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2009年3月 2日 (月)

カツドンを食べるタイ人

和食の店が増えている。見かけは料亭のような作りの店だが、出し
ている料理はギョウザ、海老フライ、カツドンなんてものだ。
味見をする気にもならない。ガラス越しに店内が見える。
和食レストランで食事ができる階級はタイの上流階級だ。
若いタイの女がカツドンを食べていた。
彼女の食べ方に何か違和感を感じ、彼女の食べ方を見た。
彼女の手には箸ではなくてフォークとスプーンが握られている。
フォークでご飯をスプーンに乗せ、スプーンを口に運ぶ上品な食べ
方をしている。さすがお嬢様という食べ方だ。

お嬢様の食べ方を見ながら、俺は考え込んでしまった。
人間の習慣、常識は簡単に修正できないのだ。
お嬢様はカツドンをフォークとスプーンで食べるのが正しい食べ方
だと思っている。その食べ方はタイ料理の正しい食べ方だが、和食
の食べ方ではない。

ここは和食レストランだ。カツドンは箸で食べるものだ。
カツドンなんて料理は丼を手で持って、丼の縁に口をつけて、箸で
飯を口に押し込むのが日本人の食べ方だ。
これは上品な食べ方ではないが、時間がないサラリーマンの昼飯
の食べ方として日本では容認されている。

タイで和食レストランに入り、カツドンを注文した日本人は日本の
習慣通り丼を手に持って食べるだろう。タイ人から見ると何と下品な
食べ方と映る。

2009/2/18


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