« 箸の属性 | トップページ | 金銭感覚 タイの紙幣 »

2009年3月13日 (金)

タイで好都合な帽子

俺は無帽で歩き、頭の皮膚がちりちり焼ける感覚が好きだった。
タイのような暑い所では帽子を被らないと日射病になると言われて
いるが、帽子を被るとおでこが痒くなるのがイヤだった。
たいてい無帽のまま歩いていた。

熱帯で被る帽子には二種類ある。
どんな帽子がよいのか身をもって試してみることにした。

まずはアフリカ探検隊の隊員が被っている白くて分厚い帽子だ。
暑い所で厚い帽子を被ったなら暑いのではないかと思っている。
でも多くの探検隊があのような帽子を被るのだからあの方が良いの
だろう。探検隊の白い帽子はないから、ウチにある最も分厚い帽子
を使った。日本では冬に使う帽子だ。

次に薄くて軽い帽子がある。俺が使ったのは日本で夏に使う布製
の白っぽい帽子だ。
分厚い帽子を被ると頭が蒸れて直ぐに帽子を
脱ぐと思っていた。しかし、そんなことはなかった。
分厚いから汗が帽子に染みる。その汗が蒸発する時に気化熱を奪
うからだろうか、頭が暑い、頭が蒸れるという感じはしなかった。
予想外の出来事で驚いた。

薄い帽子を被ってみた。厚い帽子を被った時と大差がない。
帽子を被り続けると、帽子なしではいられなくなる。
強い日差しを帽子が避けてくれ、頭が焼ける感じが不快になる。
帽子がないと太陽に照らされて暑いというより、火に近づいて熱い
という感じになる。

熱帯ではどんな物でも良いが帽子を被った方が良さそうだというの
が俺の実験結果だ。

帽子に布が付いており、首筋から顔を覆うことができ、目だけがでる
タイプの帽子がある。外で働く人、道路を清掃している人々がよく
被っている帽子だ。あの帽子が一番よいのではないかな。

日本ではスキーをする時に被る毛糸の目だし帽がある。
トラックの荷台に乗っている人が、毛糸の目だし帽を被っている。
「あんなものを被ったなら、暑いのではないか?」
日本人はそう思う。高速で走るトラックの荷台に30分も乗って見ると
わかる。風で息苦しくなる。耳たぶが旗のように揺れ、バタバタと
音がする。目だし帽を被っているとそれを防げる。

日本で農作業の時に使う麦藁帽子に似た帽子がタイにもある。
幅広のつばが首筋に影を落とし暑さを和らげるのではないか?
このような帽子の形は経験的に作り出し定着したものだ。
軽く、つばが広い麦藁帽子が昔から使われているのには、それ
なりの理由があるのだと改めて認識した。

話は横道に入るが、現在では麦藁帽子=>農家と連想が進む。
では日本で麦藁帽子と農家が結びついたのは何時からだろう?
江戸末期の農家は手ぬぐいで頬被りだった?
そうすると明治以降だろう。
「少年よ大志を抱け」のクラーク博士が日本に持ち込んだ?

2009/3/13

|

« 箸の属性 | トップページ | 金銭感覚 タイの紙幣 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/68615/28596069

この記事へのトラックバック一覧です: タイで好都合な帽子:

« 箸の属性 | トップページ | 金銭感覚 タイの紙幣 »