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2009年1月26日 (月)

唐辛子と山葵

辛味というのは麻薬のように耐性ができて、より辛い物を求める
ようになると聞いていた。俺の経験でもそれは正しいような気が
する。俺もちょっとくらいの辛さでは辛味を感じなくなっているからだ。

昔、タイの屋台で唐辛子ソースを作っているのを見た。ナンプラに
唐辛子をどさっと入れて味見をして考えながら作っていた。
「あんなに唐辛子が入っているのに、ちゃんと味を聞き分けられる
のだ」と俺は感心した。

俺も毎日、辛い料理を食べているので、辛味にたいして耐性が
できたようだ。昔は、一人前のカレーに唐辛子が一本入ったなら、
とても辛くて食えなかった。今では平気で食っている。
辛味に慣れたら、おかしな変化に気づいた。

辛味の段階を1から50まであるとしよう。
50というのはタイ人が激辛という辛さとする。
タイ人の普通の辛さは25から30位だとする。
40になるとタイ人もちょっと辛いと言う。そんな物差しを想像しよう。
日本人がピリ辛というのは5-10かな。
10から20で中辛から大辛、25になると激辛かな。
それ以上の辛さは もうみんな辛い物で辛さの強さなんて見分け
られない。

いつも辛い物ばかりを食べているので、俺はピリ辛と言われる
程度の辛味では辛味を感じなくなっている。
辛さの弱さを見分けられなくなっている。その程度の辛さは
刺激にならない。

辛い料理ばかり食べさせられるので、山葵をタイに持って行き、
タイ人に山葵を食べさせた。辛さで仕返しをするつもりだった。
何も知らないタイ人は山葵をたっぷりつけて食べた。
「うっ!」と言ってタイ人は鼻を押さえた。
「辛いか!」
「辛くないが、鼻が痛い!」
「日本人はいつもこんなものを食べているんだぞ!」
俺は単純に「勝った!」と思い笑った。
これで日本人はタイ人より辛さに強いと思ったのは早計だった。

和食がタイでもブームになっており、タイ人も山葵を食べる機会
が増えた。鼻にツンとくる刺激に慣れると、日本人がびっくり、
飽きれるほど山葵をつけてタイ人は和食を食べる。
どうしてなんだろうね?
ベトナム人もたっぷり山葵をつけて食べているのをテレビで見た。
唐辛子の辛味に慣れている人は、山葵にも同じ程度の刺激を
求めるようだ。
辛さに関しては東南アジアの人には適わない。

2009/1/26


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