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2009年3月19日 (木)

いなり寿司に生唐辛子

子供の頃近所に美味しいいなり寿司を売る店があった。
その店は繁盛し
ていた。油揚げの味付けが塩っぱかったと記憶して
いる。
「トーフウ戴いたの。食べる?」
ヌチャナートが話す「トーフウ」はタイ語で豆腐のことだ。
見ると、手にしているのはいなり寿司だった。
油揚げは豆腐を揚げた物だから「トーフウ」に間違いはない。
でも「トーフウ」と言われると油揚げとは別物の感じがする。

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いつも辛いタイ料理ばかりだ。辛くない日本の飯を食ってみるか。
ひとつ、食った。子供の頃の感激は戻ってこない。
このいなり寿司は味付けが甘いからか?
それだけではないな。飽食、美食の時代になり、味付けした油揚げ
の中
に飯だけを詰め込んだいなり寿司は物足りないと感じるように
なってい
る。肉や野菜も詰め込んで欲しい。
そんな贅沢な気持ちが沸いている。
最初の一口は甘い料理は美味しいと感じる。
甘い料理は口が疲れる。すぐに飽きがくる。
いなり寿司の中に唐辛子を加えた。すると辛味が甘味を払拭し良い
味に
なった。
「これなら、食えるな」
次のいなり寿司も油揚げを開き、また唐辛子を加えた。

唐辛子の強い刺激を受けていると、唐辛子がないと飯が食えない。
この
いなり寿司が不味いのではない。俺の味覚が変化しているのだ。
いなり寿司に唐辛子というおかしな組合せだが、二つ三つと食って
いる
うちに冷たい水ではなくて、熱い緑茶が欲しくなった。
久しぶりに日本
の熱いお茶を飲んだ。
これは日本人の食の感覚だ。
俺は日本の食の感覚を取り戻した気がした

子供の頃に得た、食習慣はいつまでもいつまでも続くのだ。

2009/3/18

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