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2009年1月24日 (土)

タイの屋台とトイレットペーパーの謎

タイの屋台の話をする前に、最近気になっていることを話す。
デパートなどのトイレで用を足して、トイレットペーパーの端をもって
引っ張る。ツルツルと紙が伸びてくるのは同じだが、何かおかしい。
トイレットペーパーのロールが回転しながら左右に揺れるのだ。
こころなしか、ロールとホールダーの間の隙間が大きい。
紙の幅を計ってみようと思っていたが、まだ測っていない。

タイの屋台で飯を食おうとする。屋台にはナプキンがないが、
こんな容器に入ったトイレットペーパーが置いてある。
これがナプキンの代わりだ。
これで口や手を拭く他にこのトイレットペーパーには重要な役目が
ある。食事の前に皿やスプーンなどをこのトイレットペーパーで
拭くのだ。

裏事情を知らない日本人には彼等の行動を理解できないし、
食卓にトイレットペーパーを置くなんて汚らしいと思う。
食器を洗う場合、屋台では3-4個の盥を用意している。
最初の盥には洗剤が入っている。ここで皿を洗う。
2番目の盥で洗剤を落とす。
3番目の盥ですすぎ洗いをする。
最初の盥の汚れが酷くなると、水を取り替えて3番目のすすぎ洗い
の盥に昇格する。
2番目の盥は降格されて洗剤を加えて汚れ落としに使われる。
十分にすすぎ洗いされているとは限らない。
そこでトイレットペーパーでごしごしこすって洗剤などを落とす。

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こんな目的にトイレットペーパーが使われるからだろうか?
タイのトイレットペーパーは日本の物より高級だ。
庶民でも真っ白でエンボス加工された柔らかなトイレットペーパー
を使っている。俺たちから見ると、トイレットペーパーだが、
タイの庶民はトイレで紙を使わないから、トイレットペーパーを
便所紙とは思っていないかもしれない。

ティシュウやナプキンを使うより、再生紙のトイレットペーパーを使う
ほうが環境に優しいと思い、トイレットペーパーを入れる容器を
買って来た。トイレットペーパーなんてみんな同じと思っていた。
ところが日本のトイレットペーパーを入れようとすると蓋が閉まら
ない。日本の物はタイの物より幅が広い。
せっかく買って来たのに使えないのは残念だ。
トイレットペーパーの幅を調べた。
近くの薬局で売っている物は114ミリ、100円ショップの物は110ミリと
107ミリであることに気づいた。107ミリの物だと容器に入る。
食卓に置く目的の為に107ミリのトイレットペーパーを買っていた。
それがここ数ヶ月品切れしている。店に聞くと、
「そうなんですよ。最近、入ってこないのですよ」とのこと。
もうこの容器を使うことができないと諦めていた。100円ショップに
行くたびにトイレットペーパーの幅を調べていた。
昨日、巻きの細いトイレットペーパーがあった。
幅を見ると100ミリだ。幅を細め、巻きを細くして4巻100円にして
いる。実質的値上げだ。
これでデパートのトイレットペーパーの謎が解けた。
売り上げが落ち込んでいるデパートは経費の節減をしなくては
いけない。その波がトイレットペーパーにも押し寄せたのだ。

2009/1/23


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