになるが、腹は直ぐに騙されていることに気づく。
また何かを食いたくなる。

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素晴らしい すごい とても良い 良い

2008/1/24

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お握りこそ日本の味

テレビはお握りを映している。
「ああ、旨そうだな!」俺は感慨をもって映像を見ていた。
お握りをかぶりつくと表面につけた塩味がする。噛んでいるうち
にご飯の甘味を感じる。
塩味から甘味に変化することに驚くと同時に上手に炊けたご飯
の感触に喜びを感じる。お握りの旨さを映像から感じる。

毎日タイ料理を食べている俺にはなんだかお握りは無縁な
感じがする。外国でお握りの映像を見ているような感じで映像を
見ていた。もう俺には無縁なお握りを記憶の中で旨さを感じて
いる。そんな感じだ。

俺は今、コンビニに行けばお握りなんて何時でも買える環境
にいる。それなのに、「俺は今、外国にいてお握りを食えない
状況にある」感覚だ。今は世界中何処に行っても日本食は
食える。外国では日本食なんて食えない時代もあった。
その頃は日本食なんてゲテモノ料理みたいな扱いだった。
今の日本で言えば、ケニヤ料理・タンザニア料理・アルゼン
チン料理の店みたいな物だろう。

塩鮭や梅干を包んだお握りこそ日本人の心の底に残る日本の
味ではないだろうか?日本食ブームで寿司が世界中に広まった。
そして各国でその国の嗜好にあった寿司が開発された。
日本人にはとても寿司と思えないようなものが寿司として各国
で定着している。どぎつい色や、日本では絶対に使わない寿司
ネタなんてものがタイの寿司屋にある。
それが売れて、新しい食文化が創造されたのだから、それで
良いと思う。いくら日本食がブームになっても、お握りの旨さを
賞味するのは日本人だけだろう。

すき焼きの旨さは欧米人にもわかる。
日本のカレーライスはインド南部だか北部だかわからないが
インド人にも受け入れられる旨さの料理だ。
醤油で味付けした焼き飯は中国人でもタイ人でもインドネシア人
でも受け入れる。
しかし、お握りだけは日本人しか受け入れないだろうな。
どうして日本人はお握りを好むのだろうか?
この単純な味は飽きが来ない。

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2008/1/24

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2008年1月23日 (水)

合鴨のポロー

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これはウチで食べている料理だが、ウチで作った料理ではない。
買ってきたものを、温めて薄切りにしただけだ。
冷凍保存していたものを、いきなりお湯に入れて解凍しながら
温めた。

合鴨のロースを牛蒡、インゲン、人参で巻き、煮込んでいる。
ヌチャナートはこの合鴨をポローペットと呼んでいた。
合鴨のポローだとヌチャナートは思っているのだ。
肉の色を見て、ポローだと思ったのだろう。
ポローというのはタイ語で東坡肉のことだ。
ヌチャナートはこの合鴨を八角の香りが強い煮込み料理だと
思っていたらしい。そう思い込むと、合鴨を口に入れる時、
無意識のうちに八角の香りを期待している。
この料理には八角なんて使っていない。
甘い醤油味で煮込んであるのでこの合鴨はヌチャナートには
不評だった。生の唐辛子と一緒にしぶしぶ食うような様子
だった。俺も食ってみたが、ヌチャナートのいうように甘すぎる。
いつも辛い料理を食べているので、このように甘い料理は苦手
になる。

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2008/1/23

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カイクワ、タイの卵料理

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だし汁と一緒に卵と玉葱やインゲンと一緒に煮込んだものだ。
日本にも似たような料理はあるな。
かき卵と言ったけな?かき卵は英語のscranbled eggになるか
な?scranbled eggはフライパンに卵を落として、かき混ぜながら
卵を固める料理だ。
正しい日本語の名前はわからないけど、ここではかき卵として
おこう。日本のかき卵と違うのは赤い唐辛子が入っていること
だ。タイの料理は唐辛子がないと収まりがつかないみたいだ。
卵に唐辛子の組み合わせは日本人の発想にないが、食って
みると美味いもんだよ。

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2008/1/22

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2008年1月22日 (火)

蕪の葉

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美味しそうな蕪があった。緑の新鮮な葉が付いている。
普通の日本の主婦はこんな物は捨ててしまう。
「この葉をどうする?新鮮なうちなら食べられるわ。
すぐに黄色くなっちゃうのよ。」
「塩をふって、漬けたら」
「そうね」
一晩、塩をふって漬けておいたら、丁度良い塩味になっている。
甘塩のタイ料理に慣れているヌチャナートにはこの浅漬けは
塩っぱいらしい。
「これをご飯と一緒に食べると丁度よくなるよ」
「そうかも知れないわね」
俺は無意識のうちに茶碗に盛った白い飯の上に緑の葉を乗せ
た形を想像していた。
日本では飯は茶碗に盛ると決まっている。
茶碗と同じ形の器はタイにはない。
ヌチャナートは皿に飯を盛ってきた。
俺はなんとなくちぐはぐな気持ちになった。
皿の飯に蕪の葉の浅漬けを乗せた。
白い飯に緑の野菜は目に楽しい。
二つを混ぜる。いい味がでている。
これは日本の米だからこの味がでるのだ。
タイの米でこんなことをしても絶対にこの美味さはでない。
美味いと思いながら蕪の葉を食べていたが、なんとなく物足
りない。生の唐辛子を加えた。白、緑、赤と色が賑やかになった。
唐辛子の刺激でまた飯をもりもり食べる。

タイなら、蕪の葉の浅漬けを餅米と一緒に食べたら美味しい
かもしれない。

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2008/1/8

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2008年1月21日 (月)

量り売りの復活と環境問題

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食料品を買出しに行くとプラスチックトレーが
一杯でる。これを決められた日までゴミとして出せないので家はプラスチ
ックトレーのゴミで一杯になる。

昔のように、消費者が器を持って買物に行き、量り売りにならないだ
ろうか?トレーに計量されて値札が付いている販売方式は消費者に
とって便利だがゴミが山のように出る欠点がある。

タイの市場のように対面販売が普通なら量り売りができる。
「このエビを一キロください」と注文するとエビを量って売ってくれる。
それをポリ袋に入れるだけだから、ゴミがでない。
日本のスーパーで対面販売と同じことを機械を使ってできないか?
客がエビを袋詰めにして秤にかけると計量して値札を印刷してくれる。
その値札を袋に貼ってレジに持っていくと清算できるなんて方式だ。
イセエビと鰯ほどの差があれば、機械的に値段の区別をつけられる。
鯵と鯖なんて機械的に区別をつけるのは困難だろう。ま
して東京湾の鯖とブランド品の関鯖の区別なんてできないと思う。

100%の機械化は無理だな。 水産コーナー、肉コーナーに各一名が立って
いて品物を見分けて計量販売する方式なら可能だろう。
プラスチックトレーの山を見ていつもため息がでる。
今のスーパーの方式は便利でいい。俺は環境がどうの、リサイクルがどうの
と時代の先駆者のような人々と同じことを言うのではない。
汚らしく悪臭を放つゴミの山がイヤなだけだ。ちょっとした便利さのために
後で不快な思いをする方がもっとイヤだ。
あの便利さは我々の生活にどのくらい役立っているのか?
値段が一目瞭然なので便利だ。店と自宅の間を運搬するのに水がたれ
ないからちょっとだけ便利かもしれないが、袋詰めより嵩張るから不便だ。
この他にどんな便利さがあるかな???
同じ大きさの二つのトレイの上面を重ね合わせると、少しだけ保温効果
がある。そんな程度じゃないかな??? 量り売りの復活を願っているの
は俺だけじゃないだろうな。自治体だってゴミが減ることだから歓迎する
と思うのだがなあ。

2008/1/20

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クサヤを焼く

新島特産のクサヤを焼いた。ひどい臭いがする。
その名の通りくさい!!!

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しばらくクサヤを食べていなかった。スーパーでヌチャナート
が「臭い魚が欲しい」と言い出した。
クサヤのことだと直ぐにわかったのでクサヤを捜してあげた。
このようにくさいが美味い魚はタイには沢山ある。
クサヤをタイで焼いて周囲の人に食わせたが、反応がな
かった。似たような味、似たような臭いの魚が周囲に沢山ある
ので、タイ人にとってクサヤは珍しい食べ物ではない

せっかく日本から持ってきたのに反応の低さにがっくり来た。
でもいい勉強になったと嬉しく、可笑しくなった。

クサヤを焼く臭いを俺がくさいと言うのだから、近所の人には
もっと臭いだろう。ヌチャナートは飯といっしょにクサヤを美味
しそうに食べている。
俺もクサヤをちょっと摘んだ。
確かにくさいが、旨みが強い。この旨みなら好きな人は病み
つきになる。ヌチャナートも病みつきになったひとりだ。

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2008/1/20

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パッカパオ、豚肉の牡蠣油炒め

P1030921pct13パッカパオというのは豚肉の牡蠣油炒めと言えばいいだろう。
これは俺の好物だ。
今日は新しいブランドの牡蠣油を使った。
他のものと味はそれほど変わらない。
パッカパオを熱いうちに、熱い飯と一緒に食べると美味い。
牡蠣油の部分をご飯にかける。
肉の旨味と牡蠣油の旨味が混ざった旨味がある。
それにハーブの旨味が加わっているから、何ともいえない旨味
がある。「うん」と言ったらもうその後の言葉がない。
辛味に刺激されて食べる。この旨味をどう表現する?
そんなことは後で考えればいい。今は食う。食う方が大切。
この美味さをどう表現したら伝えられるか考える暇も惜しいほど
忙しく食った。美味い物に出会った時はそんなもんだ。

唐辛子の辛味、牡蠣油の旨味が調和している。
どうしてタイの料理は辛いのだ?
そんな無駄なことを考えてもしょうがない。
うまけりゃいいじゃないか?
そうだ、そうだ。
余計なことを考えずに、パッカパオを飯に乗せた。
日本の料理にはない香りだ。
「これはタイの味だ!タイの香りだ!」と叫びたくなる味だ。

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2008/1/20

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2008年1月20日 (日)

カイコは最高の美味か

昆虫食は多くの人が考えるゲテモノ食材の最高峰だ。
日本人がゲテモノと考えるカタツムリはフランス人には普通の
食材だ。鮫や鯨を日本人は食べるが、タイ人にはゲテモノと
映る。何をゲテモノと考えるかは場所と時代により変化する。

昔、世界の奇行を撮影した映画でアフリカの何処かで昆虫を
食べるシーンがあった。
10年ほど前だっただろうか、日本の何処かの大学か研究機関
でカイコを食材にする研究を紹介していた。
その食材が昆虫からできていることをわからなくするために、
カイコを白い繊維状にしていたと記憶してい
る。
「カイコも食べられるのだ」と知り、気味悪いと思いながらも好奇心
が沸いた。

今朝の新聞によると食材としてもカイコが脚光を浴びていること
を知った。人間が宇宙に飛び出し長期間、宇宙ステーションに
滞在する。宇宙ステーションでの食事は運搬重量の制限がある
ためいろいろな種類の凍結乾燥食品になる。保存食ばかり食べ
ていると、人間だれしも新鮮な物を食べたくなる。
そこに登場したのがカイコだ。
宇宙航空研究開発機構の山下雅道教授(59)は狭い閉鎖的
空間内で長期飼育できる蚕は動物性蛋白質の有
力候補なの
だという。
「味はエビやカニに似ている。幼虫の天ぷらは、まるでカニみそ」
だそうだ。

ヌチャナートはカイコは食べられる、食べたことがあると言って
いた。昆虫を売る店がタイにはある。
俺には気持ちが悪い食材なので、あまりじっくり見ない。
勇気をだして、(そうです。勇気が必要なんです。)幾つかを試食
したが特に美味いとは感じない。
タイ人はスナックを食べるように昆虫を食べている。
食習慣は周囲に影響されながら形成される。
皆が「美味しい」と食べる物は美味しい物になってしまう。
周囲のタイ人が美味しいと言い、誰も腹痛を起こしていないのを
見ているから「私も食べてみよう」という
気になる。
人間は先天的に昆虫を恐れたり、気味悪がるのではない。

話は飛ぶが昨夜のテレビでは日本の何処かで野生の鹿が線路
に近づき、列車に撥ねられる事故が多発してい
るのを報じて
いた。そこで線路の周辺にライオンの糞をまいたところ鹿が線路
に近づかなくったそうだ。
日本にライオンなんていないのに、日本の鹿はライオンの糞の
臭いを恐れている。このような習性は先天的なものだ。
食習慣は後天的にきまる。
その例が同じ朝刊に掲載された漫画の中にあった。
ホットドッグやチーズを食べない子供を同じ年頃の子供がいる
近所の家に預けた。自分の家では絶対に食べないホットドッグ
やチーズを近所の家では預けられた子は食べている。
その子を預けた母親は「私の料理が下手なのか」悩んだ。
実は、この子は同じ年頃の子供の食習慣を真似していたという
オチがついて漫画は終わっている。この漫画の例からも、食習慣
は周囲に影響されながら形成されるとはっきりわかる。

話を昆虫食に戻そう。
気持ち悪そうな顔をしながら、店で売られている昆虫の写真を
撮影するのも気が引ける。日本人だって良い意味の好奇心
でなく、悪い意味の好奇心で商品を撮影されたなら、売り子は
いい顔をしな
い。
例えば、日本人が好む海鼠は気持ち悪い姿をしている。
吐き気を抑えながら海鼠を撮影している人がい
たら、店員は
いい気持ちがしないだろう。俺が昆虫食の撮影ができないのは
それと同じだ。

そんなわけで昆虫食の写真をあまり撮っていない。
撮影した写真の中に、カイコがあるのかもしれない。
俺が食べたことがある蛆虫のようなものはカイコだったのか?
大きさから見てカイコではない?でも乾燥して小さくなっている
からカイコか?うーん、わからない。

人間が月や火星に行き、そこで食べた一番美味しい食べ物は
カイコであったと世界中に報道されると、カイコはゲテモノから
グルメが羨望する食材になる。なにしろ世界の注目を浴びた
有名人が美味いというの
だから、不味いはずがないと人々は
考え出す。カイコがグルメ食材に変貌する可能性は高い。

普通の人が食材と考えない物を真剣に研究している点が面白い。
海洋資源が減少し、食糧が枯渇するとまだ食材となっていない
昆虫食が注目される。コンピュータ、薄型テレビ、高機能携帯
電話の先端技術も十分に食糧があるからできたのだ。
食い物がなかったなら、そんな研究もできない。
昆虫を効率よく養殖し、美味しく食べる技術が先端技術になる
かもしれないな。食材としてのカイコの記事を読みながら、こんな
空想をしていた。

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2008/1/20

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鰯のグリーンカレー煮

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鰯をグリーンカレーで煮込んだタイの缶詰がある。
ヌチャナートは料理を作るのが面倒なのだろうか?魚の缶詰を
食べろと言う。俺もちょっと気になっていた缶詰だから、缶詰を
食べることにした。
昔の日本の缶詰はラベルを缶の周囲に巻いていた。
今は缶に印刷をしている。
このタイの缶詰は缶を紙で包んでいるのが面白い。

缶詰を空けると、葉っぱや唐辛子が入っていた。
唐辛子が丸ごと一本入った缶詰なんて日本では珍しい。
缶詰の魚だから身は柔らかだろうと思ったが、意外としっか
りしている。
「美味しい?」ヌチャナートが聞く。
「うーん、まあまあだな」
タイの庶民はこの缶詰を空けて、そのまま食べているようだ。
食えるけど、感激の美味さではない。
「ヌー、これを温めてくれないか?」
ヌチャナートは器ごと電子レンジにいれてチンした。
温めると、魚から水がでるのだろうか、器の底に水分が増えて
いる。旨みもぐーんとよくなった。

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鰯をグリーンカレーで煮込んで缶詰にするなんて日本人の発想
にはない。食習慣の差を面白いと感じさせる一品だ。

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2008/1/19

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トムヤンタレーか鮟鱇鍋か

嬉しそうにニコニコ笑いながら買ってきたものを見せる。
手には鮟鱇の切り身が入っている。
「今晩は鮟鱇鍋にしましょうよ」
ヌチャナートは本当に鮟鱇が気に入っている。
タイでは鮟鱇なんて食べない。
こんな物は食べないだろうと思いながら鮟鱇鍋をやったら、
ヌチャナートは一度で鮟鱇が好きになってしまった。
鮟鱇を丸ごと買ってきて、吊るし切りまでやるようになった。
「ヌーは吊るし切りをどうやって覚えたんだい?」
「テレビで見たのよ。大きな鮟鱇を切っていたわ」
日本語はわからないのに、料理番組は熱心に見ている。
そうやって鮟鱇の捌き方を覚えた。

鮟鱇の白くて柔らかな味は俺の好みにもあっている。
土鍋で鮟鱇を煮た。
「火は強くしなくてもいいわ。ゆっくり食べましょうよ」
酒を飲みながら鮟鱇が煮えるのを待つ。
ウチの鍋に使うタレは唐辛子入りの辛いタレだ。
日本の料理なのかタイの料理なのかわからない。

白菜や春菊から水がでてきて、土鍋の淵まで水が上がってきた。
ヌチャナートはスプーンで水をすくって飲む。
「いい味よ」
野菜と魚でいい出汁がでている。
鮟鱇の他にヤリイカやエビも入れた。
これじゃあ、鮟鱇鍋だかトムヤンタレーだかわからない。
日本の料理だかタイの料理だかわからないが、美味しい料理だ。
いろいろな材料をごった煮にした物は何処の国の料理でも美味
しいもんだ。

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2008/1/19

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