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2009年3月 3日 (火)

廃材の所有者

国道を走るとあちこちに立て看板が立っている。
広告の種類は建売住宅から食い物までなんでもある。
立て看板の多くはビニールコーティングされた布製だ。
それも時間がたつと壊れる。
壊れた立て看板はその場所にそのまま放置される。

看板だからちゃんとした板と材木で作ってあると思うだろう。
そんなもので看板を作ったなら、すぐに材木泥棒に壊される。
看板を壊されないように、或は経費節減のために古材・廃材・
木の枝で看板を作る。日本人から見たら価値のない材木や枝だ。
まあ、この広告を見てくれ。これは立て看板としては小さい。
大きな物でも似たような構造だ。

P1080148pct13_2

この広告を後ろから見るとこんな具合だ。
どう見ても廃材だ。

P1080147pct13_2

何かの理由で棒を探していた。
立て看板が壊れて放置されている。
そこにある廃材が目的にちょうど合う。
「この木を貰おう」
同行したタイ人が「だめだめ!」という。
「えっ!?」
「それはこの土地の所有者の物だから、勝手に持っていくと怒ら
れる」
日本人から見るとごみとしか思えない廃材にも所有者がおり、
所有権を主張する。俺が知らないタイを見て驚いた。

誤解されると困るし、タイの名誉の為に一言付け加えよう。
廃材で作った立て看板もあるが、ちゃんと土台をつくり鉄骨を組み
上げビルの三階ほどの高さに取り付けた縦横10x20メートルほど
の大きい看板も数多くある。日本では見ることがない、大きな
広告塔だ。もっとも、こんな大きな看板を日本で作ったなら、景観の
邪魔だと訴訟になるのは間違いない。

2009/2/16


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