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2008年11月 7日 (金)

ご飯がないからパットママー

今日はご飯がない。新たにご飯を炊くのも面倒だ。
「ご飯がないわよ。どうすんの?」
「うーん・・・・・・?」
どうすんの?なんて言われても困る。
自分で何を食いたいか考えるのが面倒なのだ。
だからいつも「なんでもいい」と応える。
その代わり俺は出された物は何でも食べなくてはいけない。
覚悟ができているから「なんでもいい」と言えるのだ。
今日はちょっと違った。食べたい物を指定した。
実は、本当にそれを食べたいのではなくて、思いついた料理の
名前を挙げただけだ。
「パットママー」
これはインスタントラーメンを使ったヤキソバだ。
ママーというのはタイで一番人気のあるインスタントラーメンの商品
名だ。インスタントラーメンの代名詞にもなるほどママーの名前は
浸透している。このインスタントラーメンは汁麺だ。これを使って
ヤキソバにしたものがパットママーだ。

インスタントラーメンを日本では汁麺以外に使わない。
日本人はインスタントのヤキソバが食いたければ、ヤキソバと書か
れた商品を買ってくる。ヤキソバをインスタントラーメンを使って
作るのは違法ではないが、異質、異端な料理法だと考えられている。
製造元は汁麺として売り出しても消費者はそれを素材と考え、汁麺
をヤキソバに使ってもいい。
この点 タイ人は日本人よりも考え方に柔軟性がある。

パットママーはタイでは人気がある。家庭料理として食べられている
だけではない。日本人の感覚では分からないことだが、屋台の店先
でもママーの袋が飾ってあり、それを調理して出してくれる。
レストランのメニューにもパットママーとあるのには驚かされた。

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俺がパットママーと言ってから、直ぐに料理が出来上がってきた。
出てきたのは茹で麺の上に肉や野菜を炒めたものを乗せた
ラタナーだった。日本の餡かけそばだ。パットママーではなかったが、
これも美味しい麺の食べ方だ。


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2008/11/6

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味噌汁に唐辛子

「スープいるでしょ?」
「うん」
当然、タイのスープが出ると思った。
出てきたのは味噌汁だった。これをウチではナムスップミソと言って
いる。いい味の味噌汁を作るようになった。
お隣に持って行っても日本の味だと言われると思う。
その味噌汁なのだが、タイ料理と一緒に食べると、味ががらりと
変わってしまう。冷めた味噌汁なんて不味くて食えない。
あつあつの味噌汁をふうふう言いながら食べるのが、味噌汁の
正しい食べ方だ。
味噌汁に七味唐辛子をかけると風味がましてうまい。
俺の好きな味噌汁の食べ方だ。
味噌汁にかける七味唐辛子の中に含まれる唐辛子の量はちょっぴ
りだ。タイ料理に使う唐辛子は多い。
口の中は既に唐辛子の辛味で火を噴いている。
そこにあつあつの味噌汁が入った。
火に油をそそいだような、辛さが襲った。
俺は味噌汁を食うのを一時中断した。
「おいしい味噌汁よ」
そう言いながら、ヌチャナートは味噌汁を平らげた。

2008/11/8


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インスタントラーメン文化とママー

タイで一番人気のあるインスタントラーメンは「ママー」というブランド
の商品だ。「ママー」はインスタントラーメンの代名詞みたいな存在
だ。インスタントラーメンの種類はタイでも多い。
次々と新商品がだされるようだ。
食べ方は日本と同じだが、麺が少ないので湯の量も少なくする。

インスタントラーメンと言うのは日本では家庭内で食べる物だ。
家の外で食べることはない。例外はカップ麺だ。
コンビニでカップ麺を買い、魔法瓶のお湯を入れて、店で箸を貰い、
店先に座って食べている高校生をよく見る。

これがタイに行くと様相がちょっと違う。インスタントラーメンは屋台
などの定番料理なのだ。屋台のラーメン屋を覗くとガラスのショウ
ケースにママーが入っている。
注文するとママーにスープを加えて出してくれる。屋台とは言え、
料理店だ。料理店でインスタントラーメンを食べるなんて日本人の
感覚にはない。日本の屋台ラーメンに「◎◎チキンラーメン」なんて
置いても絶対に注文する人はいない。インスタントラーメンの袋を
屋台で見た時、
「何でこんなもんが売れるのだ?バッカじゃなかろか!」と思った。
どうしてこんな商売がタイでは成り立つのか不思議に思うだろう。

それにはそれなりの文化背景がある。
タイの食生活は極端な話、外食が基本だ。独身者の場合、家で料理
を作ることはない。大通りに出れば必ず屋台がある。裏通りのこんな
所にもと思われる場所に飯を食わせる店がある。
腹が減ったら、近くの店か屋台へ行って食べる。
あるいは店で料理を買って帰り、自宅で食べる。
「飯は買って食う」という社会構造が出来上がっている。
日本の場合、料理店で飯を食うのは特別な場合だから、綺麗な店、
グルメ情報にある店に行く。
タイの場合、外食は日常の食べる行為だから、着飾ってグルメレス
トランに行くことはない。腹が満たされればいいのだから、普段着で
近所の店や屋台に行く。
旨い物を出せば、裏通りでも店をやっていける。
自宅にガスも調理道具もない家も多いと思う。
市場や近所の雑貨店で袋入りのママーを買ってきても食べることが
できない。そんな状況だから、インスタントラーメンのママーが食い
たければ屋台でそれを注文するしかない。

それに気づけば、タイの屋台ではインスタントラーメンを定番料理
としてだせる理由を理解できる。

2008/11/8


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2008年11月 3日 (月)

肉ジャガ風

「いつもタイ料理ばかりだから、今日は日本の料理を作るわ」
そう言いながら料理を作り始めた。
「味噌味にするわね」

日本人は「タイ料理はくさい」と言う。
ウチでは珍しい味噌のにおいがし始めた。
あまり嗅がないにおいだから、味噌はくさいと感じた。
慣れ親しんだにおいはくさいと感じないが、たまに感じるにおいは
くさいと感じるものだ。日本人と結婚した白人が味噌や醤油のにおい
がくさいという気持ちがわかる。このにおいをタイで嗅いだなら、
タイ人も「日本人の料理はくさい」と言うはずだ。

「日本の料理は簡単でいいわ」
普通の家庭で食べる日本の料理は、切って調理するだけだ。
タイ料理の場合、香草を臼でポクポクと叩き調味料を自分で作り、
野菜や肉を作り上げた調味料と一緒に加熱する。調理の工程が
一段へるから、日本の料理は簡単でいいとヌチャナートは言うようだ。

肉ジャガ風の料理が出来てきた。
「生唐辛子をいれるでしょ?」
深く考えずに生唐辛子を入れて貰うことにした。
俺の頭の中では肉ジャガに七味唐辛子を入れる感覚だった。
何時ものタイ料理を食べる感覚で、唐辛子と肉ジャガをスプーンで
とって口に入れた。日本の料理はタイ料理に比べて塩分が多い。
それと日本の料理は温度が高い。
塩分が多い上に温度が高い料理に生唐辛子が加わった。
唐辛子の辛味が強烈にきた。

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タイ料理の場合、香草の香りに隠されて米の香りは感じない。
ウチではタイ料理ばかり食っているので、安い米でも十分に間に
合う。肉ジャガと米の飯の場合、米の香り、米のウマさの差が
はっきり分かる。
こういう料理の場合は、旨い米が欲しいな。

2008/11/2


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焼茄子

今日は茄子を焼いた。タイにも焼茄子はある。
タイの青空市場に行く。日本人にはお祭広場のように見えるが、
これがタイの日常生活だ。ここで必要な物を買って行く。
その市場が楽しい。客と店との対話がある。
俺のいい加減なタイ語を聞いて、いろいろ教えてくれる。
飾り気のなさ、人なつっこさが青空市場にはある。
そんな市場で焼茄子が売られている。
タイの茄子だから緑色だ。焼茄子は美味しいんだよね。

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今日は日本風にした。生姜と葱と醤油で食べた。

2008/11/3

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芋茎のトムチュート

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スーパーに生の芋茎があった。それを見るとヌチャナートは駆け
寄った。あまり、生の芋茎を見かけない。
ヌチャナートは生の芋茎が好きらしい。
芋茎を見かけると必ず買う。
今日は芋茎と竹の子と豚でトムチュートにしてくれた。
コブミカンの葉で香りをつけた。
これは日本人にも受ける料理だ。
慌てて食べると芋茎は熱いから気をつけないといけない。

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2008/11/2


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青いパパイヤ

数年前には青いパパイヤを買うにはタイの食材店に行かなくては
ならなかった。値段も高かった。タイでパパイヤが幾らなのか知って
いるので、タイ人の感覚では法外に高い値段のパパイヤを買う気
にならなかった。
最近は、スーパーでも青いパパイヤを見かけるようになった。
それを見ると、大好きなソムタムを作るたにヌチャナートは必ず買う。

タイ人が美味しいというソムタムは魚の漬物を入れるから、くさくて
食えない。魚の漬物ならまだいい。タイでは沢蟹のような小さな黒い
蟹を生きたまますり臼のような器にいれて
叩き潰して食べる。
沢蟹には寄生虫がいるのではないかと心配で俺は食べられない。

最近、俺はソムタムを食べない。俺が食べないからヌチャナートは
自分好みの味にしている。
「おいしいわ」一人で呟きながら食べている。
俺は冷ややかに見ている。
辛いソムタムが欲しくなると、やたらと唐辛子を加えるみたいだ。
それをヒィヒィ言いながら食べている。
ヌチャナートが辛いと言うのだから、相当に辛い。
辛さに参ってしまうのかと思うと、そうではない。
「ヒィー!辛い!辛くていいわ!」
そう言いながらまた辛いソムタムを食べている。

ウチでは青いパパイヤをソムタムにしているが、日本人の家庭では
青いパパイヤをどのように食べる
のか?
まさかソムタムにするのではないだろう。
サラダにするのかな?味噌汁の具にもなるな。

今までパパイヤは熱帯の果物という位置づけだったが、これから
はパパイヤは野菜となるな。

2008/11/3


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2008年11月 2日 (日)

ぶっかけ飯

料理の名前を忘れたからぶっかけ飯としておこう。
タイの屋台などでよくある食べ方だ。
これを食いながら思った。
牛丼、天丼、親子丼、カツ丼などは日本のぶっかけ飯だ。
天丼に松竹梅の位があるとしよう。奮発して松の位の天丼をタイ人
にご馳走しても、タイ人は屋台で食べる安いぶっかけ飯を思い出す
のではないかな?

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日本人の食事作法ではおかずを飯の上に乗せて食べるのは
お行儀が悪い、見苦しい食べ方だ。
こうやっておかずを飯にぶっかけて食べると、美味しい。
どうして日本人は飯を美味しく食べられるぶっかけ飯をお行儀が
悪いとしたのだろう。主食である米の飯をいかにおいしく食べるか
突き詰めて食文化が出来上がっていく。
温かいご飯に刻んだお新香を混ぜると旨い。これも行儀が悪い
食べ方だ。こう考えると、日本の食事作法はご飯を美味しく食べる
方法を無視しているな。

2008/11/1


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茄子を炒める

ここ暫くは茄子料理が続く。先日、タイの丸茄子を大量に買い込ん
だ。緑色の丸茄子をタイカレーに入れても日本人は驚かないが、
タイ人は煮込み料理より、丸茄子を生食するのを好むのを知ると
日本人は驚く。ヘタの部分を切り落とし、十文字に切り込みを入れ
る。パカっと丸茄子を割って唐辛子ペーストをつけて食べている。
やってみると、あんがい旨い物だ。

その他にバーゲンで日本の紫色の茄子を買って来た。
安いから買い込む主婦の習性で買ったものだ。
丸茄子の上に日本の茄子が加わった。
しばらく茄子料理が続くことを覚悟した。

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バーゲンの茄子で炒め物を作ってくれた。
茄子の炒め物はどのように味付けしても美味しく食べられる。
秋茄子は嫁に食わすなという言葉がある。
確かに秋は茄子が旨い季節だ。

2008/11/1


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西洋梨とタガメの香り

西洋梨を買った。この香りはタイ人が料理によく使うタガメの香りに
似ている。柿のような寒い所で育つ果物もタイでは売っている。
おそらく恐らく中国から輸入されたものだろう。
まだ西洋梨がタイで売られているのを見たことがない。
ヌチャナートが知らない西洋梨を食べさせて、タガメとの関係を
知ってもらおうと思った。

タガメと言うのはゲンゴロウの親分のように大きな昆虫だ。
英語ではwater beetleという。beetleと言うのだから甲虫の仲間
らしい。水棲の甲虫と英語国民は考えるのだ。なんとなく笑った。

タガメをタイ人は食べるし、バッタよりも高い値段で売っている。
どうやら油で揚げてあるようだ。何度か食べようと思い買ったの
だが、勇気がなくて食べられない。昆虫とは言え、食べ物だ。
食べ物を食べるのに勇気が必要なのに笑った。
頭の中では安全な食品だとわかっている。
しかし昆虫は食べモンではないと思っているから、食べだすには
勇気が必要なのだ。買ったが食べないタガメを子供に上げると、
美味しそうに食べる。思い切ってタガメを食べたら、翌日は腹を
壊したという話を何処かで読んだ。
俺は思うにそれはタガメのせいではなく、別の要因だと思う。

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店で売られているものはオスだかメスで香りがない。
食べたことがないのに、断定するのはいけないな。
香りを出す物は高値で別の所に売るようだ。
タガメを買い取った会社はタガメから香りのエキスを抽出する。
そのエキスをちょっぴりサラダに混ぜる。
実に華やかな西洋梨の香りが漂う。
女はその香りに酔う。みんなうっとりとした表情で「美味しい、
いい香り」となる。その香りがタガメから来ていると知ると、途端に
食が進まなくなる。

タガメのエキスを小さな瓶に入れて売っている。
タイ人にとっては便利な商品なのだが、俺はこのエキスが入った
サラダもなんとなく食べない。

2008・11・1


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蕪のトムチュート

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蕪のトムチュートを作ってくれた。蕪の上の黒いボツボツは黒胡椒
だ。漬物にするのかと思った蕪を煮込んだ。
蕪を漬物にすると歯ざわりがしゃきしゃきしている。
煮込んだ蕪はしなやかで口の中でとろける。
長ネギも甘くて美味しい。
生のナンプラには強いにおいがあるが、こうして加熱するとにおい
が飛んでしまい旨味だけが残る。
この蕪のトムチュートなら西洋人も「おいしいスープ」評価するはずだ。

2008/11/1


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