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2009年3月12日 (木)

箸の属性

お父さんの箸、お母さんの箸、誰それの箸と日本人の間では決まっ
てい
る。間違ってもお兄ちゃんは妹やお父さんの箸を使わない。
これは日本の習慣であってタイにはない習慣だ。
タイで使う箸は中国風の太い箸だ。安い箸は何の模様もない。
沢山ある箸の中からどの箸を選んでも同じだ

この箸は誰の物という人的属性がタイにはないから、手近にある箸
使って食べる。

日本の箸をタイに持っていった。
箸の手元は一膳ずつ色分けされている。日本人は黙っていても同じ
色の
箸を二本選ぶ。片方は赤でもう片方は黄色という選びかたは
しない。必ず両方とも赤か黄色を選ぶ。
日本の箸には綺麗な模様が描かれることもある。
その模様は二本の箸をそろえると完全な模様になるように描かれて
いる
。日本人は模様が完全になるように箸を選ぶ。
このように、色分け、模様分けされた箸にも属性があると日本人は
考え
ている。この箸はこっちの箸と一緒にならなくてはいけないと
考えてい
る。箸は夫婦のような物と言える。

これがタイ人になると反応が違う。
赤と黄色の箸を組み合わせて出してくる。それに疑問を感じない
ようだ
。俺は落ち着かない気分で箸を使った。
この箸は誰に属するという観念はタイ人にないのは知っていた。
赤い箸は赤い箸と一緒にしなくてはならないという観念もないこと
を知
り驚いた。次にどんな箸の出し方をするか見たかったので、
「同じ色の
箸を揃えてだすものだよ」と言おうとしたが止めた。
毎回、異なる色の組合せで箸を出してきた。
日本人は箸に属性があると考えるがタイ人は箸の属性なんて考え
ない。食文化はこんな所にも差があるのだ。

2009/3/12

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